2026年オーシャンS有力馬診断|ルガル・ママコチャらG1馬参戦!4歳新鋭の逆転は?S〜Cの4段階で徹底格付け

高松宮記念の前哨戦として、例年以上に豪華なメンバーが集結した2026年のオーシャンステークス。スプリンターズS勝ち馬であるルガルとママコチャのG1馬対決に注目が集まりますが、別定戦という条件、そして勢いある4歳世代の台頭により、一筋縄ではいかない気配が漂っています。

​本記事では、出走予定の有力馬9頭をピックアップ。近走のパフォーマンス、中山1200mへの適性、血統背景から導き出した「S〜C」の独自評価を公開します。馬券検討の指針としてぜひご活用ください。

有力馬【診断】

ルガル

【距離適性】ベストは1200m〜1400mです。戦績が示す通り、芝1200mではG1(スプリンターズS)を制し、直近の阪神C(芝1400m)でも勝利を挙げていることから、スプリント〜短距離において現役トップクラスの適性を保持しています。​

【コース適性】​中山・京都・阪神と、右回りの急坂・平坦問わず高いパフォーマンスを発揮します。​

中山芝1200m: 24年スプリンターズS 1着。急坂を苦にしない力強さがあります。

​京都芝1200m: シルクロードSで0.5秒差の圧勝、京阪杯2着など、平坦での高速決着にも対応可能です。​

中京(左回り): 高松宮記念では重馬場や出遅れ等の影響もあり敗れていますが、未勝利戦の勝ち上がりは中京ダート。極端なサウスポーではありませんが、近走の充実ぶりは右回りで顕著です。​

【血統】​父ドゥラメンテ、母父New Approachという配合。ドゥラメンテ産駒らしい爆発的なスピードと、母系の欧州的な底力が融合しています。本来はもう少し距離が持ちそうな配合ですが、本馬は筋肉の質や気性からスプリンターとしての才能が開花。道悪(橘S 不良馬場 1着)をこなせるパワーの源泉は母系のサドラーズウェルズ系(New Approach)に由来すると考えられます。​

【スピード値・上がり】​ハイペースへの耐性が非常に高いのが最大の特徴です。
24年スプリンターズSでは、前半 32.8 秒という超ハイペースを3番手から追走し、上がり 34.2 秒でまとめ切る驚異的な持続力を見せました。単なる瞬発力勝負よりも、他馬が苦しくなるような厳しい流れで良さが出ます。

【脚質・特性】
​「先行・押し切り」が基本スタイルですが、直近の阪神Cでは5番手から差す競馬で勝利しており、脚質の幅が広がっています。
強み: ゲートの速さと二の脚の速さ。520kg〜530kg台の大型馬ながら、器用に立ち回れる点。
懸念点: 海外遠征(香港)では結果が出ておらず、輸送や環境変化への適応が課題。ただし、国内であればG3レベルでは能力・実績ともに抜けた存在です。


ママコチャ

【距離適性】​ベストは1200m〜1400mです。3歳〜4歳時は1600mでも勝利を挙げていましたが、本格化以降は1200m〜1400mの短距離に特化した適性を見せています。特に直近では地方ダート1000m(JBCスプリント)でも2着に好走するなど、非常に高いスピード性能を有しています。​

【コース適性】​中山芝1200mはG1勝ちを含む好相性の舞台。​中山: 23年スプリンターズS 1着、25年オーシャンS 1着。急坂コースでの立ち回りが非常にうまく、直線の短いコースでも確実に脚を伸ばせます。​中京・京都: どちらも大崩れせず、25年高松宮記念でも3着。コースを問わない自在性があります。​ダート適性: 母系譲りのパワーがあり、船橋の砂にも対応。芝が荒れてきても苦にしないタフさを持っています。​

【血統】​父クロフネ、母ブチコ、母父キングカメハメハという「金子真人氏の結晶」とも言える血統構成。白毛の一族(全姉ソダシ)ですが、本馬は鹿毛。クロフネ産駒らしく、スピードの持続力とパワーが卓越しています。牝馬ながら非常に筋肉質で、タフな流れや力勝負に強いのは父クロフネ譲りと言えます。

​【スピード値・上がり】​トップスピードの持続力が武器です。25年オーシャンSでの走破時計 1.07.1 や、23年安土城Sの 1.19.0 など、高速決着に対応できる十分なスピードを持っています。上がり3ハロンも33秒台前半から34秒台まで展開に応じて安定して繰り出せるのが強みです。​

【脚質・特性】​「自在性のある先行・差し」タイプです。​強み: とにかく崩れない安定感。芝のG1勝ちがありながらダートのJpn1でも2着に入る馬格とパワーは、現在のスプリント路線でも唯一無二の存在です。7歳になりますが、近走も重賞で連対を外さない(JBC・セントウルS・京王杯SC・オーシャンS)充実ぶりを見せています。​懸念点: 勝ち味に遅い場面が出てきている点。近走は僅差の2着が多く、爆発力のある新興勢力に屈するケースが増えています。しかし、大崩れは考えにくく、軸としての信頼度は極めて高いと言えます。


ファンダム

​【距離適性】​これまでのキャリアは1600m〜2400m(ダービー)ですが、本質的には1200m〜1600mのスプリンター・マイラーの可能性が極めて高いです。新馬戦の中山マイルでいきなり 1.32.8 という、2歳馬としては破格のレコードタイムを叩き出したスピードこそが本領。ダービーこそ14着と敗れましたが、距離を短縮した前走のニューイヤーSではきっちり好走しており、今回のさらなる距離短縮は「適性への回帰」となる可能性があります。​

【コース適性】​中山コースは (2-0-1-0) と非常に得意としています。​

中山: レコード勝ちの新馬戦、L(ジュニアC)勝ち、そして前走のL(ニューイヤーS)3着。急坂コースを全く苦にせず、スピードを維持したまま押し切る能力があります。

阪神: 毎日杯(G3)での勝ち鞍もあり、輸送や右回りに対する不安はありません。​

【血統】​父サートゥルナーリア、母ファナティック、母父ジャスタウェイ。サートゥルナーリア産駒は、父譲りの圧倒的なスピードと操縦性の良さが特徴です。母系にジャスタウェイ、さらにその奥にロベルト系を持つことから、中山のタフな流れにも対応できる下地があります。爆発力という点では、今回の上位勢の中でも一番の可能性を秘めています。​

【スピード値・上がり】​トップスピードの絶対値はG1級です。2歳時に記録した 1.32.8 というタイムは、並の馬では出せない数字です。また、毎日杯では上がり3ハロン 32.5 秒という、1800m戦としては極限に近い末脚を繰り出しています。今回は初の1200mのHペースへの対応が鍵になりますが、基礎スピードが非常に高いため、置かれる心配は少ないでしょう。​

【脚質・特性】​「自在性のある好位差し」が持ち味です。​

強み: マイル戦で見せる先行力と、重賞を勝てるだけの末脚を兼備している点。初の1200m戦で相手が速くなったとしても、これまでの距離で前目につけられていた機動力があれば、絶好の位置を確保できる公算が高いです。​

懸念点: 1200mの流れを初めて経験する点。ルガルやママコチャといったスプリント界の猛者たちとの「追走の質」の差がどう出るか。また、ダービー以来の馬体重が490kg台へと成長(大型化)しており、より短距離シフトしている期待感がある反面、絞り加減も注視すべきです。


インビンシブルパパ

【距離適性】​ベストは1000m〜1200mです。ダートから芝のスプリント路線へ転向し、CBC賞(芝1200m)を勝利。さらに米国のBCターフスプリント(芝1000m)でも世界を相手に6着と健闘しました。典型的なスプリンターであり、1200mを超える距離よりは、この距離でスピードを押し切る形が理想です。​

【コース適性】​中山・中京と坂のあるコースを得意としています。​

中山: ダート時代に未勝利〜オープン(京葉S)まで計4勝を挙げている非常に相性の良い舞台です。芝での出走はありませんが、ダートでの力強い走りから、中山芝の急坂も全く問題なくこなせると判断できます。

中京: CBC賞 1着。開幕週の馬場を利して逃げ切るなど、スピードの持続力が問われるコースで強さを発揮します。​

【血統】​父Shalaa(シャラー)はインヴィンシブルスピリットの系統で、欧州・豪州で活躍するスピード血統。母父Canford Cliffsもマイラー〜スプリンターを出しており、典型的な豪州産のスプリント配合です。日本の主流血統とは一線を画す「天性の先行スピード」があり、ダートをこなせるパワーも兼ね備えているのが大きな特徴です。​

【スピード値・上がり】​テン(前半)のスピードはメンバー中トップクラスです。芝1200mで 32.5 秒(函館SS)という超ハイペースを逃げて粘れる基礎スピードの持ち主。上がりは34秒台後半を要することが多いですが、それは前半で他馬を脚を使わせている証拠でもあります。中山の短い直線であれば、この先行力は最大の武器になります。​

【脚質・特性】​「快速の逃げ・先行」です。​

強み: ゲートセンスとダッシュ力。どの枠からでも自分の形に持ち込める確実性があります。特に今回はダート時代に無類の強さを見せた中山コースへの帰還であり、芝の適性さえ示せば、ルガルやママコチャを相手に封じ込めるだけのポテンシャルを持っています。​

懸念点: 米国遠征(BCターフスプリント)帰りの一戦であること。11月以来の実戦となるため、当日の気配や馬体重の増減には注意が必要です。また、ルガルなどの強力な先行馬に競りかけられた際の脆さが同居しています。


ウイングレイテスト

​【距離適性】​かつてはマイル(京成杯AH 2着など)を主戦場にしていましたが、現在は1200m〜1400mがベストです。特に9歳を迎えてもスピードに衰えがなく、前走の中山1200m(カーバンクルS)では58kgを背負って勝利しており、スプリント適性は非常に高いレベルにあります。

​【コース適性】​中山コースは (3-3-3-9) と、全5勝のうち3勝を挙げているベストコースです。​中山芝1200m: 直近2戦(カーバンクルS 1着、オーシャンS 3着)の内容が良く、急坂を利して粘り込む形が確立されています。​

洋芝・直千: 函館SS 2着やアイビスSD 2着・3着など、タフな馬場や特殊な条件にも対応できる万能性があります。​

【血統】​父スクリーンヒーロー、母グレートキャティ、母父サクラユタカオー。スクリーンヒーロー産駒らしい晩成傾向と、母父サクラユタカオーから譲り受けたスピード・持続力が融合した血統です。9歳になっても一線級で戦い続けているタフさは、この血統ならではの強みと言えます。冬場の中山という力の要る馬場は、この血統にとって非常にプラスに働きます。​

【スピード値・上がり】​「止まらない持続力」が最大の武器です。爆発的な上がり33秒フラットを出すタイプではありませんが、33秒台後半から34秒台前半の脚を「どこからでも、どんな展開でも」使えるのが強みです。前走も好位から上がり33.5秒でまとめ切っており、先行勢にとっては非常に厄介な存在です。​

【脚質・特性】​「自在性のある先行・好位差し」です。

強み: 46戦のキャリアに裏打ちされたレース巧者ぶり。前に行く馬(インビンシブルパパ等)を見ながら、最適なポジションを取れる機動力があります。また、58kgの重斤量を苦にしないパワーも特筆すべき点です。

懸念点: 9歳という年齢による上積みの乏しさ。ルガルやファンダムといった年下の勢いがある馬に、瞬発力勝負に持ち込まれた際に屈する場面が想定されます。しかし、前走のように時計の掛かる馬場やタフな流れになれば、経験の差で逆転する可能性を十分に秘めています。


ビッグシーザー

【距離適性】​デビュー以来、ほぼ一貫して1200mを歩み続けているスペシャリストです。1200mではオープン・リステッド・重賞で計7勝を挙げており、この距離における立ち回りの上手さは現役屈指。1400mへの延長よりも、今回のような1200m戦が最も能力を発揮できる舞台です。​

【コース適性】​中山コースは (0-1-0-0) ですが、昨年のオーシャンSでトウシンマカオの2着があり適性は高いです。​中山: 急坂を苦にせず、好位からしぶとく脚を使えるため、中山の短い直線は合っています。

京都・阪神: 平坦・急坂問わず、右回りの1200m戦では非常に安定した成績を残しており、コースを問わない自在性があります。​

【血統】​父ビッグアーサー、母アンナペレンナ、母父Tale of Ekati(テイルオブエカティ)。父は高松宮記念を制した快速馬で、その産駒らしく筋肉質の馬体から繰り出すスピードが武器です。母系にストームキャットの血を持っており、早熟性と完成度の高さ、そしてダートもこなせそうなパワーを内包しています。冬場の中山芝にも対応できる力強さがあります。​

【スピード値・上がり】​「安定した先行スピード」が売りです。2歳時に中京で 1.08.0、京都のオパールSで 1.07.4 を記録するなど、速い時計の決着にも対応可能です。上がり3ハロンも33秒台後半〜34秒台前半で安定しており、大きく崩れることが少ないタイプです。​

【脚質・特性】​「堅実な先行・好位差し」です。

強み: 相手なりに走れる堅実さ。前走のシルクロードS(12着)は58.5kgの酷量に加え、後方からの競馬になるという本馬らしくない形での敗戦でした。度外視可能です。今回は実績のある中山で、得意の先行策が叶えば、上位勢を脅かす力は十分に持っています。​

懸念点: G1級の相手(ルガル、ママコチャ)と比較すると、最後のひと押しで少し見劣りする点。重賞勝ちは京阪杯などがありますが、別定重量でのG1馬との対戦では「どこまで粘り切れるか」が焦点になります。


フリッカージャブ

【距離適性】​ベストは1200mです。キャリア初期はダートも使われていましたが、芝1200mに転向してから「1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス」を3連勝。それもすべて着差をつける圧倒的な内容でした。スプリント路線への転向が完全に功を奏した形であり、現在の勢いはメンバー中ナンバーワンです。

​【コース適性】​急坂・小回り問わず、ローカルから中央場所まで対応可能です。​

中山: 今回が初参戦となりますが、福島の「雪うさぎ賞」で敗れた際(6着)から馬が劇的に変わっています。小倉や新潟で見せた圧倒的なスピードがあれば、中山の急坂も勢いで押し切れるパワーを秘めています。​

小倉・新潟: 直近の3勝はすべてローカルですが、小倉での 1.07.5 や 1.07.7 という時計は、中央場所の重賞でも通用する水準です。​

【血統】​父サートゥルナーリア、母ナイキトリック、母父サクラバクシンオー。父のスピード能力に、日本が誇る最強スプリンター・サクラバクシンオーの血が合わさった「スプリント特化型」の配合です。同じサートゥルナーリア産駒のファンダムがマイル寄りなのに対し、こちらは母系の影響を強く受け、より純粋なスプリンターとしての資質が強く出ています。​

【スピード値・上がり】​テンの速さと、そこからの持続力が抜きん出ています。3連勝はいずれも「逃げて上がり34.0〜34.1秒」でまとめ、後続に0.4〜1.0秒もの大差をつける圧勝。ハイペース(耶馬渓特別:前半32.9秒)を自ら刻んで押し切る能力は、重賞クラスのHペース耐性が十分にあることを示しています。​

【脚質・特性】​「絶対能力で押し切る快速逃げ」です。​

強み: 3連勝の勝ちっぷりがすべて「楽勝」である点。まだ底を見せておらず、重賞の壁をあっさり突破する可能性があります。特に、今回のメンバーにはインビンシブルパパという強力な同型がいますが、それらと競り合っても沈まないタフな精神力が備わっていれば、一気に世代交代を告げるシーンも。​

懸念点: 4ヶ月以上の休み明けとなる点、および今回が初の重賞挑戦であること。一線級のG1馬(ルガル、ママコチャ)を相手に、これまでのような単騎逃げや楽な展開は望めません。揉まれた際の脆さがあるかどうかは、走ってみるまで分からない未知数な部分です。


ヨシノイースター

【距離適性】​ベストは1200mです。1400m(阪神C 6着など)でも大きく崩れませんが、持ち前の先行力と粘り腰が最も活きるのはスプリント戦。特にタフな流れになりやすい1200m戦において、大崩れしない安定感はメンバー中でもトップクラスです。​

【コース適性】​中山芝1200mは (2-0-2-1) と、現役屈指の「中山1200m巧者」です。

中山: 春雷S(L)を快勝しているほか、昨年のオーシャンSでも4着、G1スプリンターズSでも14番人気ながら5着と激走。急坂と小回りへの対応力が非常に高く、中山ならG1馬相手でも互角以上に渡り合えます。

小倉: 北九州記念で2年連続2着など、小回りコース全般に高い適性を見せます。​

【血統】​父ルーラーシップ、母アースプレイ、母父ゼンノロブロイ。ルーラーシップ産駒らしい持続力と、母父ゼンノロブロイから受け継いだ堅実さが特徴。母系にはサンデーサイレンスやトニービンの血が入り、底力があります。この血統背景が、加齢とともに衰えるどころか、よりタフな短距離ランナーとしての完成度を高めている要因と言えます。​

【スピード値・上がり】​「平均速度の高さ」が武器です。爆発的な末脚はありませんが、前半33秒台のハイペースを好位で追走し、そのまま34秒前後の脚で粘り込む能力に長けています。25年スプリンターズSで見せた 1.07.3 という走破時計は、G1級のスピードを証明しています。​

【脚質・特性】​「自在性のある好位立ち回り」です。

強み: とにかくコース取りがうまく、どんな枠順からでも内々をロスなく回ってこれる器用さがあります。内田博幸騎手との相性も抜群で、タフな叩き合いになれば8歳(2026年時点)の経験値が活きます。

懸念点: 勝ち切るための爆発力に欠ける点。2着、3着が多いタイプで、今回のような強力な逃げ馬やG1馬が揃った場面では、最後にもう一段上のギアを持つ馬に屈する可能性があります。しかし、馬券圏内(3着以内)という意味では、最も計算の立つ1頭です。


レイピア

​【距離適性】​デビューから一貫して1200m〜1400mを使われていますが、キャリア16戦中15戦が1200mという、純然たる1200mスペシャリストです。前走のシルクロードSでは57kgを背負いながら重賞2着と、古馬一線級相手に通用することを証明しました。​

【コース適性】​中山・福島といった小回り〜急坂コースを得意としています。​

中山: カンナS(OP) 3着、黒松賞(1勝) 5着と、2歳時は勝ち切れませんでしたが、いずれも勝ち馬とは僅差。成長した今なら、中山の急坂はむしろプラスに働くパワーがあります。​

京都・福島: 直近のシルクロードSやみちのくSで見せた走りは非常に鋭く、右回りのスプリント戦における安定感は抜群です。​

【血統】​父タワーオブロンドン、母アンナトルテ、母父エンパイアメーカー。父はスプリンターズS勝ち馬で、その初年度産駒。父譲りの筋肉質な馬体とスピードを受け継いでいます。母父エンパイアメーカーの影響か、パワーが豊富で馬場が渋ってもこなせるのが強み。今回、同じ4歳馬のファンダムやフリッカージャブと並び、世代交代を期待される一頭です。​

【スピード値・上がり】​「展開不問の自在性」が最大の武器です。逃げて快勝した「みちのくS」のように自らペースを作ることもできれば、前走のように好位から上がり33.2秒の脚を使って追い込むことも可能。S指数もコンスタントに90前後をマークしており、重賞級のスピードを安定して発揮できます。​

【脚質・特性】​「好位立ち回りの優等生」です。

強み: 16戦のキャリアがありながら、掲示板を外したのがわずか3回という堅実さ。先行争いが激しくなりそうな今回のメンバー構成において、逃げ馬を見ながら一列後ろで脚を溜められるセンスは、中山1200mにおいて絶好のポジション取りを約束します。

懸念点: 勝ち切るための決定力。堅実に走る一方で、G1馬を相手に一気に突き放すだけの「爆発力」という点では、まだ試されている段階です。しかし、近走の充実ぶりからは、ここを勝って高松宮記念へ、という青写真が十分に見えます。


競馬-神がかり

2026年 オーシャンステークス(G3) 暫定評価

暫定評価
  • 【S評価】(優勝候補・軸不動)
  • ルガル​理由: 24年スプリンターズS覇者であり、前走阪神Cで完全復活。58kgの斤量も前走で克服済み。現在、国内スプリント界で最も「完成度」が高く、中山でのG1勝ちという実績は他を圧倒しています。​
  • ママコチャ​理由: 23年スプリンターズS覇者。7歳になっても衰え知らずで、芝・ダート・地方・中央問わず連対を外さない驚異の安定感。中山1200mはG1勝ちに加え昨年のオーシャンSも勝利しており、コース適性は満点です。​
  • 【A評価】(逆転の可能性あり・有力)​
  • レイピア​理由: 4歳勢の筆頭。前走シルクロードSで2着と本格化。タワーオブロンドン産駒らしいスピードに加え、立ち回りの上手さが光ります。G1馬2頭に対して斤量1kg差を活かせば、世代交代のシーンも。
  • ヨシノイースター​理由: 「中山1200mの鬼」。G1では一歩及びませんが、G3のここなら適性は最上位。内田騎手とのコンビでロスなく回れば、実績馬を食うシーンが容易に想像できます。​
  • 【B評価】(展開次第で圏内・連候補)​
  • ファンダム​理由: 能力値(S指数)やマイルでのレコードはS級ですが、初の1200mへの対応が未知数。ポテンシャルだけで突き抜ける可能性もありますが、激流のスプリント戦に戸惑うリスクも考慮してB。​
  • フリッカージャブ​理由: 現在3連勝中で底を見せておらず、スプリントに特化した血統も魅力。ただし、今回はインビンシブルパパとのハナ争いが予想され、初重賞で楽な競馬はさせてもらえない見込み。​
  • インビンシブルパパ​理由: 米国遠征帰りの初戦。中山ダートでの実績から急坂は得意なはずですが、芝のG1級相手にどこまで粘れるか。逃げ脚がハマれば残り目も。​
  • 【C評価】(一考を要する・相手まで)
  • ビッグシーザー​理由: 実力はあるものの、近走の負け方がやや案外。前走大敗からの巻き返しを狙いますが、58kgを背負ってG1馬や勢いのある4歳勢を相手にするには、少し勢いが足りない印象。​
  • ウイングレイテスト​理由: 9歳ながら前走勝利と驚異のタフさを見せていますが、今回は別定戦で58kg。ルガルやママコチャと同じ重荷を背負っての対決は、流石に厳しくなるか。​
  • まとめ:レースの鍵​今回のオーシャンSは、「ハイペースの逃げ争い(インビンシブルパパ vs フリッカージャブ)」によって引き締まった流れになるのが確実です。​
  • 本線: その激流を好位で悠々と追走できるルガルとママコチャのG1馬2頭。​
  • 注目: 初の1200mで異次元の脚を見せるか、あるいは置かれるかのファンダム。 
  • 穴目: 中山適性重視でヨシノイースターの内突き。

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