​◎ ビップデイジー（3歳・54kg）

​本命は3歳の精鋭、ビップデイジーです。前走の秋華賞（6着）は、外枠の不利がありながら勝ち馬から0.5秒差と大健闘。何より2走前のローズSでは、終始外を回るロスと4角での接触不利がありながら、勝ち馬と0.3秒差の4着まで追い上げました。

​阪神JFで2着がある通り、マイル戦の適性は一級品。2019年の勝ち馬コントラチェックのように、**「オークス・秋華賞で距離に泣いた実力馬が、適距離に戻ってリベンジを果たす」**という黄金パターンにピタリと嵌まります。54kgのハンデも手頃で、中山の急坂を力強く駆け上がってくれるはずです！

​激アツ㊙️ シングザットソング（5歳・55kg）​

​昨年の9着は、外枠15番がすべて。調教師も「枠が堪えた」と明言しており、度外視して良いでしょう。注目すべきは前走のオープン特別。0.2秒差の4着と惜敗していますが、実はこれが**「激アツデータ」**に該当します。

​前走負け着差 0.1〜0.2秒：【3-2-3-6】複勝率 57.1%​

なんと半分以上が馬券に絡むという驚異の数字！一瞬しか使えない鋭い脚を、混戦の直線で爆発させれば、大番狂わせの主役になる可能性大ですよ。

穴フィールシンパシー（5歳・54kg）

​昨年の2着馬であり、このコースへの適性はメンバー随一。今年は中山・福島以外では結果が出ていませんが、これはある意味「得意条件がはっきりしている」という証拠。まさに**「閉店ガラガラ」からの中山開店**といったところでしょうか。追い切りの動きも良く、2ヶ月のリフレッシュを経て状態は万全。リピーターが走りやすいこのレース、昨年の再現を期待せずにはいられません。