【CBC賞】再起をかけるエイシンワンド、秘めたる素質が開花なるか|競馬-神がかり
CBC賞は、荒れた馬場とハンデ戦という特殊な条件が絡み合い、波乱が起こりやすいことで知られています。今年の主役候補は、デビュー戦と小倉2歳ステークスを制したエイシンワンド。初めて古馬と対戦した前走は惨敗を喫しましたが、巻き返しを図る今回は、得意の中京コースと有利な斤量55kgが後押しします。見習いながらも重賞で実績を残す吉村誠之助騎手とのコンビで、真の力が試される一戦に挑みます。
CBC賞中京芝1200G3 【推奨馬】
悪天候の予報が出ており、重・不良馬場での開催が濃厚な今年のCBC賞。馬場状態が悪化することで、斤量が重い馬にはさらに厳しいレースになることが予想されます。そのため、今回は斤量面で有利な3歳馬を本命視しました。一方で、斤量57.5kgの馬は人気に関わらず評価を下げ、牝馬で斤量55.5kgを背負う馬も厳しいと見て軽視します。
◎エイシンワンド
3歳牡馬エイシンワンド、古馬との再戦で真価発揮なるか中京競馬場での新馬戦、そして小倉2歳ステークスを制しているエイシンワンド。
3歳牡馬である彼にとって、得意とする舞台での出走となります。前走の北九州記念では、初めて古馬との対戦で惨敗を喫してしまいましたが、悲観することはありません。前半3ハロンが32秒5というハイペースで差し・追い込み勢が有利な展開だったことに加え、最後の直線ではインコースで進路をうまく見つけられず、脚を余し気味の競馬でした。
この北九州記念で、かつて小倉2歳ステークスで下したアブキールベイが3着に好走していることを考えると、展開次第では古馬にも通用する能力を持っていると見ていいでしょう。
今回、古馬との2度目の対戦で慣れが見込めること、そしてハンデ戦で55キロという斤量も有利に働きそうです。今年の3歳馬の活躍は目立っていませんが、彼に関してはまだ見限るには早いと言えるでしょう。
手綱を取るのは、今年既に重賞を2勝している吉村誠之助騎手。見習いながらも重賞での成績は[2-1-2-11]で、3着内率は31.3%と堂々たるもの。この勢いと度胸で、エイシンワンドを勝利へと導いてくれるかもしれません。
◯シュトラウス
4歳牡馬、不良馬場だったデビュー戦を、後続に1.5秒差をつける圧巻のパフォーマンスで快勝したシュトラウス。4歳になった今年は、初の1200m戦に挑みます。
この馬の課題は、距離適性よりも、デビューから一貫して見られる激しい気性です。今回は、気性難の馬によく使用される特殊な馬具を着用してレースに臨むとのこと。この馬具が効果を発揮すれば、これまでの課題を克服し、秘められたポテンシャルを解放する可能性を秘めています。
▲クラスペディア
3歳牡馬重馬場で行われた小倉2歳ステークスで、勝ち馬から0.1秒差の2着と好走したクラスペディア。3歳を迎え、今回は逃げ馬が好成績を収める舞台に挑みます。
前走は初の古馬との対戦に加え、1000mを55秒7というハイペースに巻き込まれ惨敗を喫しました。しかし、馬場状態が悪化すればペースは落ち着くことが予想され、この馬本来の力を発揮できるはずです。今回は、得意な展開に持ち込むためにも、逃げの手に出ることが期待されます。
△ドロップオブライト
参照:推奨馬券
悪天候による道悪馬場、世代間の斤量差、そしてハンデ戦特有の微妙な力関係が絡み合い、思わぬ伏兵の台頭も十分に考えられます。この難解な一戦は、やみくもに手を広げてリスクを増やすよりも、買い目を絞り込んでリスクを軽減する戦略が有効と言えるでしょう。
※当日の馬場状態や天候、出走馬の体調などにより、レース結果は大きく変動する可能性があります。 推奨馬券はあくまで参考とし、ご自身で情報を収集し、最終的な判断を行ってください。
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