レコード決着!スワンS 2025「アドマイヤズーム6着」は叩き台?マイルCSでの激走を予言|競馬-神がかり

第68回スワンステークスは、オフトレイルがレコードを叩き出した大波乱の一戦となりました。人気の一角、アドマイヤズームは惜しくも6着に敗れましたが、勝ち馬とわずか0秒2差という僅差の大激戦。

この結果を単なる敗戦と見るのは早計です。

本記事では、このスワンS 2025で見せたアドマイヤズームのレース内容を詳細に分析。休み明けで力を出し切れなかったこの一戦は、次走のマイルCSを見据えた完璧な叩き台だったと断言します

秋のG1で馬券を獲るために、アドマイヤズームの次走激走の根拠を徹底解説します。

スワンS【レース結果·払戻金】

2025年10月13日 3回京都5日目
11R 第68回 スワンステークス(GII)

2025/10/13(祝) 3回京都5日 11R
MBS賞スワンS G2
3歳上オープン (国際)(指) 別定
芝右1400m (Aコース) 良
【推奨馬】
◎ショウナンザナドゥ
◯オフトレイル
▲アルテヴェローチェ
△ウインマーベル
✕ワールズエンド
✕ランスオブカオス
✕アドマイヤズーム

単勝 ◎
馬連 ◎流し ―◯▲△✕✕✕
ワイド ◎ ―◯▲△
3連複 ◎流し ―◯▲△✕✕✕(15点)
3連単 ◎◯▲→◎◯▲→◎◯▲△✕✕✕(30点)
2025年スワンステークス(MBS賞スワンS)の5着までの結果は以下の通りです。
​1着:オフトレイル(5番人気)
​2着:ワイドラトゥール(12番人気)
​3着:ランスオブカオス(4番人気)
​4着:ウインマーベル(3番人気)
​5着:シュタールヴィント(14番人気)

2025年スワンステークス(MBS賞スワンS)の払戻金は以下の通りです。
​​単勝(7): 750円
​複勝(7): 230円
​複勝(4): 1,010円
​複勝(1): 230円
​枠連(2-4): 2,490円
​馬連(4-7): 14,780円
​馬単(7-4): 22,150円
​ワイド(4-7): 3,660円
​ワイド(1-7): 870円
​ワイド(1-4): 5,320円
​3連複(1-4-7): 30,920円
​3連単(7-4-1): 168,690円

ご注意:この結果と払戻金は速報に基づいています。必ずJRA(日本中央競馬会)の公式発表をご確認ください。

第68回 スワンステークス(GII) レース回顧

1. レース概況:ハイペースの序盤と先行勢の明暗

2025年10月13日、京都競馬場で行われた第68回スワンステークスは、稍々波乱の結果となりました。

​レースは1番人気のワールズエンドが好スタートからハナを奪い、それをアサカラキング、バルサムノート、そしてアルテヴェローチェといった先行勢が追いかける形で、全体的に引き締まった流れで進みました。

ラップタイムを見ても、12.1-10.2と速い入りを見せており、ペースは「ミドル」と評価されています。​中団には人気のウインマーベルやランスオブカオス、アドマイヤズームが位置取り、勝ったオフトレイルはスタートでひと息だったこともあり、後方集団からの追走となりました。

2. 決着の瞬間:レコードタイムを刻んだ差し脚勝負

直線に入ると、逃げたワールズエンドが早々に苦しくなり、後方から馬群を割ってオフトレイルが鋭い末脚を披露。外から伸びてきた12番人気のワイドラトゥールとの激しい追い比べとなり、ゴール前でオフトレイルがクビ差制して優勝しました。

レコードタイムでの勝利となり、菅原明騎手は「当初の予定とは違ったレースになったが、直線はしっかり脚を使ってくれた」とコメントし、能力の高さを示しました。​

特に、逃げ先行勢が上位を占める展開になりやすい京都1400mにおいて、後方からの差し切りは特筆すべきパフォーマンスでした。

3. 掲示板総括:波乱を呼んだ着順と人気薄の躍進

最終的な掲示板は、5番人気、12番人気、4番人気、3番人気、14番人気の順で確定し、人気薄の活躍が目立つ波乱の結果となりました。​

2着には12番人気のワイドラトゥールが入り、京都1400mの適性の高さを証明しました。

3着には先行勢を見る位置で運んだランスオブカオスが入線。

対照的に、1番人気のワールズエンドは8着に敗れ、ペースとタフな馬場に苦しみました。後方から差し切ったオフトレイルと、2着に粘り込んだワイドラトゥールの走りが、この日のレースを象徴する結果となりました。

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スワンステークス2025:枠順が明暗を分けた大激戦!レコード決着の波乱を斬る【馬券考察】

第68回スワンステークスは、例年通りの波乱決着。上位人気が次々と沈み、レコードタイム1分18秒9を叩き出す大激戦となりました。6着アドマイヤズームまでがわずか0秒2差という着差が、いかに熾烈な戦いだったかを物語っています

■ 勝利を掴んだ究極の決め手

勝ったオフトレイルと2着ワイドラトゥールは、共にメンバー最速クラスの上がり(33秒2、33秒3)を繰り出し、後方から豪脚で先行勢を一飲みしました。特にオフトレイルの差し脚は圧巻の一言で、この日の馬場と展開に見事に嵌まってみせました。

■ 明暗を分けた「位置取りの差」

​今回、結果を大きく左右したのは、間違いなく「枠順と位置取り」でした。​

本命視したショウナンザナドゥは残念ながら10着に敗れましたが、勝ち馬とのタイム差は0秒5。着順ほど大きく負けたわけではありません。この馬は外枠発走から外々を回らざるを得ない展開を強いられ、内枠からロスなく運んだ3着ランスオブカオスとは真逆のポジション取りとなりました。

6着アドマイヤズーム(上がり33秒7)との差もわずか0秒3、上がりも0秒1差と、着差はほぼ枠順によるコースロスで生まれたと見て間違いないでしょう。

■ 巻き返しへの期待と現状の課題

​先行した馬の中では、1番人気で逃げたワールズエンドが8着に沈み、先行したアルテヴェローチェは後続よりも上がりを要する厳しい内容でした。

アルテヴェローチェに関しては、復活にはもう一段階の時間が必要かもしれません。​

一方、人気を背負って6着に敗れたアドマイヤズームですが、着差は僅か。休み明けの影響もあったと見られ、次走はマイルチャンピオンシップを視野に入れるでしょう。今回でひと叩きされた効果は絶大と見ており、状態の上積みは確実。次走は有力な狙い目としてマークを続行します。

ショウナンザナドゥに関しては、一線級相手に勝ち切るには、まだもう一段の成長が求められる印象です。今後のローテーションと成長曲線に注目していきたいところです。​

結論として、今回は極限のレコード決着と大激戦に加え、枠順とコースロスが結果に大きな影響を与えた一戦でした。

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