エコロヴァルツEcoro Walz 牡4 黒鹿 2021/02/14生
血統
父ブラックタイド
父ブラックタイド[主な産駒]キタサンブラック(G1-7勝)、カムニャック(優駿牝馬)
母プティプランセス
母プティプランセス25戦3勝の成績を収めました
* 3歳未勝利(2009年)
* 3歳以上500万下(2010年)
* 4歳以上1000万下(2011年)
2代母クリアーパス(USA)18戦3勝
- 【生産牧場】下川辺牧場
- 【馬主】原村正紀
- 【調教師】牧浦充徳(栗東)[重賞]3勝
【競走成績】
全成績[3,2,1,5]1800[3,1,0,1]
中山[1,1,1,1]右回り[3,2,1,3]
逃げ先行[3,1,1,2]
エコロヴァルツ、大阪杯で見せた成長と将来性
大阪杯:G1
2025/4/6(日) 2回阪神4日 11R
大阪杯 G1
4歳上オープン (国際)(指) 定量
芝右2000m (Bコース) 15頭
4着8枠14番 10人気 32.3倍
牡4 黒鹿 492kg(+4) M.デム(58.0)
⑧⑧⑩⑩-④ 差し 1:56.5 (33.8)
2025年大阪杯の着順結果(5着まで)は以下の通りです。
1着: ベラジオオペラ (2人気)
2着: ロードデルレイ (4人気)
3着: ヨーホーレイク (8人気)
4着: エコロヴァルツ (10人気)
5着: ホウオウビスケッツ (5人気)
2025年大阪杯の払戻金は以下の通りです。
* 単勝: 5番 ベラジオオペラ 510円
* 複勝:
* 5番 ベラジオオペラ 180円
* 13番 ロードデルレイ 260円
* 7番 ヨーホーレイク 340円
* 枠連: 3-7 650円
* 馬連: 5-13 1,720円
* ワイド:
* 5-13 730円
* 5-7 990円
* 7-13 1,460円
* 馬単: 5-13 3,300円
* 3連複: 5-7-13 6,910円
* 3連単: 5-13-7 30,910円
エコロヴァルツ、大阪杯で見せた成長と将来性
2025年の大阪杯で10番人気ながら4着と健闘したエコロヴァルツ。58kgという初の斤量を背負いながら、1000m通過57秒5、勝ちタイム1分56秒2というレコード決着のハイレベルなレースで、現役最強との呼び声高いベラジオオペラをはじめとする強豪相手に真っ向勝負を挑みました。
結果は4着でしたが、同世代の中では最先着を果たし、メンバー上位の上がりを記録。馬体重は朝日杯時と同じ492kgながら、その中身は肉体的にも精神的にも著しい成長を遂げた古馬へと変貌を遂げつつあることを証明しました。
この大阪杯での走りは、エコロヴァルツが単なるクラシックホース候補から、まさに大舞台で戦える真のトップホースへと成長した証と言えるでしょう。今後のさらなる活躍に期待が高まります。
「レコード決着の中、先行勢唯一の激走! エコロヴァルツ、心肺機能の限界を超えた!」
中山記念:G2
2025/3/2(日) 2回中山2日 11R
中山記念 G2
4歳上オープン (国際)(指) 別定
芝右1800m (Aコース) 16頭 良
2着2枠4番 3人気 6.9倍
牡4 黒鹿 488kg(±0) M.デム(57.0)充徳[西]
②③⑤③-② 先行 1:44.8 (34.2)
2025年中山記念(GⅡ)の着順結果(5着まで)は以下の通りです。
1着: シックスペンス (2人気)
2着: エコロヴァルツ (3人気)
3着: ソウルラッシュ (1人気)
4着: タイムトゥヘヴン (14人気
5着: クルゼイロドスル (9人気)
2025年中山記念の払戻金は以下の通りです。
* 単勝: 1番 シックスペンス 310円
* 複勝:
* 1番 シックスペンス 140円
* 4番 エコロヴァルツ 190円
* 8番 ソウルラッシュ 130円
* 枠連: 1-2 780円
* 馬連: 1-4 1,050円
* ワイド:
* 1-4 480円
* 1-8 260円
* 4-8 440円
* 馬単: 1-4 1,540円
* 3連複: 1-4-8 1,360円
* 3連単: 1-4-8 5,800円
「レコード決着の中、先行勢唯一の激走! エコロヴァルツ、心肺機能の限界を超えた!」
エコロヴァルツ、中山記念で見せた粘りと成長
2025年3月2日に行われた中山記念(GⅡ)で、エコロヴァルツは3番人気ながら2着と好走しました。コースレコードとなる1分44秒8というタイムでの決着は、前半が遅めの流れであったにもかかわらず、レース全体の質の高さを物語っています。
その中で、エコロヴァルツは先行勢が次々と失速する中、ただ一頭、見事に2着に粘り込みました。これは、彼の非常に高い心肺機能を強く示唆するものです。
また、最優秀マイラーであるソウルラッシュに先着を果たした点も特筆すべきでしょう。斤量差2kgの恩恵はあったものの、この結果はエコロヴァルツの著しい成長を示すものであり、今後の活躍に大いに期待が持てる一戦となりました。
ディセンバーS
2024/12/15(日) 5回中山6日 11R
ディセンバーS L
3歳上オープン 別定 良
芝右1800m (Aコース) 16頭
1着1枠2番 1人気 2.6倍 牡3 488kg(±0) マーカン(56.0) ③③③③-① 先行 1:45.2 (34.0)
レースラップ
35,8-34,5-34,9=1,45,2
3歳以上重賞ラップ
36,0-36,1-35,6=1,47,7
エコロヴァルツは、初の古馬対戦となったレースで、その卓越した能力をいかんなく発揮し、見事な勝利を飾りました。レースは、コンクシェルとビーアストニッシドが先頭を引っ張り、他の馬群は一団となってスローペースで進む展開となりました。4コーナー残り400mで、エコロヴァルツは満を持して動き出すと、残り200mで先頭に並びかけ、一気に抜け出しました
ゴール前では、ジューンオレンジが内ラチ沿いを猛追してきましたが、エコロヴァルツは1馬身¼差をつけて快勝しました。この勝利は、エコロヴァルツの能力の高さを改めて証明するものであり、今後の活躍がますます期待されます。
エコロヴァルツは、菊花賞での苦い経験を糧に、見事な勝利で完全復活を遂げました。陣営は、その実力に改めて自信を深め、今後の目標を春のG1レース、大阪杯と宝塚記念に定めているようです。
しかし、現時点でのレーティングが110に届いていないため、これらのレースへの優先出走権を確保することが、当面の課題となります。とはいえ、エコロヴァルツの潜在能力を考慮すれば、この目標は十分にクリア可能でしょう。
菊花賞の雪辱を晴らし、新たなステージへと駆け上がろうとしているエコロヴァルツ。その今後の活躍から、目が離せません。