【秋華賞 G1 2025】データと成長力が導く結論!春の女王「カムニャック」が三冠最終戦も戴冠へ|競馬-神がかり
10月19日、京都競馬場では牝馬三冠の最終戦、第30回秋華賞(G1、芝2000m)が開催されます。スワンステークスでレコードが飛び出すなど、現在の京都の芝は良好な状態を保っており、スピード決着も視野に入れる必要があります。
データ面では、近年の秋華賞で紫苑ステークス組の活躍が顕著です。2022年のスタニングローズ、2021年のファインルージュが紫苑ステークスを制して本番も勝利しており、今年も前哨戦を勝ち抜いた馬には注目が集まります。
一方で、やはり軽視できないのがオークス馬の存在です。近年、オークス馬の成績は突出しており、三冠最終戦でも中心的な存在となり得ます。対照的に、オークスで惨敗した馬が直行してきた場合の成績は極めて悪く、桜花賞馬エンブロイダリーにとっては懸念材料となるデータが残っています。
これらのデータを踏まえつつも、最終的な判断では「データ通りの本命」と「データを軽視した穴推奨」という両極端なアプローチで予想を組み立てました。
秋華賞【推奨馬】
◎ 本命:
カムニャック
牝3 (友道 康夫厩舎)
データが導く結論、春の女王は死角なし
6戦4勝の成績を誇る、今年のオークス馬です。過去の敗戦は休み明けによる仕上がり途上と見なせ、叩き台となったローズステークスを快勝したことで、本番へ向けての視界は万全。フローラステークスでの重賞初勝利から一気にオークスを制し、曽祖母にオークス馬ダンスパートナーを持つ良血が開花しました。牝馬三冠最終戦も、現時点での完成度と実績から、彼女を本命とすることに迷いはありません。
◯ 対抗:
ケリフレッドアスク
牝3 (藤原 英昭厩舎)
先行策から粘り込む成長力に注目
オークスでは先行勢が全滅する厳しい流れの中、1秒差の8着と先行馬の中で唯一粘り込みを見せました。この時はまだ成長途上でしたが、夏を越して前走の紫苑ステークスで一段と成長。手薄なメンバー構成ではあったものの、マイペースの逃げから押し切る粘り強さを見せました。恵まれた勝利と見る向きもありますが、順調な成長曲線を描いているのは間違いなく、ここでも侮れない存在です。
▲ 単穴:
ダノンフェアレディ
牝3 (橋口 慎介厩舎)
内枠不利のデータは承知も、秘めたる成長力は本物
懸念されていた1枠を引いてしまいましたが、絶望するほどのデータではありません。デビュー時の438kgから、前走の紫苑ステークスでは482kgへと、この1年4ヶ月で44kgも馬体重を増加。これは紛れもない成長分であり、まさか本番で大幅減という事態はないでしょう。
前走の紫苑ステークスでは、先行した馬の中でジョスランと同馬だけが上がり3ハロン33秒台の脚を使いました。特に、今年7月の小倉1勝クラスを+20kgの成長した馬体で出走し、直線で軽くスパートするだけで後続を突き放した動きは圧巻で、「本物」と感じさせる迫力がありました。データ上の不利を、秘めたる成長力で打ち破る可能性を秘めた穴推奨馬です。
【推奨馬まとめ】
◎カムニャック
◯ケリフレッドアスク
▲ダノンフェアレディ
✕レーゼドラマ
✕マピュース
✕セナスタイル
✕インヴォーグ
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推奨買い目
【結論】伏兵乱立の一戦、春の女王から人気薄へ手広く狙う
今年の秋華賞は、実績馬と勢いのあるトライアル組が入り乱れ、一筋縄では決着しない混戦模様を呈しています。しかし、本命に推した**◎カムニャック**は、春の実績とローズステークスでの完勝劇から、その能力は一枚上と判断します。
一方で、その他の上位人気馬の中には、距離適性やローテーションなど、データ上で無視できない不安要素を抱える馬が多く存在します。それならば、堅実な本命馬から、能力は高くとも人気薄に甘んじている伏兵たちへ手広く流し、期待値の高い馬券を構築するのが得策と見ます。
◎カムニャックの信頼度は揺るぎません。彼女の力を信じ、波乱の立役者となり得る穴馬たちを絡めた馬券戦略を推奨します。
■ 手堅く勝つための基本戦略実績馬同士の組み合わせで、最低限の配当を確保します。
馬連
◎- ◯、▲、✕(レーゼドラマ、マピュース、セナスタイル、インヴォーグ)
ワイド ◯-▲ (成長力のある2頭による副勝負)
■ 高配当を掴むための波乱戦略軸馬の信頼度が高い今、人気薄の激走による高配当を狙います。
3連複 ◎ – ◯▲ – ◯▲✕✕✕✕ 全通り
3連単 ◎ → ◯▲ → ◯▲✕✕✕✕ (リスク承知の本命信頼フォーメーション)
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