【2026年 フェアリーS】波乱を呼ぶ「穴馬3傑」
年始の名物重賞、フェアリーステークス(G3)。「もっとも1番人気が信頼できない重賞」として知られるこの一戦は、今年も一筋縄ではいかないメンバーが揃いました。
トリッキーな中山芝1600m、そして急坂。3歳牝馬にとっては過酷な舞台だからこそ、問われるのは「単なるスピード」ではなく、不測の事態に対応できる自在性や底知れないスタミナ、そしてタフな血統背景です。
実績馬が中山の壁に泣く一方で、適性を味方に激走を果たす伏兵はどの馬か? 今回、独自の視点から「人気以上に走る根拠」を持つ穴馬3頭を厳選しました。
フェアリーS【穴馬3傑】
レオアジャイル
- 距離延長で真価発揮の瞬発力
- 新種牡馬ダノンスマッシュ産駒として、短距離で見せてきたパフォーマンスが秀逸です。
- 評価のポイント新馬戦で見せた先行力と、前走・黒松賞で見せた上がり33.4秒の瞬発力。特筆すべきは、単なるスプリンターには見えない**「道中の折り合いの良さ」**です。
- 中山マイルへの適性父のイメージから短距離に注目が集まりがちですが、フットワークの柔らかさはマイル戦での決め手勝負でこそ輝きます。ゆったり運べる今回の距離延長は、本馬にとって「絶好の舞台」となる可能性があります。
ヴィスコンテッサ
- 中山にマッチする持続力と急成長
- キャリア2戦、前走未勝利勝ちというデータ的に相性の良いステップを踏んできました。
- 評価のポイント前走の京都1800mで見せた、3角まくりから押し切る持続力は圧巻。一瞬の切れよりも**「長く使い続けられる脚」**が武器で、これは直線の短い中山コースの急坂攻略において大きなアドバンテージとなります。
- 成長力に期待4月生まれということもあり、ここにきて馬体が充実。未勝利組ながら、そのスタミナと勝負根性は重賞のタフな流れでこそ活きるでしょう。
ノーザンタイタン
- 血統背景と完成度の高さ
- 先週の京都金杯を制したブエナオンダの半妹という、今まさに「勢いのある血統」です。
- 評価のポイント新馬戦では、後に高く評価されるピエドゥラパンを競り落とす勝負根性を披露。父モーリス譲りの力強い馬体と、母系から受け継いだ仕上がりの早さが光ります。
- 中山マイルの適性先行して粘り込むスタイルは、開幕2週目の中山Cコースに合致。人気の一角が差しあぐねる展開になれば、この馬の「粘り」が波乱の主役を演じるはずです。
筆者の独り
言今年の中山マイルは、単純なスピードよりも「マイルへの対応力」と「コース適性」が鍵。特にレオアジャイルの距離延長が、単勝妙味を含めて非常に面白い存在になりそうです。
おわりに
波乱の歴史を刻んできたフェアリーステークス。今回挙げた3頭は、いずれも現状の評価以上に高いポテンシャルを秘めた魅力的な存在です。
しかし、トリッキーな中山マイルにおいて「枠順」の並びは勝敗を分ける決定打となり、最終的な状態を見極める「追い切り」のジャッジも欠かせません。果たして、激走の準備は整っているのか――。
【次回予告】
枠順確定後、追い切り診断を含めた**「最終本命馬」&「穴馬」**を公開します。データと直感、そして最新の馬場状態を掛け合わせ、高配当の使者を見極める最終決断にぜひご注目ください!
