クイーンズウォーク、金鯱賞でG1制覇へ向け始動

「ローズSを制し、G1戦線での活躍が期待されたクイーンズウォーク。しかし、秋華賞ではスタートで躓き大きく出遅れ、まさかの15着。その雪辱を期すべく、クイーンズウォークは金鯱賞へと駒を進める。再びG1の舞台で活躍するため、クイーンズウォークにとって負けられない一戦となる。」

ローズS覇者、春のG1戦線へ始動!…って、オイオイ、クイーンズウォーク嬢、アンタ本気かい?

(酔いどれ競馬評論家デニィ)フフフ、諸君、ご機嫌麗しゅう。酔いどれ競馬評論家デニィだ。さて、今回のターゲットは、あのローズSを制したクイーンズウォーク嬢。春のG1戦線に向けて、いよいよ始動ってか?…フン、笑わせてくれる。血統?実績?そんなもん、アタシの予想の前ではただの飾りだ。キズナ産駒?ノーザンファーム生産?…フン、そんなもん、アタシにゃどうでもいい。アタシが見るのは、馬の内に秘めたる野心、そして…ジョッキーとの相性だ。

川田将雅?…悪くはない。だが、アタシならもっと上手く乗りこなせるね、アハハハ!川田将雅騎手とのコンビ?…悪くはない。

だがね、諸君、アタシならもっとクイーンズウォーク嬢の力を引き出せる自信があるね。アハハハ!…ま、アタシに騎乗依頼が来ることはないだろうがね、残念ながら。金鯱賞?…フン、相手にとって不足なし。だが、アタシの予想はもっと斜め上を行くぜ!さて、今回の舞台は金鯱賞。相手関係も悪くない。だがね、諸君、アタシの予想はそんな常識的なもんじゃない。アタシはね、もっと…アハハハ、これ以上は言わないでおこう。当日のお楽しみってやつだ。

クイーンズウォーク嬢、アンタの走りはアタシの予想を裏切らないでくれよな?…アハハハ!クイーンズウォーク嬢、アンタの走りに期待してるぜ?…アハハハ、ま、アタシの予想を裏切らないでくれよな?…なんてね。

クイーンズウォークQueen’s Walk  牝4 黒鹿 2021/03/14生

父キズナ

父キズナ(SS系)
[主な産駒]
ソングライン(安田記念×2、ヴィクトリアm)ジャスティンミラノ(皐月賞)
【サイヤーランキング】2024年1位

母ウェイヴェルアベニュー

母ウェイヴェルアベニュー20戦7勝
ウェイヴェルアベニューの産駒実績
* グレナディアガーズ:2020年朝日杯フューチュリティステークス(G1)優勝
* クイーンズウォーク:2024年ローズステークス(G2)優勝
母父Harlington(USA)
【BMS主な産駒】グレナディアガーズ(朝日杯)
2代母Lucas Street(CAN)13戦5勝

  • 【生産牧場】ノーザンファーム
  • 【馬主】サンデーレーシング
  • 【調教師】中内田充正(栗東)[重賞]43勝[主な管理馬]リバティアイランド、グレナディアガーズ

【主な競走成績】

小倉牝馬S

2025/1/25(土) 1回小倉1日 11R 小倉牝馬ステークス G3
4歳上オープン 牝馬 ハンデ
芝右2000m (Aコース) 18頭
6着5枠9番 1人気 3.5倍
牝4 534kg(+10) 
川田将雅(55.5)
⑥⑥④②-⑥ 先行 1:58.7 (36.2)
レースラップ
33,9-48,2-36,3=1,58,4
3歳以上重賞ラップ
34,6-48,6-35,0=1,58,2
1000m通過タイム57秒7というハイペースな展開の中、ベリーヴィーナスが逃げ、クイーンズウォークは中団やや前方に位置取りました。クイーンズウォークは、4コーナーで早めに先頭に立ち、そのまま押し切りを図りましたが、残り200mで後方から脚を溜めていたフェアエールング、シンティレーションらに一気に襲い掛かられました。 
結果、クイーンズウォークを含む先行勢は失速する厳しい流れとなりました。クイーンズウォークにとっては、3ヶ月半の休み明けで、馬体重も10kg増の534kgと、万全とは言えない状態でした。ハイペースに加え、休み明けによる馬体の重さや負担重量の差が、最後に影響したと考えられます。

秋華賞

2024/10/13(日) 5回京都4日 11R
秋華賞 G1
3歳オープン 牝馬 馬齢 良
芝右2000m (Aコース) 15頭
15着2枠3番 3人気 6.8倍牝3 524kg(+2) 川田将雅(55.0) ⑭⑭⑨⑦-⑮ 差し
1:59.6 (36.5)
レースラップ
34,5-45,9-36,7=1,57,1
3歳以上重賞ラップ
35,2-48,5-34,9=1,58,6
スタートで躓き、落馬寸前のアクシデントがあった。仕方の無い敗戦だろう。

ローズS

2024/9/15(日) 3回中京4日 11R 関西TVローズS G2
3歳オープン 牝馬 馬齢 稍重
芝左2000m (Bコース) 15頭
1着2枠2番 2人気 4.9倍
牝3 522kg(±0) 川田将雅(55.0)
⑦⑥⑥⑥-① 差し 1:59.9 (33.5)

レースラップ
36,1-48,2-35,6=1,59,9
3歳以上重賞ラップ
37,0-49,0-35,4=2,01,4
セキトバイーストが10馬身以上の大差をつけて逃げる展開。4コーナーを回ってもそのリードは大きく、直線に入ってもまだ3馬身のリードを保っていました。残り400mを切ってもセキトバイーストの脚色は衰えず、粘り込みを図ります。しかし、残り200mで中団馬群の外からクイーンズウォークが力強く伸びてきました。クイーンズウォークは、粘るチェレスタ、セキトバイースト、タガノエルピーダをゴール前で一気に捉え、見事に勝利を飾りました。
後方から大外を追い込んだレガレイラも、上がり33秒1という素晴らしい末脚を見せましたが、0.4秒差及ばずゴール。秋華賞に向けた試走としては、十分な走りだったと言えるでしょう。クイーンズウォークはこれで重賞2勝目となり、今後のG1戦線での活躍がますます楽しみになりました。

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