ラジオNIKKEI賞2025:荒れる夏のハンデ戦! 飛躍を期す3歳馬たちの熱き戦い

夏の福島開催を告げる、数少ない3歳馬限定の福島重賞ハンデ戦です。過去3年間の勝ち馬は6番人気、3番人気、3番人気と、1番人気は2023年に3着に入ったのみ。キャリアの浅い3歳馬の不安定さを象徴するように、人気馬が裏切られる傾向にあるレースです。

現在2番人気に支持されているバズアップビートは、前走でスタート時に躓いて騎手を振り落とした後、空馬で走り回り幻の1着ゴールを果たしました。そんなユニークな話題もある今年も、やはり荒れる展開になるのでしょうか。

レース予想

上位馬に確たる軸馬が不在で難解なレースですが、勝ち馬を選定する際には上位人気馬が好成績を収めています。そのため、少し冒険的ではありますが、面白そうな穴馬から人気馬へという戦略で考えてみましょう。

単勝は難しいそうですが、3着以内であれば可能性はあるでしょう。


本命馬◎

インパクトシー

4戦1勝。中山で2走してともにメンバー最速の上がりを記録しています。
3歳の3月に未勝利戦を逃げて勝ち上がりました。1,000m通過が61秒3とスローペースでしたが、2着のエポナに4馬身差をつけ快勝。そのエポナは2走後に、3着のウィンスタンリーも次走でそれぞれ未勝利戦を勝ち上がっています。
前走のプリンシパルSでは中団からのレースで、直線はそれなりにまとめているものの、不甲斐ない上がりでした。しかし、終始外を回らされたことや、前半のリズムが硬かった印象を受けます。今回、57kgから53kgへの4kg減は非常に魅力的ですし、枠も好枠です。先行さえできれば、それほど速い上がりは必要ないでしょう。
父はこのレースで2着後、菊花賞を制覇し、古馬となってからも活躍しました。まさに父にとっての出世レースです。ぜひとも父に続いてほしいと願っています。


対抗◯

センツブラッド

勝利するまでに、小倉、中京、京都で3戦し、2着、2着、1着と安定して好走しています。
いずれのレースでも、先行しながらも上位の上がりを記録しています。3ヶ月半の休養明け、年明け初戦の京成杯では、先行して1000mを58秒3というハイペースに巻き込まれ、惨敗しましたが、勝ち馬から0秒8差であれば立派な内容と言えるでしょう。
前走の白百合ステークスでは、またしても1000m通過57秒9のハイペースに巻き込まれました。先行勢が次々と潰れる中で唯一粘り込み、勝ち馬からアタマ差の2着と、勝利に匹敵する好内容でした。


単穴▲

トレサフィール

1800m、左回りのコース、そして東京競馬場で逃げて2勝を挙げていま1800m、左回りのコース、そして東京競馬場で逃げて2勝を挙げています。
キャリアは4戦で、3ヶ月の休養明けだった前走の1勝クラスでは、逃げて2着馬を3馬身引き離して勝利しました。スローペースと展開に恵まれたとはいえ、メンバー上位の上がりタイムを記録していることから、能力は高いと見て良いでしょう。まだスローペースの競馬しか経験しておらず、その点が今後の課題となりそうです。

予想馬まとめ

インパクトシー

センツブラッド

トレサフィール

ビーオンザカバー

✕エキサイトバイオ、スナークピカソ、バズアップビート

参考:買い目

馬連•ワイド ◎流し ◯▲△✕✕✕

3連複 ◎―◯▲△✕✕✕(15点)

3連単 ◯▲△→◎→◯▲△✕✕✕ ◯▲△→◯▲△✕✕✕→◎ (計30点)

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