函館SS 2025 予想：右回りのスペシャリスト、ジューンブレアが洋芝を舞う！
endless-seekerいよいよ今年もサマースプリントシリーズの開幕を告げる函館スプリントステークスがやってきます。洋芝が舞台となるこの一戦は、例年波乱含みで、伏兵馬の激走が目立つことでも知られています。そんな中でも注目を集めるのが、今年の主役と目される有力馬たち。GⅠ初制覇を目指すナムラクレア、洋芝で無敗を誇るモリノドリーム、そして短距離で頭角を現すカピリナ、レイベリングなど、個性豊かな実力馬が揃いました。
しかし、今年の函館SSで最も注目すべきは、右回りのスペシャリスト、ジューンブレアでしょう。キャリアを通じて右回りコースで圧倒的な強さを見せ、特に芝1200mでは負けなしの完璧な記録を誇ります。4歳世代の勢いに乗り、得意の舞台でその真価を発揮する準備は万端。過去の傾向が示す「伏兵の激走」という舞台設定も、彼女にとって追い風となるかもしれません。
◎ジューンブレア
右回りの
スペシャリスト
彼女がこの条件においてまさに「スペシャリスト」
ジューンブレアは現在4歳の牝馬で、その特筆すべき点は、これまでのキャリアが右回りコースのみであることです。
この事実は、彼女が右回りに何らかの強い適性、あるいは特有の走り方を持っている可能性を示唆しています。右回りスでの戦績は**（4,0,0,2）と非常に優秀で、特に芝1200mでは4戦4勝と負けなし**の完璧な記録を誇ります。このデータは、彼女がこの条件においてまさに「スペシャリスト」であることを証明しています。
さらに、今年の4歳世代は全体的に活躍馬が多く、ジューンブレアもその勢いに乗ることが期待されます。条件面でも有利に働くことが予想され、今回のレースでのパフォーマンスに注目が集まります。
◯カピリナ
愛知杯3着で証明！
芦毛の伸び盛り4歳牝馬
芦毛の俊足、短距離新女王へ駆け上がる
2連勝でオープン入りを果たしたカピリナは、現在4歳。1200mの距離では抜群の安定感を誇り、その戦績は(3,0,1,1)と素晴らしいものです。
昨年暮れにオープン入りを決めると、その後に出走した2戦の重賞レースでは4着、3着と善戦。特に前走の愛知杯では、直線で早めに抜け出し押し切りを図るも、惜しくも差し切られてしまいましたが、短距離のスペシャリストであるグランテストなどを抑え込んでの3着は高く評価できます。函館競馬場は今回が初めてとなりますが、先行する脚質から新コースへの適応も期待されます。
▲レイベリング
秘めたる短距離適性！
新境地を切り開く
レイベリング: 5歳牡馬の新たな可能性
レイベリングは5歳になる牡馬で、前走の安土城ステークス（オープンハンデ戦）では、その能力を存分に示しました。
4コーナーで大外に持ち出し、直線で早めに抜け出して力強く伸びるも、さらに外から追い込んできたラケマーダに惜しくも差し切られてしまいました。しかし、この内容は大いに評価されるべきです。
なぜなら、レイベリングは他の上位馬よりも1kg以上重い斤量を背負っていたにもかかわらず、これだけのパフォーマンスを見せたからです。このことは、彼が着順以上に強い競馬をしたことを物語っています。
過去に1200m戦で2度の惨敗を喫している点は気になるところですが、前走で見せたパフォーマンスは、短距離における新たな可能性を感じさせます。今回のレースで、これまでとは違う一面を見せてくれるかもしれません。
函館SS【推奨馬】
◎ジューンブレア
◯カピリナ
▲レイベリング
△モリノドリーム
✕カルチャーデイ、ミリアッドラヴ、ジョーメッドヴィン
参考：買い目
ナムラクレアについては、その実力は誰もが認めるところですが、生涯で初めて背負う57kgの斤量がどう影響するか、現時点では明確な判断が難しいですね。有利に働くことはないと考えられますし、下手に押さえて買い目が増えるのも避けたいところ。今回は思い切って印から外すことにします。伏兵が多いレースなので、的を絞った馬券で勝負したいですね。
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