有馬記念/ドウデュース

天皇賞秋勝ち馬とJC→有馬記念~ドウデュースの挑戦を酔いどれ評論家デニィが斬る!

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~いやぁ、今年もこの季節が来たか。天皇賞秋を制した馬たちが、ジャパンカップ、そして有馬記念へと挑む、この過酷なローテーション。競馬ファンなら誰もが知る、いわば「古馬王道路線」ってやつだ。1987年から3歳馬が参戦できるようになって以来、数々の名馬がここを目標に戦ってきた。だが、この道は甘くない。栄光を掴み取るものもいれば、散りゆく者もいる。まさに、競馬のドラマが凝縮された舞台と言えるだろう。さて、今年の挑戦者はドウデュースか。若き才能が、レジェンドたちの足跡を辿ろうとしている。実に興味深い。

過去のデータを見てみようか。2012年のエイシンフラッシュは、ジャパンカップ9着、有馬記念4着。2011年のトーセンジョーダンは、ジャパンカップ2着、有馬記念5着。2010年のブエナビスタは、ジャパンカップ2着、有馬記念2着。・・・と、まあ、こんな具合だ。

見ての通り、天皇賞秋を勝ったからといって、必ずしもジャパンカップや有馬記念で結果を出せるわけではない。むしろ、打ちのめされるケースの方が多い。なぜだ?それは、このローテーションが尋常じゃないほど過酷だからだ。秋競馬のピークを過ぎ、疲労が蓄積している中で、さらに高いレベルのレースを戦い抜かなければならない。だが、だからこそ面白い。

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例えば、2004年のゼンノロブロイはジャパンカップを制し、そのまま有馬記念も勝利。2003年のシンボリクリスエスは、秋天皇賞を連覇し、有馬記念も連覇。これぞ王者の貫禄ってものだ。もちろん、牝馬の活躍も忘れてはならない。2008年のウオッカ、2010年のブエナビスタ、そして1997年のエアグルーヴ。彼女たちは、牝馬というハンデを背負いながらも、牡馬相手に堂々と戦った。さて、ドウデュースは、この過酷な道程をどう乗り越えるのか。正直なところ、どうなるか全く予想がつかない。もしかしたら、あっけなく打ちのめされるかもしれない。あるいは、レジェンドたちの仲間入りを果たすかもしれない。競馬の面白さは、まさにこの「分からない」というところにある。競馬ファンなら誰でも知っていることだが、競馬はギャンブルだ。勝つか負けるか、その結果が全てだ。だが、競馬の魅力はそれだけじゃない。

例えば、好きな馬の成長を見守ること。予想が的中した時の高揚感。予想が外れた時の悔しさ。そして、時には予想外のドラマが生まれること。競馬は、人生そのものだ。ドウデュースの挑戦は、私たちに多くのことを教えてくれるだろう。さぁ、みんなで一緒に、このドラマを見届けようじゃないか!

(注:この記事は、あくまで酔いどれ競馬評論家デニィの個人的な見解であり、事実と異なる場合があります。)

参考資料

天皇賞秋勝ち馬とJC→有馬記念3歳馬が出走可能となった1987年から2012年迄…かつては『古馬王道路線』なんて呼ばれた過酷なローテーションである。多くの名馬がこの険しくも過酷な道程に挑んでは打ち砕かれていた。今年で37年になる王道への挑戦者が現れた。

2012年エイシンフラッシュEishin Flash(JPN)JC9/有馬記念4

2011年トーセンジョーダンTosen Jordan(JPN)JC2/有馬記念5

2010年ブエナビスタBuena Vista(JPN)JC2/2着G1-6勝、牝馬3冠

2009年カンパニーCompany(JPN)-

2008年ウオッカ牝馬Vodka(JPN)JC3着/-G1-7勝の『女傑』『府中の覇者』

2007年メイショウサムソンMeisho Samson(JPN)JC3着/8

2006年ダイワメジャーDaiwa Major(JPN)マイルCS1着/有馬記念3着G1-5勝『薔薇一族』

2005年ヘヴンリーロマンスHeavenly Romance(JPN)-

2004年ゼンノロブロイZenno Rob Roy(JPN)JC1着/有馬記念1着

2003年シンボリクリスエス(USA)Symboli Kris S(USA)/JC3着/有馬記念1着/秋天皇賞連覇/有馬記念連覇

2001年アグネスデジタル(USA)Agnes Digital(USA)香港C1着G1-6勝、芝ダ制覇のマイル王

2000年テイエムオペラオー/G1-7勝T.M. Opera O(JPN)JC1着/有馬記念1着

1999年スペシャルウィークSpecial Week(JPN)JC1着/有馬記念2着

1998年オフサイドトラップOffside Trap(JPN)有馬記念10着

1997年エアグルーヴ牝馬Air Groove(JPN)JC2着/有馬記念3着

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