​【新潟記念】3歳馬エネルジコをねじ伏せたシランケド、ハイレベルな瞬発力勝負を制す

真夏の新潟競馬場を舞台に行われた第61回新潟記念(G3)は、単勝2番人気のシランケドが、直線での驚異的な末脚で重賞2勝目を飾りました。道中は後方で脚をため、最後の直線は大外から一気に加速。先に抜け出した1番人気のエネルジコをゴール寸前で差し切り、力の違いを見せつけました。熱い夏を締めくくるにふさわしい、ハイレベルな瞬発力勝負の行方を振り返ります。

新潟記念【レース結果】

新潟記念G3

2025/8/31(日) 3回新潟4日 11R 新潟記念 G3
3歳上オープン (国際)(特指) 別定
芝左2000m (Aコース) 17頭 良
​【推奨馬】
◎シランケド
◯ブレイディヴェーグ
▲グランドカリナン
△エネルジコ
✕バレエマスター
​【推奨馬券】
馬連、ワイド、3連複
◎◯▲△✕ボックス(各10点)
3連単 
◎軸1頭マルチ→◯▲△✕(36点)
​レース結果速報

※画像はイメージです

2025年 新潟記念の最終結果は以下の通りです。
1着:シランケド (2人気)
2着:エネルジコ (1人気)
3着:ディープモンスター (7人気)
4着:シンリョクカ (8人気)
5着:ヴェローチェエラ (9人気)

2025年 新潟記念の払戻金は以下の通りです。
​単勝: 12番 シランケド 340円
​複勝:
​12番 シランケド 140円
​15番 エネルジコ 150円
​9番 ディープモンスター 330円
​枠連: 6-8 540円
​馬連: 12-15 580円 的中🎯
​馬単: 12→15 1,170円
​ワイド:
​12-15 280円 的中🎯
​9-12 700円
​9-15 1,310円
​3連複: 9-12-15 3,550円
​3連単: 12→15→9 12,010円
​ご注意: この結果と払戻金は速報に基づいています。必ずJRA(日本中央競馬会)の公式発表をご確認ください。

レース回顧:夏の新潟を締めくくる、シランケドの豪脚

※画像はイメージです

8月31日、真夏の新潟競馬場を舞台に行われたサマーシリーズ最終戦、第61回新潟記念(G3)。3歳馬からベテランまで多彩なメンバーが揃った一戦は、上位人気馬による熾烈な叩き合いとなりました。

勝ったのは、単勝2番人気のシランケドでした。道中は中団よりも後ろ、後方3番手という位置取りでじっくりと脚をため、最後の直線は大外に持ち出されると、上がり3ハロン32.4秒という驚異的な末脚を披露。

先に抜け出した1番人気のエネルジコをゴール寸前で捉え、見事に差し切りました。これが彼女にとって嬉しい重賞2勝目となり、確実に力をつけていることを証明しました。坂井瑠星騎手とのコンビで、勝負どころを見極めた冷静な騎乗が光りました。

成長示す新星とベテラン、そして敗れた強豪たち​

2着には、1番人気のエネルジコ。3歳馬ながら斤量56kgを背負い、道中は好位から力強く抜け出して勝利を確信させる走りを見せましたが、最後はシランケドの鬼脚に屈しました。しかし、強敵相手に堂々の競馬で、秋のさらなる飛躍を予感させる内容でした。

3着には、7番人気のベテラン、ディープモンスターが入りました。後方から脚を伸ばし、最後まで上位争いに加わる勝負根性を見せました。​

一方、人気を集めたブレイディヴェーグは6着と力を出し切れず。直線を向くと早めに先頭に並びかけるも伸びを欠き、「暑さもあった…」と津村明秀騎手も語るように、この日の気候が影響したのかもしれません。

また、昨年の覇者シンリョクカも、先行から粘り込みを図りましたが、わずかハナ差でディープモンスターに及ばず4着。惜しくも連覇を逃す結果となりました。​

スローペースが呼んだ瞬発力勝負の結末

※画像はイメージです

レース全体を振り返ると、11番のコスモフリーゲンが逃げる展開で、ペースはスローに。直線の長い新潟コースらしい、瞬発力勝負となりました。今回の新潟記念は、末脚自慢の伏兵たちが台頭し、改めて競馬の難しさと面白さを感じさせる一戦となりました。シランケドの鮮烈な勝利は、今後のG1戦線に向けて大きな期待を抱かせるものとなるでしょう。

​【新潟記念 馬券考察】堅実決着も、今後の展望を占う一戦に

今回の新潟記念は、蓋を開けてみれば人気上位馬による堅実な決着となりました。

本命としたシランケドが1着、エネルジコが2着、そして3着にはディープモンスターが入り、上位3頭で落ち着く形です。

レースは、11番コスモフリーゲンが逃げるスローペース。直線は「ヨーイドン」の瞬発力勝負となり、上がり32秒台という超高速決着となりました。

​私が大穴候補として注目したバレエマスターは、直線で豪快に伸びてきましたが、わずかに馬券圏内には届かず7着。熾烈を極めた3着争いは、ディープモンスターが制したものの、8着のナムラエイハブまでがわずか0.1秒差という大混戦でした。

その中にいたブレイディヴェーグとバレエマスターはあと一押しの決め手に泣きました

​一方、2着に敗れたエネルジコは、古馬との初対戦で負けてなお強しの内容。この経験を糧に、秋以降のさらなる飛躍が期待されます。

​馬券的視点から見る反省点と次への展望

※画像はイメージです

馬券については、シランケドの強さを感じていたにもかかわらず、ボックス買いで買い目が増えたのは反省点です。本来であれば、自信を持って流し馬券にすべきでした。しかし、1、2着をしっかりと捉えられたのは大きな収穫です。この流れを大切に、次走以降も自信を持って予想に臨んでいきたいと思います。​

次週もご期待ください。

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