杉山 佳明厩舎の夢を背負いミニトランザット、鮫島 克駿コンビできさらぎ賞へ挑む

鮫島克駿騎手、サンデーファンデーでプロキオンS制覇!勢いそのままに、ミニトランザットでクラシック戦線へ2025年、手腕が光る鮫島克駿騎手が、サンデーファンデー号で見事プロキオンSを制覇!勢いそのままに、次なる目標はクラシック戦線。きさらぎ賞へは、前走京成杯で3着と好走したミニトランザットで挑む。新馬戦では逃げ切り勝ちを収め、そのポテンシャルの高さを示している。京成杯では、後方から追い込む競馬で3着。自在性も兼ね備え、今後の活躍が期待される。プロキオンS制覇で波に乗る鮫島克駿騎手と、素質馬ミニトランザットのコンビが、クラシック戦線を熱く盛り上げる!

酔いどれ競馬評論家デニィが斬る!ミニトランザットのレース回顧と次走展望

【京成杯 G3】(2025年1月19日 中山競馬場 芝2000m)

ふむ、雨の中山で繰り広げられた京成杯。ミニトランザット、3着か。14頭立ての9番人気、単勝29.6倍とは、なかなか穴っぽい人気だったね。結果論だが、3着に入ったのだから、配当妙味は十分にあったと言えるだろう。レースは14番手からの追込。直線でどこまで伸びるかが焦点だったが、ニシノエージェントに0.1秒差まで迫ったのは評価できる。上がり3Fは34.9秒。これはメンバー中最速タイであり、この馬のポテンシャルの高さを示していると言えるだろう。それにしても、道中の位置取りが後方過ぎるのが気になるね。もう少し前目でレースを進められれば、結果は変わっていたかもしれない。まあ、そこが競馬の面白いところでもあるのだが。

【2歳新馬戦】(2024年11月9日 京都競馬場 芝1600m)

デビュー戦は快勝。逃げ切りで勝利を飾っている。新馬戦は、各馬の能力が未知数なだけに、先行有利の展開になりやすい。ミニトランザットも、その流れに乗って見事に勝利を掴んだと言えるだろう。しかし、2戦目で真価が問われるのが競馬の常。京成杯では、追込の競馬で3着。これは、この馬の বহুম性を示すものであり、今後に期待が持てる内容だったと言える。

【総括】ミニトランザットは、まだキャリア2戦ながら、そのポテンシャルの高さを示している。

新馬戦で見せた逃げの競馬、京成杯で見せた追込の競馬。どちらの競馬もできるのは、この馬の大きな強みになるだろう。次走は未定だが、どのようなレースを選択するのか注目したい。個人的には、距離を延ばしてほしい気持ちもある。2000mの京成杯で好走しただけに、スタミナは十分にあるはずだ。クラシック戦線に乗るためには、そろそろ重賞タイトルが欲しいところ。次走に期待したい。

【酔いどれ競馬評論家デニィの独り言】

それにしても、競馬は奥が深い。予想が当たった時の快感は、何物にも代えがたい。しかし、外れた時の悔しさは、言葉では言い表せない。それでも、競馬はやめられない。それが競馬の魅力なのだろう。ミニトランザット、次走はどんな走りを見せてくれるのか。今から楽しみで仕方がない。一杯やりながら、ゆっくりと予想するとしようか。

(注:この文章は、あくまで一人の競馬ファンであるデニィの個人的な見解であり、客観的な事実を保証するものではありません。)

(注:この文章は、競馬の楽しさを伝えることを目的としており、競馬を中傷する意図はありません。)

(注:未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)

ミニトランザットMini Transat  牡3 芦毛 2022/04/11生

  • 父エピファネイア[代表産駒]エフフォーリア(有馬記念、皐月賞、天皇賞秋)デアリングタクト(牝馬3冠)ダノンデサイル(ダービー)【サイヤーランキング】2024年3位
  • 母イチオクノホシ(重賞2着2回)産駒)イフェイオン(フェアリーS)2代母レディイン(FR)産駒コスタボニータ(福島牝馬S)
  • 母父ゼンノロブロイ
  • 【生産牧場】社台ファーム
  • 【馬主】谷掛龍夫
  • 【調教師】杉山佳明(栗東)

【競走成績】

京成杯

2025/1/19(日) 1回中山7日 11R 京成杯 G33歳オープン 馬齢芝右2000m (Cコース) 14頭
3着 3枠3番 1/2  9人気 29.6倍牡3 468kg(+4)田辺裕信(57.0)
⑭⑭⑭⑫-③ 追込 2:00.0 (34.9)
※前3F 35,0  2F目10,5 1000m通過58,33歳以上重賞平均タイム36,2-48,7-35,5=2,00,4※スタートで出遅れたものの、レースはハイペースとなり、展開に恵まれた形となりました。しかしながら、直線が310mと短い中山競馬場において、4コーナーを最後方で迎えるのは非常に不利な展開です。1,2着馬が4コーナーを5,6番手で通過していたことからも、この馬の位置取りが悪かったことが分かります。それでも、上がりはメンバー最速の34秒台を記録しており、先行した1番人気のキングノジョーの上がり36秒5と比較すると、1.6秒もの差がありました。このことからも、この馬が3着まで追い上げたのは驚異的と言えるでしょう。急坂の中山競馬場でこれだけの脚を使えたことは、今後のレースに向けて大きな指標となると思われます。次走以降も、この馬の走りから目が離せません。

新馬戦

2024/11/9(土) 6回京都3日 5R 2歳新馬 馬齢芝右1600m (Bコース) 14頭1着 5枠8番 4人気 12.3倍牡2 464kg 鮫島克駿(56.0)①①-① 逃げ 1:35.5 (34.2)
※3歳1勝クラス平均タイム35,3-24,3-35,3=1,34,9※前3F 35,8 スローペース直線では2着のタイセイフィオーレとの激しい競り合いを制し、3着以下に6馬身差をつける圧勝劇を演じました。

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