フォーチュンタイム、阪急杯出走!~重賞初制覇へ、充実の4歳馬が挑む

~2024年の東山ステークスを制し、勢いに乗るフォーチュンタイムが、今週の阪急杯(G3)に出走します。

過去のレース内容から見る好走要因

* ハイペース適性: 前走の東山ステークスでは、前半4ハロンが34.2秒というハイペースの中、トップハンデの57kgを背負いながらも、上がり3ハロンを34.2秒でまとめることができました。これは、ハイペースな展開にも対応できる能力があることを示しています。

* 自在性: これまでのレースでは、先行、差しと様々な脚質で勝利を収めており、自在性の高さが魅力です。展開や馬場状態に合わせて、柔軟な競馬ができるでしょう。

* 安定したパフォーマンス: 過去5戦で4勝2着1回と、安定した成績を残しています。常に上位争いを演じることができる実力を持っています。今回の阪急杯に向けて

* 舞台適性: 阪急杯は、芝1400mで行われます。フォーチュンタイムは、この距離で2勝を挙げており、舞台適性は高いと言えるでしょう。

* 斤量: 今回の阪急杯は、ハンデ戦となります。前走の東山ステークスで57kgを背負っていたことを考えると、斤量が軽減される可能性があり、有利に働くことが予想されます。

* 展開: 阪急杯は、先行争いが激しくなることが予想されます。フォーチュンタイムは、先行、差しどちらの脚質もできるため、展開に合わせて有利に立ち回ることができるでしょう。

総合評価:フォーチュンタイムは、ハイペース適性、自在性、安定したパフォーマンスを兼ね備えた実力馬です。今回の阪急杯では、舞台適性、斤量、展開など、様々な面で好走要因が揃っています。重賞初制覇の期待が高まります。

フォーチュンタイムFortune Time  牡4 栗毛 2021/04/17生

父グレーターロンドン

父グレーターロンドン(SS系)[主な産駒]ロンドンプラン(小倉2歳ステークス)

母オールタイムベスト

母オールタイムベスト競走成績:
* 中央競馬で2勝血統:
* 父: ブライアンズタイム
* 母の父: Storm Cat
産駒実績:
* 10頭の産駒を輩出
* 代表産駒: フサイチアデクタム、サトノシーザー、フォーチュンタイムなどフォーチュンタイムについて:
* 2021年生まれの牡馬
* 2024年東山ステークス(3勝クラス) 優勝2代母ウィルダネスストーム

  • 【生産牧場】下川辺牧場
  • 【馬主】伊藤功一
  • 【調教師】吉岡辰弥(栗東)[重賞]5勝

【競走成績】

全成績

[4,1,0,1]1400[1,0,0,1]先行[1,1,0,1]差し[3,0,0,0]京都[2,0,0,1]

阪急杯G3

2025/2/22(土) 1回京都7日 11R
阪急杯 G3
4歳上オープン 別定 良
芝右1400m (Bコース) 18頭

5着4枠8番 1人気 3.4倍
牡4 512kg(+12) 岩田望来(57.0)
③④-⑤ 先行 1:22.0 (34.9)

レースラップ
35,2-11,7-34,8=1,21,7
3歳以上重賞ラップ
34,5-11,4-34,5=1,20,4

フォーチュンタイムのレース分析(1番人気で敗退)
レース展開の分析
アサカラキング以外の先行勢が失速する中、フォーチュンタイムも失速しました。時計は重賞ラップと比較して1.3秒ほど遅く、馬場状態の悪化によりスタミナを消耗した可能性があります。
敗因の考察


馬体重: 休み明け2戦目でプラス12キロと、やや余裕残しの状態でした。初の重賞挑戦ということもあり、陣営が余裕を持たせた可能性もありますが、理由は明確ではありません。
* 馬場状態: パワータイプであることから、荒れた馬場が敗因ではないと考えられます。
* 仕上がり: 大きく負けてはいないことから、今後の活躍に期待が持てます。仕上がり具合によっては、次走で巻き返す可能性も十分にあります。

今後の展望
今回の敗戦は残念でしたが、悲観する内容ではありません。仕上がり具合やレース展開によっては、次走で力を発揮できるでしょう。今後のレースに注目し、成長を見守りたいと思います。

東山ステークス

2024/12/15(日) 7回京都6日 12R
東山ステークス3歳上3勝クラス ハンデ芝右1400m (Dコース) 18頭
1着 1枠1番 1人気 2.1倍牡3 500kg(+4) ムーア(57.0)
⑤⑤-① 差し 1:20.6 (34.2)
レースラップ34,2-11,2-35,2=1,20,63歳以上重賞ラップ34,5-11,4-34,5=1,20,4
ラップタイム:
* 前半: 4ハロンの通過タイムが0.5秒速く、レースを引っ張る展開となりました。
* 後半: 57kgというトップハンデを背負いながらも、上がり3ハロンを34.2秒でまとめることができました。
* 全体: 56kg以下のハンデで、先行の上であることを考慮すると、この馬は「前良し、中良し、終い良し」という、レース全体で安定したパフォーマンスを発揮したと言えます。
総合評価:
この馬は、ハイペースな展開の中、トップハンデを背負いながらも、最後までしっかりと脚を伸ばして入線しています。これは、この馬の能力の高さを示すものであり、今後更なる活躍が期待されます。特に、ハンデが軽くなる条件や、展開が落ち着くレースでは、より良いパフォーマンスを発揮できる可能性を秘めていると言えるでしょう。

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