激走ミッキーヌチバナ、老兵の意地が魅せた3着!波乱のエルムSで輝く|競馬-神がかり

真夏の札幌を舞台に行われたエルムステークス。4,5歳馬が躍動する一方で、このレースでひときわ輝きを放ったのは、7歳のベテラン、ミッキーヌチバナでした。人気薄ながらも、老練な走りで波乱を巻き起こした彼の激走は、多くの競馬ファンの心に強く刻み込まれました。その驚くべきレースを振り返ります。

エルムS札幌ダート1700G3【レース結果】

10番人気△ミッキーヌチバナ 3着激走‼️美咲ママ【激推し:穴馬】として推奨馬‼️⇩⇩⇩

レース結果

2025/8/9(土) 1回札幌5日 11R
エルムステークス G3
3歳上オープン (国際)(指) 別定
ダ右1700m 稍重
【本誌予想:推奨馬】
◎マテンロウスカイ
◯テーオードレフォン
▲ウィリアムバローズ
△ミッキーヌチバナ
✕ドゥラエレーデ、ロードクロンヌ、トロヴァトーレ
【参考:推奨馬券】
馬連、ワイド
◎流し―◯▲△✕✕✕
3連複
◎流し―◯▲△✕✕✕(15)
3連単
◎軸1頭流し―◯▲△✕✕✕(30)
2025年のエルムステークスの結果は以下の通りです。
1着:ペリエール (5番人気)
2着:ロードクロンヌ (1番人気)
3着:ミッキーヌチバナ (10番人気)
4着:ウィリアムバローズ (8番人気)
5着:ペイシャエス (7番人気)
2025年エルムステークスの払戻金は以下の通りです。
* 単勝:ペリエール 1,020円
* 複勝:ペリエール 300円、ロードクロンヌ 140円、ミッキーヌチバナ 2,360円
* 枠連:1-6 2,050円
* 馬連:1-6 3,560円
* ワイド:1-6 1,570円、1-2 10,620円、2-6 5,230円
* 馬単:1-6 6,360円
* 三連複:1-2-6 10,620円
* 三連単:1-6-2 60,680円

ご注意:この結果と払戻金は速報に基づいています。必ずJRA(日本中央競馬会)の公式発表をご確認ください。

レース回顧

札幌競馬場で行われたエルムステークスは、ペリエールが強敵を退け、ユニコーンステークス以来となる重賞2勝目を飾りました。

猛追、そして衝撃の勝利

レースは、ウィリアムバローズが先頭を奪う展開でスタート。本命視していたマテンロウスカイはスタートで出遅れ、後方からの競馬を強いられます。向こう正面で位置取りを上げるも、3コーナー手前では早くも手応えが怪しくなり、勝負どころで脱落。「嘘だろ!」と叫びたくなる、まさかの大敗を喫しました。もしかしたなら熱中症なのか?と疑いたくなる程の失速でした。

残り200m、勝負の直線。逃げるウィリアムバローズは、粘る泥人形のように重い脚を上げながらも、懸命に先頭を守ろうとしていた。だが、その背後に迫る2頭の影は、まるで牙を剥いた獣のようだった。

内から迫るペリエールは、その鞍上に佐々木大輔を乗せ、まるでジェット噴射でもしているかのような一気の加速で、ウィリアムバローズを抜き去る。続くロードクロンヌも、人気馬の意地を見せんと食らいつくが、ペリエールの加速力は常軌を逸していた。

それは、引き裂かれた大地の亀裂が広がるように、両者の差をぐんぐんと広げていく。

ウィリアムバローズは、もはや勝負の圏外へと押しやられていく。そして、ペリエールはロードクロンヌの追走を振り切り、一人、荒ぶる土煙の中を駆け抜けていった。

ウィリアムバローズは、もはや満身創痍の老兵のようだった。59kgの斤量が重くのしかかり、その脚は悲鳴を上げている。しかし、その背中に刻まれた闘志は消えていない。一歩でも先へ、と歯を食いしばり、必死にゴールを目指す。

そんな老兵に襲いかかったのは、後方からまるで弾丸のように飛んできたミッキーヌチバナ。こちらも7歳のベテランだ。

直線で外から猛然と追い込み、ウィリアムバローズを射程圏内にとらえる。まるで、老いた武士が最後の力を振り絞って応戦する中、別方向から現れた熟練の忍者が、あっという間にその懐に入り込むよう。

ウィリアムバローズは必死に粘るも、ミッキーヌチバナの豪脚は容赦なかった。まるで「お主、もう限界じゃろう」とでも言いたげに、滑るように追い抜いていく。そして、ゴール板を駆け抜けた瞬間、ウィリアムバローズは力尽きた。ミッキーヌチバナは、老いらくの戦いに勝利し、颯爽と3着に入線した。

まさかの”お尻アタック”

残り200m、勝負はここから。大外から弾丸のように飛んできたミッキーヌチバナは、満を持してスパートをかけた。その隣では、ブライアンセンスも絶好の手応えで追い出しにかかる。

両馬がほぼ同時にグンと伸びた、その瞬間!

「うわっ、ごめん!」

ミッキーヌチバナが、内によろめく。その揺れが、まるで

「おっとっと」

とでも言っているかのよう。そして、思いっきりぶつかったのだ。狙いを定めていたブライアンセンスの鼻面に、ミッキーヌチバナの大きな、立派な、そのお尻がドスンと。

ブライアンセンスは、まるで「何しとんねん!」と言わんばかりに、一瞬体勢を崩してしまう。

最高のタイミングで仕掛けようとした矢先、お尻アタックを食らったブライアンセンスは、完全にリズムを狂わされた。

一方、ミッキーヌチバナは、何事もなかったかのように再び体勢を立て直し、グイグイと伸びていく。

まるで「ごめんごめん、ちょっとお先に失礼!」と悪びれる様子もなく、そのまま3着へと入線した。

ブライアンセンスは、不運としか言いようのない、その一瞬の出来事に泣きを見た。競馬の神様は、時に滑稽で残酷なイタズラを仕掛けるものだ。

競馬-神がかり

【馬券考察】

美咲ママ、穴馬ミッキーヌチバナで高配当!悔やまれる馬券戦略

美咲ママが推奨したミッキーヌチバナは見事に3着へ入線。複勝で23.6倍という高配当を叩き出しましたが、ですが本誌予想の方は惜しくも馬券の的中には至りませんでした。

これだけでも的中していれば、「虎の威を借る狐」のように、結果的に成功を収めた形になっていたかもしれません。人気の割れたレースで、穴馬を見つけ出す眼力はさすがの一言です。

しかし、本命に推したマテンロウスカイの大敗によって、馬券全体が不的中に終わったのは悔やまれます。今後は、穴馬選別の能力を活かし、少々買い目を増やしてでも、推奨馬の複勝を抑えることが賢明な戦略となるでしょう。

ミッキーヌチバナの激走は、今後の馬券戦略を見直す上で大きなヒントとなるに違いありません。

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