北九州記念、17年ぶり1番人気勝利も波乱! ◎アブキールベイが3着激走

北九州記念で17年ぶりに1番人気馬が勝利を収めました。しかし、このレースは決して平穏なものではありませんでした。本命視した**◎アブキールベイが7番人気ながらも3着**に食い込み、波乱を演出しました。

ヤマニンアルリフラが北九州記念を制覇! 団野騎手は嬉しい今年重賞初V2025年7月6日(日)、小倉競馬場で行われたTV西日本北九州記念(G3)は、斉藤崇史厩舎のヤマニンアルリフラ(4歳牡馬、芦毛)が優勝しました。鞍上を務めた団野大成騎手は、今年これが初の重賞制覇となります。

レース結果:払戻金

北九州記念レース結果

2025/7/6(日) 2回小倉4日 11R
TV西日本北九州記念 G3
3歳上オープン (国際)(特指) ハンデ
芝右1200m (Aコース) 18頭 良
2025年北九州記念の着順上位5頭は以下の通りです。
1着:  ヤマニンアルリフラ(1番人気)
2着:  ヨシノイースター(5番人気)
3着: ◎アブキールベイ(7番人気)
4着:  ヤマニンアンフィル(9番人気)
5着:  キタノエクスプレス(3番人気)
【払戻金】
単勝 9 570円 1番人気
複勝 9 270円 3番人気
18 290円 4番人気
14 490円 7番人気
枠連 5-8 1,310円
馬連 9-18 3,600円
馬単 9-18 5,830円
ワイド 9-18 1,490円
9-14 1,680円 15番人気
14-18 2,750円 33番人気
3連複 9-14-18 16,080円 37番人気
3連単 9-18-14 67,370円 142番人気

ご注意:この結果と払戻金は速報に基づいています。必ずJRA(日本中央競馬会)の公式発表をご確認ください。

レース回顧

レース回顧:北九州記念の攻防

スタート直後、最内1番枠のヤマニンアンフィル(亀田温心騎手)が大きく出遅れる波乱の幕開けとなりました。対照的に、外枠の各馬は良いスタートを切りました。ハナを奪ったのは、16番枠から斤量53kgの軽量を活かしたシロン(国分恭介騎手)。3歳牡馬のクラスペディア(小崎綾也騎手)がこれに続き、デニィ推奨馬の**▲スリーアイランド**(田口貫太騎手)は先行集団のやや後ろ、控える形でレースを進めました。馬群は一塊に見えましたが、最初の3ハロン通過は32秒5と決して遅くありません。

特に2、3ハロン目が10秒2、10秒7と速いラップを刻んでおり、ペースはかなりタイトでした。中団では、ロードフォアエース(川田将雅騎手)に目立った動きがなく、内ラチ沿いには昨年3着の**◯モズメイメイ**(高杉吏麒騎手)が位置していました。中団の外目には、後の勝ち馬となるヤマニンアルリフラ(団野大成騎手)をアブキールベイ(坂井瑠星騎手)がマークする。他に数頭が態勢を形成。後方集団では、出遅れたヤマニンアンフィルが内ラチ沿いを追走し、✕ミルトクレイモー(松山弘平騎手)、ドロップオブライト(小沢大仁騎手)らが末脚を温存していました。


2025年 北九州記念:勝者の視点、敗者の視点団野大成が語るヤマニンアルリフラとの勝利【この章はフィクションです】

「直線に向いた時、ロードフォアエースとキタノエクスプレスが壁になって見えたんです。正直、『これはマズいか』と一瞬頭をよぎりました。でも、ヤマニンアルリフラの反応の良さを信じて、わずかに内へ切れ込むように体重を乗せていきました。あの時、ほんのコンマ何秒か、キタノエクスプレスが外に膨らんだのが見えたんです。あそこしかなかった。迷いはありませんでしたね。身体を預けるように、あの狭い隙間にヤマニンアルリフラを押し込みました。一歩間違えれば落馬、それくらいの覚悟でしたが、アルリフラは応えてくれた。馬体をぶつけながらも、グイッと前に出てくれたんです。あの瞬間、『勝った!』と確信しました。本当に、アルリフラの勇気と、僕らを信じてくれた厩舎に感謝しかないです。重賞初勝利が、こんな劇的なレースになるなんて。」


坂井瑠星が語るアブキールベイとの惜敗【この章もフィクションです】

「4コーナーでは、良い位置にいると思っていたんです。アブキールベイも手応えは十分で、直線で弾けてくれるはずだと。ただ、僕がほんのわずかにもたついてしまった。コンマ何秒の世界ですが、あの勝負どころでの一瞬のロスが、致命的でした。直線に入ってからのヤマニンアルリフラの加速は凄まじかった。僕たちが追い込んでいる間にも、みるみる差を広げられていく。アブキールベイは最後まで本当に良く頑張ってくれた。彼女自身の脚は使えていたんです。ただ、僕の判断と、あのわずかな反応の差で、勝ちきることができなかった。悔しいですが、これも競馬。この悔しさを次に繋げないと、アブキールベイに申し訳ないです。」


北九州記念、ヤマニンアルリフラが猛追をしのぎ優勝! 団野騎手は今年重賞初V

北九州記念、最後の直線! ヤマニンアルリフラが猛追をしのぎ優勝残り200m、先頭は粘るロードフォアエース。その外からはヤマニンアルリフラが力強く抜け出しにかかり、さらに外からはヨシノイースター(内田博幸騎手)が猛然と追い上げてきます。馬場の真ん中ではスリーアイランド(田口貫太騎手)も懸命に進路を探しながら伸びていましたが、明らかに外から差してきた馬たちの勢いが勝っていました。そして、大外からは出遅れたヤマニンアンフィル(亀田温心騎手)と、勝負所でわずかにもたつきながらも巻き返しを図るアブキールベイ(坂井瑠星騎手)が、凄まじい脚で追い込んできます。

しかし、先に抜け出したヤマニンアルリフラの加速力は圧倒的でした。内から迫るヨシノイースターの追い上げを許さず、外から猛追してきたアブキールベイももう一歩届きません。終わってみれば、ヤマニンアルリフラが1番人気に見事応え、先頭でゴール板を駆け抜けました。鞍上の団野大成騎手にとって、これが嬉しい今年重賞初制覇となります。また、ヤマニンアルリフラは異父兄ヤマニンウルスに続く、兄妹での重賞勝ち馬となりました。半馬身差の2着にはヨシノイースターが入り、さらにクビ差の3着にはアブキールベイが粘り込みました。

悔恨の北九州記念馬券考察:ハイペースが招いた波乱、◎アブキールベイ健闘も読み違えた展開

ハイペースに沈む先行勢

レースはハイペースで展開し、特に1〜2ハロン目が10.2秒〜10.7秒というハイラップになったことで、先行勢には最終的に大きな負担がかかり、総崩れの原因となりました。
そんな状況下でも、▲スリーアイランド(16番人気)は先行策を取りながらも0.5秒差の8着と、先行馬の中ではよく粘ったと言えるでしょう。本命の**◎アブキールベイ**(7番人気)が3着に食い込んだ以外は、基本的に前残りを予想していたため、展開を完全に読み間違えてしまった感があります。
そのアブキールベイですが、短い直線でよく追い込んではいるものの、レース回顧でも触れたように、レースの綾とも考えられますが、ほんのわずかな駆け引きが明暗を分けてしまったようです。今回は2頭出しの厩舎が1着と3着を独占しました。この北九州記念に狙いを定めていたのでしょうが、残念ながらそこまで読み切れませんでした。

関連記事

美咲ママ、7番人気アブキールベイを本命馬に推奨! ⇧

本誌予想でも美咲ママの過去10年間傾向を重要視して本命馬に推奨! ⇧

Follow me!