【フローラS】蒼き韋駄天、府中に降臨!無敗の心臓、ブラックルビーがオークスへの道を切り拓く!

桜舞い散る東京競馬場。未来のオークス馬候補たちが集うフローラステークスで、ひときわ異彩を放つ一頭がいる。その名は、ブラックルビー。キャリアわずか2戦ながら、桁違いのポテンシャルを秘めたる無敗の刺客だ。中山の1勝クラスで見せた驚愕のレコードタイムは、同日に行われた重賞の勝ち時計を凌駕するほど。厩舎関係者もその強靭な心臓を絶賛する。タフな馬場コンディションが予想される府中の2000m。並外れたスタミナと精神力を持つブラックルビーが、その漆黒の蹄で桜色のターフを駆け抜け、未来の女王への切符を掴み取る。

レース展望

ブラックルビー

新緑の中山に現れた、無敗の韋駄天。その心臓は、桁違いのポテンシャルを物語る。

キャリアはわずか2戦ながら、底知れぬ能力を示唆する若駒がいる。前走、中山の1勝クラスで見せた勝利時計1分47秒1は、特筆に値する。同開催に行われた重賞、フラワーカップの勝ちタイムに0秒7も上回る驚異的な記録だ。
このタイムがフロックではないことを裏付けるように、厩舎サイドからも期待感溢れるコメントが寄せられている。その言葉はからは、「強靭な心臓の持ち主」と推測でき、並外れたスタミナと精神力を兼ね備えていることを示唆する。
開催2日目。タフな馬場コンディションが予想される東京競馬場において、強靭な心臓こそが何よりも強力な武器となるだろう。この若駒が、その卓越した心肺機能とスピードを武器に、再び私たちを魅せてくれるか。期待せずにはいられない。

エストゥペンダ

大外枠を克服し、エストゥペンダが魅せる末脚

エストゥペンダは、前走のクイーンカップで外枠から後方待機策を取り、上がり34.3秒というメンバー最速の末脚を繰り出したものの、惜しくも1、2着馬には届きませんでした。しかし、その勝ち馬が後に桜花賞を制したことを考えると、相手関係に恵まれなかったと言えるでしょう。
最終追い切りは馬なりで行われましたが、これは繊細な馬体を維持するためか、あるいは既に仕上がっていることの表れかもしれません。馬体の成長を待つことが理想ではあるものの、現状でも十分に勝負になる力は秘めていると考えられます。
懸念されるのは、再び8枠の大外18番という枠順です。先行するタイプではないため、スタート直後の混乱に巻き込まれるリスクは低いと考えられますが、外枠ゆえの距離ロスは避けられません。
しかし、見方を変えれば、外枠からであれば他馬の動向を見ながらレースを進めることができ、自身のペースを守りやすいという利点もあります。エストゥペンダの末脚を引き出すには、展開とジョッキーの手腕が鍵となるでしょう。

ロートホルン

ロートホルンの潜在力:軽視禁物の刺客

宝塚記念を連覇した名牝クロノジェネシスがクイーンカップを制した際のタイムは1分34秒2(上がり3ハロン33秒1)。一方、阪神JFとNHKマイルカップを制覇した快速馬メジャーエンブレムが逃げ切り圧勝した際は、1分32秒5(上がり3ハロン34秒7)を記録し、2着馬も1分33秒3(上がり3ハロン34秒7)というハイレベルな決着でした。
今年の桜花賞を制したエンブロイダリーの1分32秒2というタイムは、過去10年間で最速を誇ります。そのエンブロイダリーが出走したクイーンカップで、ロートホルンは逃げて1分33秒3の7着。しかし、3着に入ったエストゥペンダとの差は僅か0秒5に過ぎません。
距離適性の違いは考慮すべき点ですが、東京2000メートルは一般的に外枠が不利とされるコース。その中で、ロートホルンは今回、絶好の1枠2番という枠順を引き当てました。前走同様にスムーズな逃げを打つことができれば、上位争いに食い込む可能性は十分に秘めており、決して軽視できない存在と言えるでしょう。

フローラS東京芝2000mG2【予想】

ブラックルビー

エストゥペンダ

ロートホルン

△エンジェルブリーズ

✕ロジャリーマイン

混戦模様のオークス前哨戦。府中の杜に蠢く伏兵の影、差し・追い込み馬の末脚に刮目せよ!

混戦模様のオークス前哨戦。府中の杜に蠢く伏兵の影、差し・追い込み馬の末脚に刮目せよ!春の東京マイルの熱狂冷めやらぬ中、未来のオークス馬を占う重要な一戦、フローラステークスが幕を開ける。

しかし、今年は上位人気馬に死角が多く、期待と不安が入り混じる混戦模様。その難解さを物語るように、開催替わりのAコースで行われた前日の青葉賞では、逃げ先行勢が沈み、上がり33秒4の末脚を繰り出したエネルジコが鮮やかな差し切り勝ちを収めた。この結果は、今日のフローラステークスにも大きな示唆を与える。

タフな馬場コンディションに加え、前日のレース展開を考慮すれば、決め手を持つ差し・追い込み馬への警戒は怠れない。各馬が秘めるポテンシャルは伯仲しており、展開一つで大きく着順が変動する可能性も十分に考えられる。果たして、桜の女王へと続く道を切り拓くのは、強靭な心臓を持つ先行馬か。それとも、末脚自慢の差し・追い込み馬か。混沌とした状況だからこそ、過去のレース傾向や馬場状態、そして展開を読む力が試される。未来のオークス馬を見極める上で、一瞬たりとも目が離せない、痺れるような一戦となるだろう。

参考:買い目
  • ◎◯▲△✕
  • BOX
  • 馬連、ワイド
  • 3連複、3連単

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