【GII毎日王冠】ダービー級の素質開花へ!サトノシャイニング vs 復活期すホウオウビスケッツ|競馬-神がかり

秋の東京開幕週を飾る毎日王冠(GII)は、天皇賞(秋)やマイルCSを見据えるトップホースが集結する「G1前哨戦」以上のハイレベルな一戦。今年の主役は、ダービーで世代トップクラスの資質を示したサトノシャイニング(3歳牡馬)です。古馬との初対決、そして斤量のアドバンテージを活かし、一気に秋の主役に名乗りを上げるのか。迎え撃つは、昨年のこのレースで2着と好走したホウオウビスケッツ(5歳牡馬)。叩き良化型が陣営の自信のコメント通り、昨年の再現、そしてそれ以上の走りで復活を果たすのか。さらに、二冠女王の意地を見せたいチェルヴィニア(牝4)も虎視眈々。秋の王道へと続く重要な一戦の行方を徹底展望します。

第76回毎日王冠【推奨馬】

◎サトノシャイニング

牡 3 (2022年) 杉山 晴紀厩舎

ダービーで示されたトップクラスの資質! サトノシャイニング、古馬の壁を打ち破れるか

サトノシャイニング(3歳牡馬)は、世代トップクラスの実力を疑う余地がありません。日本ダービーでは、勝ち馬クロワデュノールからわずか0.4秒差の4着と、世代の頂点に肉薄しました。​そのレベルの高さは、その後のレースで証明されています。ダービーで本馬と激戦を繰り広げた3着ショウヘイ、5着エリキング、8着ジョバンニが、秋のGII・神戸新聞杯で上位を独占。改めてダービー出走組のハイレベルな実力を見せつけました。

古馬初対戦でも好勝負必至! データが後押しする3歳馬の躍進

いよいよ迎える古馬との初対決。しかし、データは3歳馬の挑戦を強く後押ししています。過去の傾向を見ても、このレースにおける3歳馬の成績は群を抜いて良好であり、そのフレッシュな勢いは古馬の経験を凌駕することが少なくありません。​仕上がり次第では、ダービーで培った底力と、世代上位の実力をもって、好勝負は必至。サトノシャイニングが、この秋、新たな主役として名乗りを上げる瞬間が間近に迫っています。


◯ホウオウビスケッツ

牡 5 (2020年) 奥村 武厩舎

秋のG1へ弾みをつける!復活を期すホウオウビスケッツ

札幌記念は休み明けが響いたか、7着同着と不本意な結果に終わりました。しかし、この一戦は叩き台。目指すは、昨年の再現、そしてその先にある秋のG1戦線です。​

昨年の毎日王冠で、この馬は逃げの手から堂々の2着に粘り込み、その実力を証明しています。今年もその再現を期待できる要素が揃っています。​枠順は7枠とやや外になりましたが、これはむしろ吉と出る可能性があります。内枠に前へ行きたい先行馬が少ないため、隣のシルトホルンとの先行争いが多少あったとしても、極端なハイペースになる可能性は低いと見られます。

また、桜花賞馬チェルヴィニアは斤量56kgを背負い、無理に序盤から主導権を握るような積極的な戦法は取りにくいでしょう。これにより、ホウオウビスケッツは昨年と同様、理想的な好位のポジションでレースを進められる公算が高まります。

加えて、陣営は**「昨年以上の状態にある」**と自信を見せています。叩き良化型である本馬にとって、この上ない好材料です。​力の要るG1舞台への前哨戦として、ここでは無様なレースは許されません。昨年の好走をフロックで終わらせず、万全の態勢で臨む今年は、勝ち負け必至と見て、秋の大舞台へ向けての快勝を期待します。


▲チェルヴィニア

牝 4 (2021年) 木村 哲也厩舎

覚醒待つ二冠女王 チェルヴィニア! 試練の57キロで挑む次なる戦い

チェルヴィニア(牝4歳、木村哲也厩舎)は、二冠馬としての誇りを胸に、前走のしらさぎSで堂々たる走りを見せました。

酷量57キロを背負い、示したトップクラスの実力

前走のしらさぎSでは、古馬牝馬としては酷量とも言える57キロを背負いながら2着を確保。これは牡馬換算で59キロに相当する厳しい斤量でありながら、現役トップクラスの地力が健在であることを証明しました。勝ち馬にはゴール前で鋭い末脚に屈した形にはなりましたが、その内容は決して悲観すべきものではありません。

更なる試練へ 57キロの壁を打ち破れるか

しかし、次戦は更なる難関が待ち受けます。​前走と同じ57キロの斤量でありながら、相手は格段に強化されるため、チェルヴィニアは一段と激しい試練に晒されることになります。二冠女王がその真価を問われる舞台で、この57キロの壁を打ち破り、再び頂点へ駆け上がることができるのか――その挑戦から目が離せません。


【推奨馬】

◎サトノシャイニング

◯ホウオウビスケッツ

▲チェルヴィニア

△シルトホルン

【推奨馬券】

【本命馬最終ジャッジ】サトノシャイニング vs ホウオウビスケッツ

本命に推すサトノシャイニング。調教報道では評価が割れていますが、これは過度に気にする必要はありません。ダービーで底力を見せたトップクラスの牡馬であれば、古馬との初対決を控えたこの段階で「水準以上」の仕上がりがあれば十分です。

3歳馬にとって、別定戦の古馬混合GIIは想像以上に過酷な試練ですが、世代上位の実力と斤量(55kg)のアドバンテージがそれを補ってくれるでしょう。

​しかし、立ち塞がるのが昨年のリベンジに燃えるホウオウビスケッツです。この馬は前走の札幌記念を叩き台とし、まさにこの東京開幕週の毎日王冠に目標を定めて万全の仕上げ。陣営が「昨年以上の状態」と自信を見せる通り、昨年2着に粘り込んだ舞台で最高のパフォーマンスを発揮する公算大です。​

ここは、3歳新星サトノシャイニングの底力と、充実のホウオウビスケッツによる必勝態勢という、人気馬同士の真っ向勝負になると見ています。配当妙味は薄くなりますが、この2頭の能力と状態を高く評価し、馬券はこの二強に絞った決着で勝負します。

馬連、ワイド ◎-◯

3連複  ◎◯流し-▲△(2点)

3連単  ◎◯→◎◯→▲△(4点)

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