逃げて、逃げて、逃げ切る!セキトバイースト、中山牝馬Sで逃走劇を狙う

「今週の中山牝馬Sに出走するセキトバイーストは、その大胆な逃げ脚質で競馬ファンを魅了している。前走の壇之浦ステークスでは、鮮やかな逃げ切り勝ちを収め、その実力を改めて証明した。今回の中山牝馬Sでも、スタートから果敢にハナを奪い、持ち前のスピードで後続をねじ伏せるか。展開次第では、大波乱を巻き起こす可能性も秘めているセキトバイースト。その走りに注目が集まる。」

得意の逃げで後続を翻弄

「今週の中山牝馬Sに、個性派逃げ馬セキトバイーストが出走します。前走の壇之浦ステークスでは、鮮やかな逃げ切り勝ちを決め、そのスピード能力を改めて証明しました。今回の中山牝馬Sでも、スタートから果敢にハナを奪い、得意の逃げで後続を翻弄するのでしょうか。中山競馬場は、最後の直線に急坂があり、スタミナも要求されるコースです。セキトバイーストにとっては、決して楽な舞台ではありません。しかし、自身のペースでレースを進めることができれば、粘り込みも十分に可能です。過去には、秋華賞での大逃げや、ローズステークスでの粘り強い3着など、記憶に残るレースを見せてきました。今回も、持ち前のスピードとスタミナを活かし、中山の長い直線で粘り込みを図ります。セキトバイーストの逃げ切りに期待しましょう!」

セキトバイーストSekitoba East  牝4 鹿毛 2021/01/30生

父デクラレーションオブウォー

父デクラレーションオブウォー(ノーザンダンサー系)
[主な産駒]
* トップナイフ:
* 2022年、京都2歳ステークス(G3)優勝。
* 2023年、皐月賞(G1)3着
* デュードヴァン:
* 主な勝ち鞍:3勝クラス2回勝利
* ジャスパージャック:
* 主な勝ち鞍:3勝クラス3回勝利
* セキトバイースト:
* 主な勝ち鞍:2歳新馬1着、2歳未勝利1着
デクラレーションオブウォーは、2009年生まれのアメリカ産馬です。現役時代は、イギリスやアイルランドでG1レースを含む6勝を挙げました。種牡馬としては、日本やヨーロッパで産駒が活躍しています。

母ベアフットレディ

母ベアフットレディ
[主な産駒]
* セキトバイースト:
* 2025年壇之浦ステークス(3勝クラス)優勝。
* マテンロウアレス:
* 2023年筑後川特別(2勝クラス)優勝。 * ジョバンニ:
* 2024年2歳新馬1着
* アスタービーナス:
* 2勝
* ムーンショット:
* 1勝2代母Lady Angharad

  • 【生産牧場】タイヘイ牧場
  • 【馬主】TNレーシング
  • 【調教師】四位洋文(栗東)[重賞]4勝

【競走成績】

全成績[2,4,1,3]右回り[1,3,0,2]

壇之浦ステークス

2025/1/26(日) 1回小倉2日 11R
壇之浦ステークス
4歳上3勝クラス 定量 良
芝右1800m (Aコース) 12頭
1着8枠12番 1人気 3.5倍牝4 460kg(+2) 藤岡佑介(55.0)
②②②②-① 先行 1:46.9 (34.8)
レースラップ
36,4-35,6-34,9=1,46,9
3歳以上重賞ラップ
35,0-35,0-35,1=1,45,1
レースはスローペースで展開され、マイネルティグレが逃げ、セキトバイーストが2番手を追走しました。スタート直後、マイネルティグレが外から勢い良く先行し、そのまま先頭を奪いました。
最後の直線に入ると、マイネルティグレは余裕を残したまま押し切り、見事に勝利しました。他の先行勢は失速し、大きく差が開く展開となりました。セキトバイーストは先行しながらも上がり34.8秒というメンバー中3番目に速いタイムを記録し、その実力の高さを示しました。

秋華賞

2024/10/13(日) 5回京都4日 11R
秋華賞 G1
3歳オープン  牝馬 馬齢 良
芝右2000m (Aコース) 15頭1
3着8枠15番 10人気 33.0倍牝3 458kg(+6) 藤岡佑介(55.0)
①①①①-⑬ 逃げ 1:58.5 (38.1)
レースラップ
34,5-45,2-36,7=1,57,1
3歳以上重賞ラップ
35,2-48,5-34,9=1,58,6
レース展開。ハイペース。セキトバイーストがスタートから他馬を大きく引き離し、5馬身以上の差をつける大逃げを打ちました。2ハロン目10,7の激しくスタミナを奪うラップ。2番手にはクリスマスパレードが続き、そこからさらに4、5馬身離れて、後続馬が一団となって追走する展開となりました。
しかし、4コーナーで後続馬が一気にセキトバイーストに追いつきました。直線ではスタミナ切れで失速しましたが、展開と枠順に恵まれなかったレースでした。

ローズS

2024/9/15(日) 3回中京4日 11R
ローズS G2
3歳オープン 牝馬 馬齢 稍重
芝左2000m (Bコース) 15頭
3着 6枠10番 11人気 51.6倍
牝3 452kg(+14) 藤岡佑介(55.0)①①①①-③ 逃げ  
2:00.1 (35.8)
レースラップ
36,1-48,3-35,6=1,59,9
3歳以上重賞ラップ
37,0-49,0-35,4=2,01,4
桜花賞以来、5ヶ月半ぶりのレースとなったこのレースで、馬体重はプラス14キロの452キロでした。スタートから果敢に逃げに出て、後続を大きく10馬身以上も引き離す展開となりました。直線に入り、残り200メートルで後続との差が詰まりかけましたが、脚色は衰えることなく粘り強く走り続けました。
ゴール前では、勝ち馬クイーンズウォーク、2着馬チェレスタとの激しい競り合いとなり、惜しくも僅差で3着となりました。このレースで自身のスタイルが確立されたように感じます。今後の活躍次第では、他の馬たちの目標とされるような存在になるかもしれません。今後のレースが非常に楽しみです。

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