函館2歳S:門別からの使者エイシンディードを狙え!/競馬-神がかり
2023年には10番人気のゼルトザームが芝デビュー組を打ち破り、2022年には8番人気のオマツリオトコが後方一気の末脚で3着に食い込むなど、近年の函館2歳Sは荒れる傾向にあります。この舞台には、人気薄の馬が激走するための条件が揃っていると言えるでしょう。
函館2歳S:デンジャーゾーンを駆け抜けろ!/【レース展望】
おいおい、今年の函館2歳Sも荒れるぜ、間違いなく! 例年通り、開催後半のタフな馬場が勝負を分ける。上がり35秒台が当たり前ってんだから、スピードだけじゃ通用しねぇ。
去年のゼルトザーム、一昨年のオマツリオトコ。どいつもこいつもダート上がりで穴を開けやがった。
つまりだ、今年もダート上がり組は要チェックってことだ。門別から乗り込んできたヤツもいるみてぇだし、侮れねぇぞ!さて、俺様の目に留まった連中をざっと見ていくか。
【有力候補】
カイショー(牝馬)
新馬戦、函館1000mをレコード勝ち? そりゃ速ぇよな。開幕初日の高速馬場で、しかも同日にメインでもレコード更新なんて、まさにスピードの塊だ。
2着に3馬身差ってんだから、ケタ違いの瞬発力ってのは認めよう。だがな、新馬戦で先行して3着になったムーンリットアイルってのが、次走でバテて大敗してるのは気になるぜ。
開催後半の荒れた馬場で、そのスピードを最後まで維持できるのか? そこがデニィの気になるポイントだ。
ブラックチャリス(牝馬)
開幕3日目の函館新馬戦1200m、これまたレコード勝ちか。先行して抜け出す競馬もできるし、上がりも優秀だ。しかも、この馬の新馬戦の相手が次々と勝ち上がってるってんだから、レベルは高かったと見ていいだろう。これは油断できねぇ一頭だぜ。
タガノアラリア(牡馬)新馬戦は不器用な競馬だったが、脚を余したってのは逆に言えば伸びしろがあるってことだ。続く未勝利戦では稍重の馬場を力強く抜け出して快勝。馬群の中でも怯まねぇ根性は評価できる。
スタミナは十分ありそうだし、函館の最終日の荒れた馬場は、むしろこいつには合ってるかもしれねぇな。デニィはこういう泥臭い競馬ができる馬が大好きなんだよ。
クラディスティーナ(牡馬)開幕4日目の函館新馬戦1200m、重馬場を先行して抜け出し勝ちか。多少は展開や馬場に恵まれた感はあるが、新馬戦で負かした相手が次走で勝ち上がってるってんだから、水準以上の力はあるってことだ。狡猾なデニィはこういう馬もマークしておくぜ。
エスカレイト(牝馬)開幕6日目の函館1200m新馬戦、後方からまくって早め抜け出しか。見習い騎手で51kgってのは軽かっただろうが、今回は一気に4kg増だろ? それは簡単じゃねぇぞ。一筋縄ではいかねぇだろうな。
マイオウンウェイ(牡馬)阪神1200m稍重を逃げ切り勝ち。直線でさらに伸びるってんだから、スピードは本物だ。ただ、気難しい面もあるって聞くぜ。今回は快速馬カイショーとのハナの取り合いが鍵になるだろうな。先手を取るのがうまい奴が勝つ。それが競馬の醍醐味だ。
【激推し・爆弾穴馬】 エイシンディード(牡馬)
さて、お待たせしました、お前ら! デニィの
【激推し・爆弾穴馬】はこいつだ!
エイシンディードだ!
門別からの使者
前走は門別の認定競走を勝ち上がってきたって? そこから大久保龍志厩舎に移籍してくるってんだから、これは怪しい動きだぜ。
血統を見ると、父はファインニードル。
おいおい、今年の葵Sで15番人気を覆したアブキールベイや、京都1200mのシルクロードSを9番人気で勝ったエイシンフェンサーを出してるんだぞ?
まだ種牡馬としてはルーキーみたいなもんだが、その産駒は中央の芝で結果を出してるんだ。地方のダートよりも芝でこそのスピード能力を持ってるってことだ。
さらに母系を見ると、2代母のエイシンルーデンスは中山牝馬ステークスやチューリップ賞で好成績を残してる。芝のマイルで強かったってんだから、スピードとスタミナを兼ね備えてる可能性も秘めてる。母のエーシンエムディーの仔はダートで好走してるが、エイシンディードが芝で走るかは走ってみないとわからねぇ。だがな、デニィは直感するぜ。この馬には、誰も想像できないような大穴をあける可能性がある!
この穴馬で、お前らの財布をパンパンにしてやろうじゃねぇか!さあ、この情報を胸に、俺様の予想に乗っかってみるか? それとも、自分の第六感を信じるか? どっちにしろ、この函館2歳S、見逃すなよ!
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