キーンランドC、本命穴馬エーティーマクフィ伸びきれず、パンジャタワーが豪快な差し切りV!

今年のキーンランドカップは、本命に推されたエーティーマクフィが伸びきれない中、人気馬パンジャタワーが豪快な差し切り勝ちを収めました。波乱を期待するファンをよそに、終わってみれば上位人気での決着となったレースを振り返ります。

キーンランドカップ【レース結果】

パンジャタワー豪脚炸裂!

2025/8/24(日) 2回札幌2日 11R
キーンランドカップ G3
3歳上オープン (国際)(指) 別定
芝右1200m (Bコース) 良
【推奨馬】
◎エーティーマクフィ
◯モリノドリーム
▲カルロヴェローチェ
△カルプスペルシュ
✕プルパレイ
✕クファシル
【推奨馬券】
馬連、ワイド 
フォーメーション
◎◯▲△―◎◯▲△✕✕(14点)
3連複
フォーメーション
◎◯▲△―◎◯▲△―◎◯▲△✕✕(16点)
3連単
フォーメーション
◎◯▲△→◎◯▲△✕✕→◎◯▲△✕✕(80点)
2025年キーンランドカップの結果は以下の通りです。
​1着:パンジャタワー(2番人気)
​2着:ペアポルックス(4番人気)
​3着:カルプスペルシュ(3番人気)
​4着:ナムラクララ(8番人気)
​5着:ウインカーネリアン(1番人気)
2025年キーンランドカップの払戻金は以下の通りです。
​単勝: 5番 パンジャタワー 550円
​複勝:
​5番 パンジャタワー 230円
​6番 ペアポルックス 250円
​16番 カルプスペルシュ 220円
​枠連: 3-3 2,980円
​馬連: 5-6 2,870円
​ワイド:
​5-6 1,170円
​5-16 690円
​6-16 1,050円
​馬単: 5-6 4,670円
​3連複: 5-6-16 5,780円
​3連単: 5-6-16 30,510円

ご注意:この結果と払戻金は速報に基づいています。必ずJRA(日本中央競馬会)の公式発表をご確認ください。

2025年キーンランドカップのレース回顧

レース総評

今年のキーンランドカップは、パンジャタワーが圧巻の末脚で差し切り、見事な勝利を飾りました。ペースはハイペースと発表されているものの、先行勢が粘りこむ展開となり、馬券的には上位人気での決着となりました。しかし、パンジャタワーが巻き起こした「異質な勝ち方」が、今後のスプリント路線に新たな風を吹き込むことになりそうです。

勝者パンジャタワーの強さ

パンジャタワーは、道中8番手付近からレースを進め、最後の直線で大外に持ち出すと、驚異的な上がり33.9秒というメンバー最速の末脚を繰り出しました。これは、洋芝の札幌コースで差し切るには相当なパワーと瞬発力が必要です。松山弘平騎手も、馬の能力を信じ、最後まで諦めずに追ったことで、この劇的な勝利を手繰り寄せました。

先行勢の奮闘

​2着には、先行して粘りこんだペアポルックスが入りました。先行馬に有利な展開を活かし、持ち前のスピードを存分に発揮。勝利には一歩及ばなかったものの、その安定感は光るものがありました。

3着のカルプスペルシュも同様に、先行策から粘りこみ、3歳牝馬ながら古馬相手に堂々たる走りを見せました。

​一方、レースを引っ張ったのは1番人気のウインカーネリアン。道中1000mを56.4秒というハイペースで逃げ、持ち前の粘り強さを見せましたが、最後は5着に沈みました。

タイム差なしの4着に食い込んだナムラクララは、8番人気という低評価を覆す好走で、洋芝適性の高さと斤量の軽さが味方したと言えるでしょう。

今後の展望

パンジャタワーは、洋芝のハイペースを差し切るという、他馬とは一線を画す勝ち方で1200mの重賞制覇を果たしました。これは、今後のスプリント戦線における新たな主役候補の誕生を予感させます。​

また、先行勢も力のある馬たちが上位を占めており、スプリント路線の層の厚さが伺えます。特に、3歳馬のカルプスペルシュとナムラクララの健闘は、今後の成長が楽しみな要素です。

​パンジャタワーがこの勝利を機に、どのようなローテーションを組んでいくのか、そしてスプリント路線の頂点であるスプリンターズステークスでどのような走りを見せるのか、今後の動向から目が離せません。

競馬-神がかり

馬券考察

今年のキーンランドカップは、パンジャタワーが驚異的な末脚を炸裂させ、見事な勝利を飾りました。

レース展開の考察​

パンジャタワーは、直線でメンバー最速となる上がり33.9秒の末脚を繰り出し、大外から豪快に差し切りました。その強さは際立っており、まさに圧巻の一言です。

​一方、上位入線馬を見ると、2着のペアポルックス、3着のカルプスペルシュ、4着のナムラクララはすべて先行勢。このことから、コース形態の有利さを覆すほどのハイペースにはならず、先行馬に有利な展開だったことがわかります。​

タイム差を見ても、3着のカルプスペルシュから6着のカルロヴェローチェまでがタイム差なしの激戦を演じており、僅差の勝負となりました。

ペアポルックス、カルプスペルシュ、そして馬券対象にはならなかったもののモリノドリームやカルロヴェローチェといった面々は、1200mのスペシャリストとして改めてその安定感を示しました。4着に入ったナムラクララも、斤量や枠順、洋芝が味方した好走だったと言えるでしょう。​

馬券の振り返り​

当初、荒れると見て馬券を広げていたものの、結果は2、4、3番人気での決着となりました。パンジャタワーの圧倒的なパワーと、先行勢が有利なコース形態がそのまま結果に結びついた形です。​しかし、人気が分散していたため、配当は意外にも妙味がありました。

本命に推したエーティーマクフィは、上がり34.2秒と瞬発力に欠け、7着に敗退。上位勢との差を感じさせる結果となりました。​今回のレースは、パンジャタワーの能力を再認識させられるとともに、先行有利の展開を見極めることの重要性を示唆するものでした。今後のスプリント路線にも注目したいところです。

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