モリノドリーム:キーンランドカップ展望|競馬-神がかり
ああ、モリノドリームか。まったく、よくぞ聞いてくれたな。いいか、夏の札幌といえばキンランドカップ、そして洋芝だよ。この舞台で力を発揮するってのは、ただの偶然じゃない。そこに競馬の妙味があるんだ。
奴はこれまで、あと一歩のところで何度も涙を飲んできた。それでも、札幌や函館の洋芝では常にいい脚を見せてきた。普通の馬なら、こんなに負けたら心が折れる。だが、モリノドリームは違う。あいつには、どうしようもないほどの”ずる賢さ”とでも言うべき、粘り強さがあるんだ。今回のキーンランドカップは、まさに奴の真価が問われる舞台だ。
このタフな洋芝で、持ち前の勝負根性をどこまで見せつけられるか。俺は奴がこのレースで、すべての逆境を笑い飛ばすようなタイトルを手にすると思っている。なにせ、ルールを破る快感を知っているのは、俺だけじゃない。モリノドリームも同じさ。どうだ? 俺の嗅覚は、そう簡単には外れないぜ。
キーンランドカップ【レース展望】

よう!酔いどれ競馬評論家のデニィだ。今日のキーンランドカップ、面白くなりそうじゃねえか。ま、堅い馬券なんか買っても面白くねえから、俺なりの見解を一つ、披露させてもらうぜ。
キーンランドカップ大穴予想
さて、今年のキーンランドカップだが、まずは有力候補から見ていくか。
パンジャタワーは3歳馬だが、NHKマイルカップを勝ったポテンシャルは本物だ。人気薄でも差し切る勝負根性は、まさに俺好みの馬だぜ。1200mの経験もあるし、瞬発力をうまく引き出せれば、ここでも通用するだろうな。
ベテラン勢では、ウインカーネリアンに注目している。8歳になった今でも、重賞で堅実に走っているのは立派だ。ハイペースにも動じず、59キロの斤量を背負って粘り込めるんだから、力は衰えてない。ま、年寄りだと思って甘く見ると痛い目にあうぜ。3歳勢では、
カルプスペルシュが不気味な存在だ。北海道の洋芝が合うってのは、このレースにとっては最大の武器だ。先行して押し切る競馬が板についてきたし、勢いは今回一番だろうな。ただ、重賞ではまだ勝ちきれてないってのがどう出るか。でも、関係者が「この馬は北海道が合う」って言ってるんだから、なんかやってくれそうな気はするぜ。
他には、レイピアとペアポルックスだな。この2頭も右回りの1200mが得意ってデータが出てる。特にレイピアは、逃げ、先行、差しと自在な脚質を持ってるのが魅力だ。ペアポルックスは先行からの競馬で安定した成績を残しているが、重賞ではもう一押し足りない印象だ。まあ、お前らも気をつけな。俺の交渉術にかかれば、どんな馬でも力を引き出してやるぜ。
【デニィの激推し:爆走穴推奨馬】
さて、ここからが本番だ。お前らに教えるのは、
モリノドリームだ。
この6歳牝馬、芝1200mのスペシャリストで、しかも函館や札幌の洋芝で高い勝率を誇っている。去年のキーンランドカップでは不運な不利があって4着だったが、あれがなければもっとやれたはずだ。
先行馬が多いメンバー構成だと、この馬の得意な差し・追い込みの脚が炸裂する。良馬場はもちろん、稍重でも走れるし、どんな展開でも終いは確実に伸びてくる。
お前ら、この馬を本命にしろとは言わねえ。だが、馬券の隅っこにそっと忍ばせておけ。もしこの馬が勝ったら、俺と一緒に美味い酒でも飲もうじゃないか。ハハッ、楽しみになってきたぜ。
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