【フェブラリーS】ガイアフォース、悲願のG1制覇へ!

昨年2着の雪辱を誓う、芝・ダート二刀流の実力馬昨年のフェブラリーSで、初のダート挑戦ながら2着と好走したガイアフォースが、今年も同レースに出走します。芝のG1でも好走している実力馬が、悲願のG1制覇を目指し、砂の舞台に再び舞い降ります。

過去のレース振り返る

  • * 2024年フェブラリーS(G1)2着初のダートレースながら、先行争いに加わり、直線で力強く抜け出して一時は先頭に立つも、最後にペプチドナイルに差し切られ2着。
  • * 2024年安田記念(G1)4着稍重の馬場状態の中、中団でじっと我慢しながらレースを進め、直線で不利な状況ながらも追い上げて4着を確保。
  • * 2024年チャンピオンズC(G1)15着菊花賞以来となる生涯2度目の惨敗。距離、位置取り、コース形態など敗戦の要因は様々考えられるが、能力の高さは疑う余地なし。

レースへの期待ガイアフォースは、ワンターンで広いコースを得意としており、安田記念やフェブラリーSでの好走からも、芝・ダートを問わずにその能力を発揮できることが分かります。前走のチャンピオンズCでは惨敗を喫しましたが、度外視できる内容であり、得意の舞台に替わる今回は巻き返し必至です。

ガイアフォースGaia Force  牡6 芦毛 2019/02/21生

父キタサンブラック

父キタサンブラック
[主な産駒]イクイノックス(JC、有馬、天秋、宝)クロワデュノール(ホープフル)ソールオリエンス(皐月賞)
【サイアーランキング】2024年10位

母ナターレ

母ナターレ競走成績ナターレは、中央競馬で未勝利のまま引退しました。地方競馬に移籍後は、以下の成績を収めています。
* 通算成績: 14戦4勝
* 主な勝利: 2012年 笠松グランプリ(地方重賞)
2代母ロージーチャーム(Rosy Charm)競走成績中央競馬で5戦1勝の成績を収めました。主な勝ち鞍は以下の通りです。
* 2004年:500万下条件戦(福島競馬場、芝1800m)
血統父はダンスインザダーク、母はクリスマスローズです。
* 父: ダンスインザダーク
* 母: クリスマスローズ
* 母父: ノーザンテースト
父ダンスインザダークは、1996年の菊花賞(G1)や宝塚記念(G1)を制した名馬です。母クリスマスローズは、中央競馬で4勝を挙げたほか、繁殖牝馬としても優秀な成績を収めています。
産駒情報ロージーチャームは、これまでに14頭の産駒を送り出しています。代表的な産駒には、以下のような馬がいます。
* ナターレ: ガイアフォースの母
* チャームドサークル: 2009年ジュニアカップ(G2) 優勝
* ロサガリカ: 2010年クイーン賞(G3) 優勝ナターレは、2022年の朝日セントライト記念(G2)を制したガイアフォースの母として知られています。

  • 【生産牧場】追分ファーム
  • 【馬主】KRジャパン
  • 【調教師】杉山晴紀(栗東)[重賞]23勝[主な管理馬]ディアリングタクト(牝馬3冠)

【競走成績】

チャンピオンズC

2024/12/1(日) 4回中京2日 11R
チャンピオンズカップ G1
3歳上オープン 定量ダ左1800m 16頭15着 8枠16番 5人気 13.7倍
牡5 496kg(+2) 長岡(58.0)
⑬⑬⑥⑩-⑮ 差し 1:53.7 (40.0)
レースラップ
36,0-37,2-36,9=1,50,1
3歳以上重賞ラップ
36,5-35,7-37,9=1,50,1
ガイアフォースは、菊花賞以来となる生涯2度目の惨敗を喫してしまいましたが、その能力の高さは疑う余地がありません。敗戦の要因は、距離の長さ、位置取り、競馬場のコース形態など、様々な要因が考えられますが、現時点では明確な原因を特定することは難しい状況です。
しかし、今回の敗戦だけでガイアフォースの評価が下がるわけではありません。得意な距離やコース形態であれば、今後も十分に活躍できる力を持っていることは間違いありません。

安田記念

2024/6/2(日) 3回東京2日 11R
安田記念 G1
3歳上オープン 定量 稍重
芝左1600m (Cコース) 18頭
4着 1枠2番 5人気 11.6倍牡5 494kg(±0) 長岡禎仁(58.0)
⑧⑦-④ 差し 1:32.6 (33.5)
レースラップ
34,5-23,9-33,9=1,32,3
3歳以上重賞ラップ
34,2-23,4-34,9=1,32,5
稍重の馬場状態の中、逃げ先行勢が潰れるような激しい流れとなったレース。ガイアフォースは、内ラチ沿いの中団でじっと我慢しながらレースを進めていました。直線に入り、各馬が馬群を外に広げて叩き合いを始める中、ガイアフォースは残り400mの地点で前が塞がってしまい、動くに動けない状況に。
残り200mでようやく前が開いたものの、その時には既に勝負の態勢は決まっており、上位との差は大きく開いていました。しかし、そこから追い上げて4着を確保したのは、ガイアフォースの自力の高さを物語っています。不利な状況下でも、最後まで諦めずに追い上げた根性、そして一瞬の加速力は、並の馬では到底真似できないでしょう。
ガイアフォースは、ワンターンで広いコースを得意としており、安田記念やフェブラリーSでの好走からも、芝・ダートを問わずにその能力を発揮できることが分かります。今回のレースでは、不運な位置取りと展開に泣かされましたが、改めてそのポテンシャルの高さを示しました。次走以降、スムーズな競馬ができれば、更なる活躍が期待できるでしょう。

フェブラリーS

2024/2/18(日) 1回東京8日 11R
フェブラリーS G1
4歳上オープン 定量 良ダ左1600m
16頭2着 4枠7番 5人気 13.0倍
牡5 494kg(-6) 長岡禎仁(58.0)
⑧⑧-② 差し 1:35.9 (37.2)
レースラップ33,9-24,0-37,8=1,35,73歳以上重賞ラップ35,0-24,4-36,4=1,35,8
ガイアフォースは、初のダートレースながらG1フェブラリーステークスに挑戦し、見事2着という好成績を収めました。レースでは、スタートから好スタートを決め、先行争いに加わりました。直線に入ると、力強く抜け出し、一時は先頭に立つ場面もありましたが、最後はペプチドナイルに差し切られ、惜しくも2着となりました。初めてのダートコース、そしてG1という舞台で、ガイアフォースのポテンシャルの高さを示す結果となりました

Follow me!