函館2歳S覇者サトノカルナバル、共同通信杯で試金石の一戦

クラシックの夢を見るのは、まだ早い。だが、サトノカルナバルの才能は、確かに光っている。この馬が、歴史の壁を打ち破る存在になるかどうか、見極めるのはまだ難しい。

酔いどれ競馬評論家デニィが見る、サトノカルナバルの野望天才の片鱗を見せるか、クラシックへの挑戦状

今週の共同通信杯(東京1800mG3)に、今年の函館2歳ステークス(G3)を制したサトノカルナバルが出走する。父はあの名馬キタサンブラック。母リアリサトリスの産駒は、中央競馬で5頭が勝利を挙げている。その中でもサトノカルナバルは、2歳にして重賞タイトルを手にしたエリートだ。タイムは優秀、

函館2歳Sでの勝利タイム1:09.2は、3歳以上2勝クラスに匹敵する優秀なもの。されど油断は禁物

しかし、過去10年の函館2歳S勝ち馬に、その後活躍した馬はほとんどいないというデータもある。だが、セイウンコウセイのように、G1を制覇する馬もいる。つまり、サトノカルナバルの能力が足りないということはあり得ない。クラシックへの布石か、それとも…

函館競馬場の特徴は、坂がなく、直線が260mと短いこと。

上がり3Fは約3分の2がコーナーでのもので、器用さが求められる。そもそも、開催日数が少ない上にG1はなく、重賞の数も3レースしかない。3歳春のクラシックへ向けて、少しでも多く中央競馬場を経験させることが重要なのだ。

では、なぜこのレースを使ったのか?

賞金加算が目的だと考えられる。つまり、陣営としてはクラシックを狙えると考えているのではないだろうか。

デニィの結論今回のレース選択は、クラシックを見据えた戦略的なものである可能性が高いと言えるだろう。今後のローテーションに注目し、クラシック戦線での活躍を期待したい。「クラシックの夢を見るのは、まだ早い。だが、サトノカルナバルの才能は、確かに光っている。この馬が、歴史の壁を打ち破る存在になるかどうか、見極めるのはまだ難しい。だが、一つだけ言えることがある。それは、競馬は常にドラマを生み出すということだ。」

JRAホームページ出馬表

JRAYouTube共同通信杯

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サトノカルナバルSatono Carnaval  牡3 鹿毛 2022/03/20生

父キタサンブラック

父キタサンブラック(SS系)
[主な産駒]
イクイノックス(ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞秋×2、宝塚記念他)
クロワデュノール(ホープフルS)
ソールオリエンス(皐月賞)
[サイアーランキング]2024年10位

母リアリサトリス

母リアリサトリスRealisatrice(FR)の産駒は10頭おり、そのうち中央競馬 で勝利を挙げているのは5頭です。

* ジャスティンスカイ: 牡馬。6勝を挙げ、2023年の洛陽ステークス(L)を制覇しています。
* リアリスト: 牡馬。3勝を挙げています。
* サトノカルナバル: 牡馬。2勝を挙げ、2024年の函館2歳ステークス(G3)を制覇しています。
* ダニーデン: 牡馬。3勝を挙げています。
* セナリスト: 牝馬。2勝を挙げています。
サトノカルナバルは、2024年の函館2歳ステークス(G3)を制覇しており、今後の活躍が期待されます。
母父Numerous(USA)

【競走成績】

函館2歳ステークス

2024/7/13(土) 1回函館11日 11R
函館2歳ステークス G3
2歳オープン 馬齢
芝右1200m (Bコース) 14頭
1着 5枠7番 1人気 3.4倍
牡2 496kg(+2) 佐々木大(55.0)
④④-① 先行 1:09.2 (34.8)

レースラップ34,0-35,2=1,09,2
2歳op重賞平均ラップ34,3-36,1=1,10,4

1:09.2というタイムは、3歳以上2勝クラスに匹敵する優秀なものです。過去10年の函館2歳ステークス勝ち馬に、その後活躍した馬はいないと言っても過言ではありません。しかし、函館の重賞を勝った有名な馬には、高松宮記念を制覇したセイウンコウセイがいます。つまり、能力が足りないということはあり得ないでしょう。

函館競馬場の特徴は、急坂がなく、直線が260mと短いことです。

上がり3Fは約3分の2がコーナーでのもので、器用さが求められます。そもそも、開催日数が少ない上にG1はなく、重賞の数も3レースしかありません。3歳春のクラシックへ向けて、少しでも多く中央競馬場を経験させることが重要なのです。では、なぜこのレースを使ったのでしょうか?賞金加算が目的だと考えられます。つまり、陣営としてはクラシックを狙えると考えているのではないでしょうか。

考察

* タイムは優秀だが、函館2歳Sの勝ち馬から活躍馬が出ていないのは、コース形態やレース条件、出走メンバー構成など、様々な要因が考えられます。

* セイウンコウセイのように、函館で実績を残して後にG1を制覇する馬もいます。

* クラシックを目指す上で、中央競馬場の経験は重要です。

* 賞金加算を目的とした出走は、クラシックを意識している可能性があります。

結論

今回のレース選択は、クラシックを見据えた戦略的なものである可能性が高いと言えるでしょう。今後のローテーションに注目し、クラシック戦線での活躍を期待したいと思います。

新馬戦

2024/6/22(土) 3回東京7日 6R
2歳新馬 馬齢
芝左1400m (Dコース) 10頭
1着 3枠3番 1人気 1.6倍
牡2 494kg レーン(55.0)
⑤④-① 先行 1:23.6 (34.0)

レースラップ36,5-12,8-34,3=1,23,62歳op重賞平均ラップ35,3-12,2-34,2=1,21,7
レースの時計が大幅に遅れたのは、稍重の馬場状態とスローペースが原因でしょう。前半3ハロンのラップタイムは、平均よりも1秒も遅いものでした。しかし、その分サトノカルナバルの上がり3ハロン34.0秒は優秀であり、2着に7馬身差をつけたのも納得できます。

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