​「レコード勝ちの衝撃！王道を歩むマイルの怪物候補」

​前走のデイリー杯2歳Sでは、圧巻のレコードタイムを叩き出し、世代屈指のスピードを見せつけてくれました。2着馬カヴァレリッツォとの激しい叩き合いを制しつつ、3着以下にはなんと5馬身もの差をつける圧勝劇！負かした相手には札幌2歳S勝ち馬などの実力馬が揃っていただけに、その価値は極めて高いですよね。​

昨年の覇者ジャンタルマンタルも「新馬→デイリー杯」という同じローテーションでここを制しました。名門・友道厩舎が送り出すこの馬が、ノーザンファームの意地を見せて社台ファームの3連覇を阻止するのか……注目せずにはいられません！

​「持続力は桁違い！新種牡馬の星が社台3連覇を狙う」

​新潟2歳Sでの快勝っぷり、皆さんも記憶に新しいのではないでしょうか？「一瞬のキレ」というよりは、どこまでも伸びていくような底知れないスピード持続力がこの馬の真骨頂。負かした相手が次々と重賞やG1で好走していることからも、この馬の能力が「本物」であることは疑いようがありませんね。​

父は新種牡馬ポエティックフレア、母系もフランスのG1で活躍した名血という魅力的なバックボーン。ジャンタルマンタル、アドマイヤズームに続く「社台ファーム生産馬の3連覇」へ向けて、視界は極めて良好と言えそうです！

​「逆転の可能性十分！新馬戦から見せる類まれなポテンシャル」

​デイリー杯ではアドマイヤクワッズにハナ差敗れはしたものの、3着馬を5馬身ちぎった内容は「負けて強し」のひと言。新馬戦でも2着を5馬身突き放しており、その走りはまさにG1級の器を感じさせます。​

アドマイヤクワッズとはまさにライバル関係。今回は舞台が阪神の外回りコースに変わることで、このわずかな着差が入れ替わる可能性も十分にありますよね。ノーザンファーム期待の1頭として、ここで一気に頂点へ駆け上がるシーンも期待大です！