チューリップ賞(G2)有力馬分析:ビップデイジー、ナムラクララなど、桜花賞へ向けた試金石

3月2日(日)、阪神競馬場では桜花賞トライアルのチューリップ賞(G2)が開催されます。今年は、阪神ジュベナイルフィリーズ2着のビップデイジーや、ナムラクレアの半妹ナムラクララなど、素質馬が集まりました。桜花賞の行方を占う重要な一戦を徹底解説します

ビップデイジー

:阪神JF2着の実力、距離適性とコース実績で桜花賞へ視界良好前走の阪神ジュベナイルフィリーズで2着と、世代トップクラスの実力を見せたビップデイジー。父は菊花賞と有馬記念を制したサトノダイヤモンドで、その血統から距離適性の高さは疑う余地がありません。G1での実績も既に証明済みであり、今回のチューリップ賞でも好走が期待されます。桜花賞と同じ舞台で、改めてその実力を示すことができるか注目が集まります。

ナムラクララ

:名牝の血を継ぐ、卓越したレースセンスで桜花賞へ名乗り重賞5勝を誇る名牝ナムラクレアの半妹として注目を集めるナムラクララ。そのレースセンスは姉譲りで、これまでのレースでは常に安定した走りを見せています。前走の紅梅Sでは、力強い末脚で勝利を飾り、勢いに乗って今回のチューリップ賞に挑みます。1600mへの距離延長が鍵となりますが、陣営はナムラクララの距離適性を高く評価しており、不安はありません。姉とは異なるタイプの競走馬ですが、ナムラクララもまた、桜花賞戦線を賑わす存在となるでしょう。

クリノメイ

:早期デビューから連勝を飾った実力馬、オルフェーヴルの血を継ぐパワーで巻き返しへ2歳夏と早期デビューを果たし、そこから連勝を飾ったクリノメイ。父は破天荒な個性で数々の伝説を残したオルフェーヴル。その血を受け継ぎ、クリノメイもまた、並外れたパワーとスタミナを武器に戦います。前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは大敗を喫しましたが、ゲート内でのアクシデントや外枠発走など、度外視できる要因が重なりました。今回のチューリップ賞では、本来の力を発揮し、桜花賞へ向けて改めてその実力を証明してくれるはずです。

【チューリップ賞·予想】

▲クリノメイ

△フェアリーライク

△メイショウタマユラ

【参考·買い目】

過去10年の傾向を見ると、人気馬が比較的安定した成績を残していましたが、2022年から2024年にかけては波乱が続いています。特に今年は、経験の浅い3歳牝馬が中心となるため、思わぬ伏兵が現れる可能性も否定できません。

また、昨年暮れの阪神JFは京都競馬場での開催でした。そのため、出走馬のほとんどが阪神競馬場でのレース経験がありません。コース適性の差が、思わぬ結果につながることも考えられます。

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