函館2歳Sに挑む良血ブラックチャリス:馬主フィールドレーシング、悲願の重賞Vへ

馬主フィールドレーシングにとって、函館2歳ステークスに出走するブラックチャリスは、単なる一頭の出走馬ではありません。

そこには、2019年に産声を上げたばかりの若いオーナーが、初勝利を献上してくれたブラックチャリスの母から受け継がれた血統への深い期待、そして何よりもまだ見ぬ重賞タイトルへの熱い想いが込められています。

フィールドレーシングが積み上げてきた38勝の先に、この良血馬が悲願の初重賞制覇という新たな歴史を刻むことができるのか、函館のターフに注目が集まります。

競馬-神がかり

ブラックチャリスBlack Chalice(JPN)

父キタサンブラック

母ゴールドチャリス

母父トゥザワールド

馬主 フィールドレーシング

生産者 ノーザンファーム

調教師 武幸四郎


馬主 フィールドレーシングJRAでの重賞勝ちはまだない。累計38勝昨年の同レースでエンドレスサマーが出走し3着。馬主としてはまだ浅く2019年0戦0勝、2020年23戦2勝。そこから、じわじわと勝ち鞍を積み重ね通算37勝(2005年7月13日時点)


フィールドレーシングの期待馬、ブラックチャリスが函館2歳Sへ

来週の函館2歳ステークスに出走を予定しているブラックチャリスは、馬主であるフィールドレーシングにとって、特別な意味を持つ一頭です。フィールドレーシングは、JRAでの重賞勝利はまだありませんが、これまでに累計38勝を挙げています。

昨年は同レースにエンドレスサマーが出走し、3着と好走しました。2019年にJRAで馬を走らせ始め、初年度は0勝だったものの、2020年には23戦2勝と初勝利を挙げ、そこから着実に勝ち星を積み重ねてきました。


記念すべき初勝利をフィールドレーシングにもたらしたのは、実はブラックチャリスの母であるゴールドチャリスでした。

ゴールドチャリス自身も2歳時に中京2歳ステークスを含む短距離で2勝を挙げています。

その父であるトゥザワールドは、2歳から3歳春にかけて未勝利から弥生賞まで4連勝を記録。皐月賞や有馬記念ではG1勝利こそ果たせなかったものの、日本を代表する良血馬トゥザヴィクトリーを母に持つ血統背景が評価され、種牡馬となりました。

ゴールドチャリスは、そのトゥザワールドの数少ない代表産駒と言えるでしょう。


そして、ブラックチャリスの父は、G1を7勝した名馬キタサンブラックです。

キタサンブラックの父であるブラックタイドは、偉大なサンデーサイレンスの後継種牡馬であるディープインパクトの全兄として知られています。

ブラックタイド自身はG1勝利はありませんが、キタサンブラックという稀代の名馬を輩出したことは、まさに「血の力」としか言いようがありません。

ブラックチャリスが、母、そして父、それぞれの血の力を受け継ぎ、函館の地でどのような走りを見せてくれるのか、フィールドレーシングはもちろんのこと、多くの競馬ファンが注目しています。

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