ダイヤの原石!?サトノシャイニング、名馬サトノダイヤモンドになれるか

過去の勝ち馬には、スペシャルウィーク、ネオユニヴァース、そしてあの名馬サトノダイヤモンドなど、数々の名馬が名を連ねる出世レースとして知られています。

 サトノダイヤモンドは、その後、菊花賞を制覇するなど、競馬史に残る名馬へと成長しました。サトノシャイニングも、偉大な先輩に肩を並べる存在となるのでしょうか?

酔いどれ競馬評論家デニィが見る、今週のきさらぎ賞出走馬サトノシャイニングの素顔

諸君、ご機嫌いかがかな? 酔いどれ競馬評論家デニィこと、この私めが、今宵もまた、競馬の奥深き魅力に取り憑かれた一人として、筆を執らせていただく。さて、今回のターゲットは、今週のきさらぎ賞に出走を予定されている、期待の新星、サトノシャイニングだ。まずは、プロフィールから紐解いていこう。ふむ、血統背景はさておき、まずはレース結果から見ていこうか。

  • レース戦績
  • 2024/11/16 東スポ2歳S(G2) 2着
  • 5東京5 11R 曇 芝左1800m(C) 良
  • 9頭立て 3番人気 5.7倍
  • 8枠9番 492kg(+2)
  • 騎手: 松山弘平(56.0)
  • ①①①-② 逃げ 1:46.9(33.5)
  • クロワデュノール(0.1)
  • 調教動画: 11/13
  • 2024/09/22 2歳新馬 1着
  • 3中京7 5R 小雨 芝左2000m(B) 良
  • 11頭立て 2番人気 3.6倍
  • 6枠6番 490kg
  • 騎手: 松山弘平(55.0)
  • ②②③③-① 先行 2:04.3(33.7)
  • ミラージュナイト(-0.3)

なるほど、新馬戦を快勝し、前走の東スポ2歳Sでも強豪相手に2着と、その実力は確かなようだ。特に、前走では、逃げ粘って2着を確保しており、勝負根性も持ち合わせていると言えるだろう。

調教動画

調教動画も確認してみたが、なかなか良い動きを見せている。特に、2/5の調教動画では、軽快なフットワークで駆け抜けており、好調を維持していることが伺える。

デニィの見解

さて、ここまでの情報をもとに、私、酔いどれ競馬評論家デニィが、サトノシャイニングについて、独自の視点で考察してみたい。まず、この馬の最大の魅力は、先行力と勝負根性だろう。

新馬戦では、先行策から堂々と押し切り、東スポ2歳Sでも、逃げ粘って2着を確保している。このことから、スタートセンスが良く、位置取りも上手いことがわかる。また、直線でもしっかりと伸びており、勝負根性も相当なものがあると言えるだろう。

次に、距離適性だが、新馬戦で2000mをこなしていることから、ある程度の距離適性はあると思われる。しかし、前走の1800m戦では、逃げ粘ることができたものの、最後はクロワデュノールに差されてしまった。このことから、1800m〜2000mがベストの距離である可能性が高い。

最後に、騎手についてだが、鞍上の松山弘平騎手は、若手騎手の中でもトップクラスの実力を持つ。特に、先行馬に乗せた時の手腕は高く評価されており、サトノシャイニングの持ち味を最大限に引き出すことができるだろう。以上のことから、サトノシャイニングは、先行力、勝負根性、距離適性、鞍上の4つの要素を兼ね備えた、非常に 潜在能力の高い馬であると言える。

まとめ今週のきさらぎ賞で、サトノシャイニングがどのような走りを見せてくれるのか、今から楽しみでならない。私の予想では、この馬は、逃げまたは先行でレースを進め、直線で粘り込みを図るだろう。相手関係や展開次第では、勝利も十分に狙えるはずだ。いずれにしても、サトノシャイニングの走りから、目が離せないことは間違いない。それでは、諸君、次回のコラムでお会いしましょう。乾杯!

過去10年のきさらぎ賞勝ち馬 勝ちタイム

  • 2024年:ビザンチンドリーム(1分46秒8)
  • 2023年:フリームファクシ(1分59秒7)
  • 2022年:マテンロウレオ(2分00秒5)
  • 2021年:ラーゴム(2分01秒0)
  • 2020年:コルテジア(1分48秒3)
  • 2019年:ダノンチェイサー(1分49秒0)
  • 2018年:サトノフェイバー(1分48秒8)
  • 2017年:アメリカズカップ(1分50秒1)
  • 2016年:サトノダイヤモンド(1分46秒9)
  • 2015年:ルージュバック(1分48秒6)

サトノシャイニングSatono Shining  牡3 黒鹿 2022/02/04生

  • 父キズナ[代表産駒]ソングライン(安田記念×2、ヴィクトリアm)ジャスティンミラノ(皐月賞)アカイイト(エリザベス女王杯)【サイアーランキング】2024年1位
  • 母スウィーティーガール(ARG)(海外重賞勝ち)2代母Santiaga(FR)産駒、海外活躍
  • 母父Star Dabbler(USA)ヘイルトゥリーズン系
  • 【生産牧場】下川辺牧場
  • 【馬主】里見 治
  • 【調教師】杉山 晴紀(栗東)[重賞]22勝[代表管理馬]ディアリングタクト(牝馬3冠)ルガル(スプリンターズS)

【競走成績】全成績[1,1,0,0]

東スポ杯

2024/11/16(土) 5回東京5日 11R 東京スポーツ杯2歳S G22歳オープン 馬齢芝左1800m (Cコース) 9頭2着 8枠9番 3人気 5.7倍牡2 492kg(+2) 松山弘平(56.0)①①①-② 逃げ 1:46.9 (33.5)
2歳重賞の平均タイムは、35.8-37.4-34.7=1:47.9です。勝ち馬のクロワディノールは、この後3連勝でホープフルSを制覇しました。クロワディノールとの直線での叩き合いの末、0.1秒差2着でした。この馬も、かなり能力が高いと言えます。タイムも上がり3F33.5も優秀です。ただし、コースがB→Cに変更されたことで、馬場状態が良好であったことも考慮する必要があります。

新馬戦

2024/9/22(祝) 3回中京7日 5R 2歳新馬 馬齢芝左2000m (Bコース) 11頭1着 6枠6番 2人気 3.6倍牡2 490kg 松山弘平(55.0) ②②③③-① 先行 2:04.3 (33.7)
※2着に1馬身½差
※馬場状態は良ではあるものの、小雨が降り続き、時計のかかる状態であったと思われます。それでも、過去の名馬と比較しても遜色のない上がりをマークしており、今後が楽しみな存在です。

中京2000m新馬戦
2022年ジャスティンパレス
1着 2,02,3[2,2,2,2]34,3(1½)2020年ソウルラッシュ
1着 2,03,1[6,6,6,6]35,7(2馬身)2017年ワグネリアン
1着 2,04,7[4,4,5,5]32,6(ハナ差)

東スポ杯参考

名前 / タイム / 上がり

  • 2021年イクイノックス
  • 1,46,2 32,9
  • 2019年コントレイル
  • 1,44,5 33,1

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