デニィの【酔いどれ競馬談義】2025年 中京記念~常識を覆す美学の一手~|競馬-神がかり
お嬢さん、グラスは空っぽかい? どうせ馬券を買うなら、ただ当てるだけじゃつまらない。常識に囚われた買い方で、ちまちまと小銭を稼ぐのは性に合わねぇ。競馬には、人を酔わせるようなロマンと、常識を覆す豪快な美学があるんだ。さあ、俺の「酔いどれの眼」が捉えた中京記念の本命は、世間の評価とは少し違う。一発逆転を狙う、とっておきの話をしようじゃないか。
中京記念【レース展望】
さて、今週のメインは中京記念だ。今年も粒ぞろいのメンバーが揃ったが、俺の目に狂いはねぇ。まずは、有力どころから見ていくとしよう。
有力候補は粒ぞろい、だが…
マピュースは、
桜花賞4着、NHKマイル7着とG1でも崩れない堅実さが武器だ。何より、前走から3kg減の52kgという斤量が魅力。夏の牝馬は走るって言うし、7月の小倉記念を軽ハンデで制したイングランドアイズの再来があってもおかしくない。この斤量なら、牡馬相手でも十分に戦える。
ジューンオレンジも面白ぇ。
昨年の京成杯オータムハンデキャップでは、上がり3ハロン32.9秒の鬼脚で5着に突っ込んできた。前走の中京でも、稍重馬場で上がり最速タイの脚を使ってる。距離適性も延びてきてるし、この中京1600mは絶好の舞台と言えるだろう。侮れない1頭だぜ。
ウォーターリヒトは、
前走の安田記念では力が出し切れなかったが、もともと豪快な末脚を持ってる馬だ。ただ、今回が初の58kgだったことと、転厩2戦目という点がどう出るか。「伸びてくるけど届かない」ってシーンも多いからな。持ち前の豪脚がハマるか、不発に終わるか。ここは半信半疑で見ておくのが吉だろう。
ディアナザールは、
ジェンティルドンナの近親という良血馬。キャリア4戦3勝と底を見せてないが、いきなりの重賞挑戦はハードルが高い。馬券に入れるにしても、あくまで押さえまでか。
エコロヴァルツは、
様々な脚質を使いこなす器用さが光る。G1でも常に上位の上がりを使ってるし、末脚は確かだ。ベストは1800m前後だろうが、ここでも馬券圏内なら十分にありえる。
キープカルムも侮れねぇ。
前走のダービー卿CTやしらさぎステークスでも好走してるように、マイルは得意中の得意。非凡な末脚は、メンバーの中でもトップクラスだ。ただ、重馬場は苦手だから、当日の馬場状態はしっかりチェックしておきたい。

【激推し:穴馬推奨馬】
さて、ここからが本題だ。
今年の穴馬はこいつしかいねぇ。
俺が目をつけたのは、
コレペティトールだ。こいつは前走のしらさぎステークスで、終始大外を回らされる不利がありながら、勝ち馬のキープカルムと0.4秒差の3着に食い込んだ。普通なら馬券外に沈んでるような展開で、きっちり掲示板を確保するあたり、ただもんじゃねぇ。
今回は斤量が据え置きの57kg。一方、キープカルムは1kg増だ。前走の不利と斤量差を考えたら、もう逆転は確実と言ってもいいだろう。
去勢後4戦目となり、陣営も完全に手の内に入れた。この中京1600mという舞台も、小回りを器用に立ち回るこの馬にはうってつけだ。気性面で危ういところもあるが、それさえクリアできれば、一発やらかしてくれる可能性は十分にある。
競馬は時に、セオリーをひっくり返す痛快さが魅力だ。このコレペティトールが、大波乱を巻き起こしてくれる。
そう信じて、俺はこいつにベットするぜ。おっと、もう一杯いかねぇか?
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