鉄板の安定感と爆発力!共同通信杯2025 レース回顧&馬券戦略徹底
混戦模様のクラシック戦線に新たな風を吹き込んだ、共同通信杯2025。1番人気マスカレードボールが期待に応える走りで勝利した陰で、明暗分かれた各馬の思惑と、馬券戦略の光と影。レース展開、馬の特性、そして買い方。徹底分析で、あなたの馬券力をレベルアップ!
共同通信杯芝1800G3
2025/2/16(日) 1回東京6日 11R
共同通信杯 G3
3歳オープン 馬齢
芝左1800m (Dコース) 9頭
共同通信杯·レース回顧
レッドキングリーの逃げはスローペースで、終始掛かりっぱなしの展開。ワンモアスマイル、マスカレードボールは好スタートから2番手の好位に収まり、折り合いがついたスムーズな走り。
サトノカルナバルは内ラチ沿いで先行する。ネブラディスク、カラマティアノスは中団。そこから3馬身開いてリトルジャイアンツが後方からの追走。残り400mでレッドキングリーはスタミナ切れで失速。
その内ラチ沿いをカラマティアノスがジワッと伸び、レッドキングリーの外側をマスカレードボールが鋭く脚を伸ばす。ワンモアスマイルは既に手応えがなく、失速。
200mを切ってカラマティアノス、マスカレードボールが3馬身ほど抜け出し、後続を大きく引き離す。満を持してネブラディスクが馬場の真ん中から追い上げるも、決め手に欠ける。その外からリトルジャイアンツがメンバー最速の上がり3F33.3秒で猛追するも、先に抜け出したマスカレードボールが先頭でゴール。1馬身遅れてカラマティアノス、更に2馬身差でリトルジャイアンツが入線した。
マスカレードボールはイレ気味な面があり、テンションに課題を残すが、ポテンシャルはG1級。リトルジャイアンツは左回りだとモタれる面を見せず、長く良い脚を使うので距離はもっとあった方が良いのではないだろうか。
ワンポイント
◎サトノカルナバルは、先行策から粘り込みを図りましたが、最後は力尽きた形となりました。スタート自体は良かったものの、道中で少し脚を使った分、最後に伸びきれませんでした。距離が長かったのかもしれません。
▲リトルジャイアンツは、後方から追い込み、3着に入りました。メンバー最速の上がりをマークしており、展開が向けばもっと上位も狙えたでしょう。
△ネブラディスクは、中団からジワジワと脚を伸ばしましたが、決め手に欠けました。安定した力はあるものの、勝ち切るにはもう少しパンチが必要かもしれません。
△カラマティアノスは、好位からレースを進め、2着に入りました。マスカレードボールに次ぐ上がりをマークしており、力のあるところを見せました。
上位着順
- 1着:マスカレードボール(騎手:坂井瑠星、タイム:1:46.0)
- 2着:カラマティアノス(騎手:戸崎圭太、タイム:1:46.1)
- 3着:リトルジャイアンツ(騎手:横山典弘、タイム:1:46.4)
- 4着:ネブラディスク(騎手:武豊、タイム:1:46.6)
- 5着:サトノカルナバル(騎手:R.キング、タイム:1:46.7)
共同通信杯の払戻金
単勝:2番(マスカレードボール)380円
複勝:2番(マスカレードボール)150円、
4番(カラマティアノス)270円
9番(リトルジャイアンツ)170円 *
枠連:2-4 2,930円
* 馬連:2-4 2,730円
* ワイド:2-4 750円、2-9 430円、4-9 910円
* 馬単:2-4 4,150円
* 3連複:2-4-9 4,160円
* 3連単:2-4-9 21,280円
共同通信杯·予想
◎サトノカルナバル
◯レッドキングリー
▲リトルジャイアンツ
△ネブラディスク
△カラマティアノス
馬連、ワイド、3連複 BOX
【馬券考察】
1番人気のマスカレードボールが勝利したため、回収率が伸び悩んだ、BOX買いは広範囲をカバーできる反面、人気馬が上位を独占する展開では回収率が低くなる傾向がありますね。しかし、近年のレースでは人気馬が簡単に着外に沈むケースが増えていることも事実です。そのような状況下では、BOX買いによる安定感は一定の有効性を持つと考えられます。以下に、考察を踏まえて馬券戦略を再構築する際のポイントをまとめました。
1. BOX買いのメリットとデメリットの再確認
* メリット:
* 広範囲をカバーできるため、予想が的中しやすい。
* 人気薄の馬が上位に食い込む展開にも対応できる。
* デメリット:
* 人気馬が上位を独占する展開では回収率が低くなる。
* 買い目点数が多くなるため、資金管理が重要になる。