【スワンS 2025 穴馬予想】「+14kgで古馬に挑んだ」ショウナンザナドゥが覆す3歳牝馬53kgのジンクス|競馬-神がかり

ここ最近、重賞戦線では、前哨戦という前提があるにせよ、人気馬の仕上がりには大きな疑問符がついています。直近の開催でも、大幅な馬体重増で臨んだ人気馬が軒並み精彩を欠き、信頼性が揺らいでいます。

マイルチャンピオンシップを控える**第68回MBS賞スワンS(GII)**も、実績馬が人気を背負うことが予想されますが、軽視の視点を持つべきでしょう。​

そこで今回、私たちが注目するのは、過去の定説を打ち破る可能性を秘めた一頭、◎ショウナンザナドゥです。

前走セントウルSで、休養明けの**「+14kg」という成長分を上乗せした馬体で短距離の猛者たちに果敢に挑み、掲示板を確保した内容は、単なる着順以上の価値があります。

短距離重賞における「3歳牝馬53kg」という厳しいジンクスを背負いますが、その非凡な才能と大物感**は、この波乱含みの舞台でこそ爆発すると見ています。過去の傾向を疑い、未来を照らす新星に賭ける、大穴狙いの結論をお届けします。

スワンS【推奨馬】

◎ショウナンザナドゥ 牝 3 (2022年) 松下 武士厩舎

期待の新星:ショウナンザナドゥが挑む古馬の壁

短距離戦線に新たな風を吹き込むかもしれません。​前走のセントウルステークス(GII)は、この3歳牝馬にとって初の古馬との対戦であり、短距離の猛者たちが集う一戦でした。

結果は0.4秒差の5着と惜敗しましたが、内容は非常に濃いものでした。​休養明けでプラス14kgと、成長分をしっかり上乗せした馬体は見る者に好感を抱かせました。最内枠からロスなく立ち回れたという「恵み」があったにせよ、あのメンバー構成で掲示板を確保できた事実は、その潜在能力の高さを雄弁に物語っています。​

その素質の片鱗は、既に阪神1400mのフィリーズレビュー(GII)勝ちで証明済み。鞍上を務める池添謙一騎手も、過去に自身が手掛けてきた一線級の馬たちに通じる非凡なものを感じ取っていると漏らしており、その評価は折り紙つきです。​

今回も前走と同じ53kgでの出走。一見すると斤量面での恩恵に浴しているように思えますが、同レースの短距離重賞における3歳牝馬の好走例は決して多くなく、厳しい戦いが予想されます。

しかし、だからこそ面白い。出走頭数自体が少ないことも相まって、この若きチャレンジャーには、過去の定説を覆す**「未知の魅力」と「大物感」**が漂っています。


◯オフトレイル

(牡4、吉村圭司厩舎)

今年も要注意の一頭です。​特筆すべきは、昨年の同レースでメンバー最速となる上がり33.1秒をマークし、2着に好走している点。その鋭い末脚は、展開ひとつで上位進出を可能にします。​

成績面では、左回りに比べて右回りの成績が格段に良く、また京都競馬場に良績が集中している点も見逃せません。この舞台設定は、まさにこの馬の得意条件と言えるでしょう。

​脚質と展開:鬼に金棒となるか​今回も後方からの競馬が濃厚ですが、京都の舞台は、その持ち前の末脚を存分に活かせる下地があります。

​過去のデータからも、最速上がりをマークした際の3着内率が極めて高く、展開がこの馬にハマった際には、まさに「鬼に金棒」。

​充分な勝機を秘めており、昨年の雪辱を果たす勝ち負け争いに加わる可能性は高いと見ています。


▲アルテヴェローチェ

牡 3 (2022年) 須貝 尚介厩舎

才能と謎の波:GI戦線で復活なるか

デビューから鮮烈な2連勝でサウジアラビアロイヤルカップ(GIII)を制したアルテヴェローチェ(牡3、須貝尚介厩舎)。

その初期の輝きは、多くのファンにマイル路線の新星を予感させました。​しかし、その後のキャリアは**「天才と凡走の繰り返し」**という、不可解な波に翻弄されています。​

朝日杯フューチュリティステークス(GI)では、1番人気に推されながら、終始ちぐはぐなレース運びとなり大敗。

年が明けてからも、シンザン記念(GIII)、チャーチルダウンズカップで連続2着と地力の高さを示し、「健在」をアピールしてみせたものの、続くNHKマイルカップ(GI)では再び大きく惨敗するという、ジェットコースターのような戦績を辿っています。

​原因は判然としませんが、この不安定さは、もしかすると彼の繊細な気性に起因するものかもしれません。最高のパフォーマンスを発揮できる条件が、非常に限定的である可能性も考えられます。​

いずれにせよ、彼の秘めたるスピードは紛れもないGI級です。最高の状態に整い、噛み合った時の爆発力は、誰もが知るところ。

この休養を挟んで、彼を悩ませる**「謎の波」**を克服できたのかどうか。真のアルテヴェローチェの姿が、今、再び求められています。


【推奨馬】まとめ

◎ショウナンザナドゥ
◯オフトレイル
▲アルテヴェローチェ
△ウインマーベル
✕ワールズエンド
✕ランスオブカオス
✕アドマイヤズーム

【推奨馬券】

馬券検討のプロローグ:勝利とリスクの天秤​

今回の予想は、大波乱を期待して人気薄の穴馬を本命に据えるという、ハイリスク・ハイリターンの戦略です。 

配当的な期待値は格段に高まりますが、当然ながら、その裏側には大きなリスクが伴います

​特に前哨戦である重賞では、各陣営の「仕上がり具合」のジャッジが非常に難解です。馬体増は成長分か、それとも余裕残し(太め)か——。

直近の重賞で人気馬が馬体重増で敗れるケースが散見されるように、この見極めが勝敗を分けます。​理想を言えば、馬体重発表後の最終判断こそが、的中への精度を高める最善手です。

しかし、競馬場や場外馬券場(WINS)でのリアルタイム購入では、その「猶予」がないのも事実。

このジレンマを理解した上で、今回の推奨馬券は**「前日段階のジャッジ」**に基づき、人気馬が取りこぼす展開を最大限に織り込んだ形で組み立てます。​高配当の夢を掴むため、覚悟を決めて、勝負の一手を投じましょう。

 

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単勝 ◎

馬連 ◎流し ―◯▲△✕✕✕

ワイド ◎ ―◯▲△

3連複 ◎流し ―◯▲△✕✕✕(15点)

3連単 ◎◯▲→◎◯▲→◎◯▲△✕✕✕(30点)

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