2023年ホープフルS、レガレイラが豪脚で差し切り!ルメール騎手の冷静な騎乗が光る
2023年12月28日(木) 5回 中山 9日ホープフルS
過去のホープフルSを蘇らせたい、まずは2023年12月28日、2017年から現在のホープフルSに名称が変わる。そ中山競馬場で行われた第40回ホープフルステークスは、レガレイラが後方から強烈な末脚を繰り出し、見事勝利を掴んだ。レガレイラは、最後の直線でメンバー最速となる35.0秒の驚異的な脚色を見せ、ライバルたちをまとめて差し切った。ルメール騎手の冷静沈着な騎乗が光り、新種牡馬スワーヴリチャード産駒のG1初制覇を飾った。
新馬戦、京都2歳Sと連勝したシンエンペラーが2着に入り、3歳シーズンには日本ダービーで3着、ジャパンカップで2着と重賞戦線で活躍。
3着にはサンライズジパングが入り、JBC2歳優駿で2着、3歳シーズンにはみやこSを制している。
一方、未勝利戦と黄菊賞を連勝していたセンチュリボンドは、外枠の16番という厳しい枠に入ったことが響き、スタートから最初のコーナーまでに脚を使ってしまい、後方からレースを進めることになった。結果、大敗に終わってしまった。
新馬と野路菊賞を連勝していたヴェロキラプトルは、レースを引っ張る逃げの競馬を選択したが、直線で脚が止まり10着に敗れた。
レガレイラの強さレガレイラの勝利は、その末脚の強さだけでなく、ルメール騎手の冷静な騎乗も大きな要因と言える。ルメール騎手は、レースのペースを読み、レガレイラに力を温存させながら、最後の直線で一気に勝負に出るという完璧なレース運びを見せた。また、レガレイラ自身も、強い心臓と勝負心を持ち合わせており、大舞台でも力を発揮できる能力の高さを証明した。