アスコルティアーモ、良血開花!府中牝馬Sで53kgを活かし豪快に差し切る!
府中牝馬ステークスの条件変更とコース特性
10月に開催されていた府中牝馬ステークスは、今年から6月に移行し、条件も別定戦からハンデ戦に変更されました。東京競馬場の1800mコースは、スタートから最初のコーナーまでの距離が短く、特殊な形態をしています。2000mほどではないにしろ、このコース形態がレースに与える影響は大きいと言えます。
過去10年の傾向として、1〜3枠の内枠から勝ち馬が出ていないのは、外からの馬が殺到してきてごちゃつきやすいことが原因と考えられます。そのため、4枠や8枠といった外めの枠の好走が多く、この点がレースの鍵となりそうです。
◎アスコルティアーモ
CHANCE!
良血が開花する勝負の一戦
アスコルティアーモは5歳牝馬で、異父妹にG1馬のアスコリピチェーノがいる良血馬です。
1800mで4勝、東京競馬場では2勝と、今回と同じ条件を最も得意としています。昨年の府中牝馬ステークスでは7着に敗れましたが、これは上位馬が強力だったことに加え、直線で前が詰まって脚を余したためと見られます。
今回は前走の福島牝馬ステークスを叩いて、休み明け2戦目。まさに勝負気配が濃厚です。加えて絶好の枠順を引き当て、天も味方につけたと言えるでしょう。
◯ラヴァンダ
「重賞級の切れ味、54kgで開花!ラヴァンダ、恵量で波乱を呼ぶ!」
前走シドニーTでは稍重とは思えないほど、緩んだ馬場で馬場適性の比重が高かったんでは無いか。
逃げて2着に粘り込むんだように、調子の方は良さそう。今年は、4戦目して[0,2,1,1]と安定した成績を残し、着外の一戦も休養明けの+10kgで重め残りだったようだ。
阪神牝馬Sでは、メンバー最速となる32,7の脚で直線、他馬の間をこじ開けて豪快な伸びを見せた。勝ち馬とはタイム差なしのハナ、ハナ差の3着。フローラSでは,1番人気のカニキュルに先着しており、その時の斤量は互いに55kgであった。今回の2kg差がどうでるかは微妙であるのだけれども。
まだ1勝馬の身だが、既に実力は重賞で勝ち負けを意識できる実力を誇るうえにハンデ54kgは恵まれすぎではないのか
▲カニキュル
**「遅れてきた大器」**
カニキュル:遅れてきた大器カニキュルは4歳牝馬で、近走5レースのうち4レースでメンバー最速の上がりを記録している強烈な末脚の持ち主です。
今回のレースもおそらく外枠からの発走となるため、後方からの競馬になると思われます。前走で2勝クラスを勝ち上がったばかりの条件馬でありながら、現在1番人気に支持されています。3歳春にはフローラSで3着と好走している素質馬だけに、まさに**「遅れてきた大器」**と言えるでしょう。
府中牝馬S【推奨馬】
◎アスコルティアーモ
◯ラヴァンダ
▲カニキュル
△カナテープ
✕ウンブライル、エリカヴィータ、ラヴェル、ミアネーロ
参考:買い目
アスコルティアーモは12番人気で、支持率は36倍前後となっています。8枠の2頭を本命候補として考えていたのだけれども、府中牝馬Sでの過去10年間傾向として4枠の好走が非常に特出している。
これはひとえに府中のコース形態が影響している為にそうなっている。最初のコーナーまで距離が短い為に内枠、外枠発走は不良な状況に追い込まれ、良いポジションの確保やリズムを崩してしまうからなのだろう。
施行時期が変わり、条件も変わる事で買う側の心理状態も変動するとので、ここはある意味CHANCEと捉えて見るべきでは?
単勝 ◎
馬単 ◎→◯▲△
馬連 ◎◯▲△BOX
ワイド ◎―◯▲△✕✕✕✕
3連複 ◎―◯▲△―◯▲△✕✕✕✕
3連単 ◎→◯▲△→◯▲△✕✕✕✕