小倉記念:リカンカブール、ならず者の逆襲に酔いしれろ!/競馬-神がかり

中山金杯を制し、オールカマーで3着とG1戦線でも存在感を示したあの馬が、連覇を狙った中山金杯でまさかの大敗を喫した。

だが、陣営は諦めていなかった。

復活を懸け、苦渋の、いや、ある「決断」を下したのだ。

なぜ、人気薄のリカンカブールが、この小倉記念で「選ばれし者」となりうるのか?

競馬の歴史は時に、驚くべき繰り返しを見せる。デニィの酔いどれアンテナが捉えた、その逆襲劇の幕開けを、今、ここに記そう。

デニィの小倉記念 酒場放談! 酔いどれ予想、いざ開宴!

おいおい、兄ちゃん姉ちゃん、聞こえてっか? 酔いどれ競馬評論家デニィのお出ましだ! 今週は2025年7月20日、小倉の芝2000m、夏の風物詩、**小倉記念(G3)**だ! 成長著しい若造どもと、酸いも甘いも噛み分けた歴戦のベテラン勢が、まさに「仁義なき戦い」を繰り広げるって寸法だ。デニィの酔いどれアンテナがビンビンに反応してるぜ、ヒヒヒ……。

デニィ的、気になる面々をご紹介!

まずは、デニィの目に留まった曲者どもを紹介させてもらうぜ。

ラスカンブレス(4歳牡馬)

こいつは面白い。3歳の頃は東京の1800mで最後方から鬼のような末脚、上がり33.6秒でぶっ飛ばして差し切ったってんだからたまらねぇ。

福島のレースでは出遅れが響いたって話だが、前走の3勝クラス東京2400mでは、早めに動いて先頭を奪い、そのまま押し切った。初の58kgってハンデを背負ってのこの戦法、着差は僅かだったが、デニィには見えたぜ。

こいつの腹には「オープンでもやれる」って野心があったに違いねぇ。小倉の舞台でどんな手品を見せてくれるか、楽しみだな!


メリオーレム(4歳牡馬 56kg)

全成績[4,3,2,4]、2000mで[2,3,1,1]、小倉で[1,0,1,0]、先行で[3,1,1,1]ときたもんだ。数字だけ見てもこいつはなかなかの優等生だ。

前走、東京の3勝クラスで1000m通過56.8秒のハイペースの中、中団から上がり34.7秒で差し切ったってんだから、肝っ玉も据わってる。しかも57kgのトップハンデでの勝利だぜ? こいつはオープンでも十分に暴れまわる資格があるってことだ。順調な調整っぷりもデニィは嗅ぎつけてるぜ。

7月9日には栗東CWで終い重点ながら11.0秒の鋭い伸びを見せたってんだから、調教師もニヤニヤが止まらねぇだろうよ。しかも、去年の西部スポニチ賞で小倉2600mを4馬身差の圧勝だろ? 「小回りはいいと思います」なんて謙遜してるが、デニィには「小倉ならチョロいもんだ」って本音が透けて見えるぜ、ヒヒヒ。


エピファニー(6歳牡馬)

ミッキークイーンの血を引く良血馬だ。前々走の小倉大賞典は5着だったが、勝ち馬とは0.3秒差ってんなら、着順ほど負けてなかったって見方もできる。

前走の新潟大賞典は15着と沈んだが、デニィはこういう時こそ見限らない。調教は順調そのもの。7月3日には美浦Wで11.5秒、9日には11.8秒をマークしてるときたもんだ。GⅢで1勝、2着1回の実績は伊達じゃない。力を出し切れば、優勝争いに食い込んでくるのは間違いないぜ。

デニィはこういう、ちょっと怪しい雰囲気を醸し出してる馬が好きなんだよなぁ。


ハピ(6歳牡馬)

弟には重賞2勝のアウトレンジ、リトルハピもデビュー4戦3勝ときたもんだ。この血統、なかなかの曲者ぞろいだ。本馬もデビュー3連勝の実力者だぜ。

前走の新潟大賞典では、メンバー中2位の上がり34.0秒で追い上げて3着に好走と、ダートのイメージが強かったが、芝でも新味を見せた。

稍重で力の要る馬場だったって話だから、今回もタフな馬場になれば、こいつの出番が増すってことだ。開催最終週の小倉の芝は荒れてくるからな、デニィはそういう展開を密かに望んでるぜ。


シェイクユアハート(5歳牡馬)

前走の垂水Sでメンバー中最速タイの上がり35.3秒をマークして差し切り勝ち。大きなクビ差でオープン入りを決めたってんだから、勢いは侮れない。

2000mは得意な距離で、全4勝中3勝が2000mときたもんだ。きさらぎ賞以来の重賞挑戦でどこまでやれるか、デニィはこいつの秘めたる力を信じてるぜ。


ニホンピロキーフ(5歳牡馬)

小倉の1800mで初勝利、翌年には小倉の2000mの関門橋Sを勝ってオープン入り。マイラーズCでも3着に好走した実績は本物だ。

最近は結果が出てないが、4走前の洛陽Sで3着に入ってるってことは、条件さえ合えばいつでも上位に食い込めるってことだ。7月9日には栗東CWで11.5秒をマークと、使い込まれてる中でも調教は順調だ。こういう地味だが実力のある馬こそ、デニィは目を光らせるんだ。


ナムラエイハブ(4歳牡馬)

3走前の難波Sでは4着だったが、勝ち馬は新潟大賞典2着、2着馬ラヴァンダは牝馬重賞で好成績と、レベルの高いレースだったんだ。

スローペースだったのに先行勢が潰れる中での好走は、重賞級の能力がある証拠だぜ。

4走前の洛陽Sでも3着と、堅実な走りを見せている。7月9日の栗東CWでの11.5秒の伸びも文句なしだ。こいつは隠れた実力馬かもしれないぜ?


デニィの【激推し・推奨馬】!

さあ、お待たせしました! 酔いどれデニィが、この小倉記念で一番熱い視線を送ってる馬を紹介するぜ! 焦らすのは趣味じゃないが、こればかりは盛り上げさせてくれよな!

リカンカブール(6歳セ)

昨年の中山金杯で初の重賞制覇を成し遂げた男だ。その後は成績が低迷したって? おいおい、そのために去勢、セン馬になったって話じゃねぇか! 屈辱にまみれた過去を背負って、5ヶ月半の休養明け、去勢明け初戦の今回にかける思いは半端じゃねぇはずだ。

しかもだ、兄ちゃん姉ちゃん、よく聞け! 小倉記念ってのは、セン馬がやたらと好走するレースなんだよ! 記憶に新しいのは2022年のヒンドゥタイムズだ。

10番人気という低評価を覆し、去勢明け初戦で堂々の2着に激走したのをデニィはちゃーんと覚えてるぜ。効率的じゃないって? 歴史は繰り返すもんさ。

デニィはこういう、ドラマチックな展開が大好きなんだよ! 過去の栄光と、去勢という新たなスタート。リカンカブールは、まさに「ならず者の逆襲」を体現する存在になるだろうよ。

さあ、どうだ? デニィの酔いどれ予想、少しは役に立ったか? もし、お気に召したなら、一杯付き合ってくれよな! 小倉記念、とことん楽しんでいこうぜ、ヒヒヒ……。

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