シャンパンカラー復活へ【2025 富士S】戸崎圭太乗り替わりで一変の予感!安田記念33.6の鬼脚は本物か|競馬-神がかり
秋のマイル戦線、その試金石となる富士ステークス(GII)。今年の注目は、かつてNHKマイルカップを制しながら、その後、長くトンネルの中にいたあの実力馬の動向です。シャンパンカラー、牡5。
前走の安田記念では、致命的な出遅れからメンバー最速タイの驚異的な末脚、上がり33.6秒を繰り出し、掲示板に滑り込みました。この「鬼脚」は、彼の完全復活を予感させるに十分な内容でした。
そして今回、デビュー当初からコンビを組み、本馬の個性と能力を熟知する名手・戸崎圭太騎手が鞍上に戻ります。この乗り替わりは、単なる騎手変更ではなく、陣営の「ここから一変させる」という強いメッセージに他なりません。
マイル王・ジャンタルマンタルの59kgという重い斤量に不安が残る中、復調気配と好条件が揃ったシャンパンカラーが、得意の東京マイルで再び輝きを放つのか?本記事では、この人気薄の実力馬が真の復活を遂げる可能性を、データと根拠から徹底的に考察します。
【富士S 2025】マイル王者の貫禄か、それとも新星の台頭か──秋のマイル戦線を占う一戦!
2025年10月18日(土)4回東京6日 11R 富士ステークス(GII)
芝左1600m(Aコース) 3歳上オープン(国際)(指)別定
いよいよ秋のマイル戦線が本格化。マイルチャンピオンシップへの重要ステップレースである「富士ステークス」は、今後の勢力図を占う上で見逃せない一戦だ。今年のメンバー構成は、現役マイル王を筆頭に、GⅠタイトルホルダーや復権を目指す実力馬たちが集結し、非常に興味深い。
◎本命:
ジャンタルマンタル
──王者の貫禄と高い壁
ジャンタルマンタル 牡4(高野友和厩舎)
マイル戦線の現役トップホースに、敢えて逆らう理由が見当たらない。GⅠタイトルを3つ手にし、国内のマイル重賞では常に上位争いを繰り広げてきた。特に東京芝1600mは得意舞台と言って良く、高いパフォーマンスを発揮し続けている。
唯一の懸念材料は、別定戦とはいえ59kgという斤量だろう。しかし、本馬のこれまでの実績と能力を鑑みれば、この斤量を跳ね返すだけの地力はあると断言できる。目標は先のマイルCSだとしても、安田記念時と同様に好調をキープしている以上、勝ち負けは別としても、必ずや格好はつけてくれるはずだ。揺るぎない「覇者」として、ここで「王者の走り」を見せてくれると信じている。
◯対抗:
シャンパンカラー
──復調の兆し、渾身の一撃を期す
シャンパンカラー 牡5(田中剛厩舎)
一昨年のNHKマイルC覇者でありながら、その後は低迷期が続いていた。しかし、前走の安田記念では、スタートでの大きな出遅れ(約3馬身の不利)がありながら、最後はメンバー最速タイの上がり33.6秒を叩き出し、掲示板の5着まで追い込んだ内容は、完全復調への強烈なサインと見る。
ダービー卿CT(GIII)でもハンデ58.5kgを背負って0.3秒差の6着、年明け初戦の東京新聞杯も59kgと休み明けが響いた7着と、決して大きく崩れてはいない。今回は若駒時代に手綱を取っていた戸崎圭太騎手へのスイッチも心機一転、吉と出るだろう。本来の力を取り戻しつつある今、得意の東京マイルで渾身の一撃を期待する。
▲単穴:
ウンブライル
──好条件が揃った、注目の刺客
ウンブライル 牝5(木村哲也厩舎)、
牝馬が優秀な成績を収めてきたレース傾向に合致する一頭だ。さらに、直線の長い東京のワンターンコースが本馬の適性と合致しており、パフォーマンスの向上が見込める。広いコースでの決め手勝負になれば、牡馬相手でも十分に通用する。
なお、事前の天気予報では「晴れ後曇り、良馬場想定」が出ているが、過去の東京芝1600m(3勝クラス以上)では、人気薄の牝馬が激走するケースが散見されており、コース・カテゴリーの特性としても侮れない。力を出し切れる条件が揃った今回は、混戦を断つ「刺客」として高く評価したい。
【まとめ】
◎ジャンタルマンタル
◯シャンパンカラー
▲ウンブライル
✕ニシノスーベニア
✕キープカルム
✕ガイアフォース
【推奨買い目】
馬連、
◎流し -◯▲✕✕✕、◯-▲
ワイド ◎◯▲ボックス
3連複
◎ -◯▲ -✕✕✕(6点)
3連単
◎◯▲→◎◯▲→◎◯▲✕✕✕(24点)
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