【オークス2025】桜花賞馬エンブロイダリーが描く戴冠への道筋!穴馬と有力対抗馬を徹底分析

今年のオークスは、桜花賞馬エンブロイダリーが堂々の主役ですが、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを制したアルマヴェローチェ、桜花賞3着のリンクスティップといった実力馬が逆転を狙います。さらに、サヴォンリンナやパラディレーヌなど、秘めたる能力を持つ穴馬たちも虎視眈々と戴冠を狙っており、激戦必至の牝馬クラシック第二冠を徹底分析。栄冠を手にするのはどの馬か、その行方に注目です。

エンブロイダリー

2冠へ――血統が導く

女王の道

桜花賞を制したエンブロイダリー:高速馬場を駆け抜けた新星の血統に迫る

母ロッテンマイヤー:日本の至宝アグサンから続く名牝系
エンブロイダリーの母ロッテンマイヤーは、輸入基礎牝馬**アグサン(IRE)**から始まる、日本の競馬界の至宝とも言える名牝系の出身です。アグサンが残した偉大な子孫たちは、日本の競馬史に数々の金字塔を打ち立ててきました。
アグサンの代表的な産駒には、1995年の阪神3歳牝馬ステークス(GI)など重賞3勝を挙げた名牝ビワハイジや、中央競馬で4勝を挙げたシルクマーヴェルがいます。
特にビワハイジは、その優れた競走能力と繁殖能力で、数多くの活躍馬を競馬界に送り出しました。ビワハイジの代表的な産駒としては、2009年の桜花賞(GI)などGI競走を6勝した不朽の名牝ブエナビスタ、2007年のアメリカジョッキークラブカップ(GII)を制覇したアドマイヤジャパン、そして2010年のデイリー杯2歳ステークス(GII)を制覇したトーセンジョウダンなどが挙げられます。
未勝利戦での圧勝劇:秘められた才能の片鱗
エンブロイダリーは、その血統の輝きをデビュー前から見せていました。新潟芝1800mの未勝利戦では、直線に入ると馬なりのまま後続をちぎり捨て、7馬身差の圧勝。しかも、そのタイムはレコードを更新するものでした。この一戦で、彼女が桁外れのスピードと高速馬場への適応能力を持っていることが証明されたのです。
エンブロイダリーの桜花賞制覇は、短距離のスピードと、日本の名牝系に流れる底力が融合した結果と言えるでしょう。彼女の今後の活躍から目が離せません。

アルマヴェローチェ

女王の座を奪還せ

よ!

2歳女王アルマヴェローチェ

昨年の2歳女王が、雪辱に燃えています。前走の桜花賞では、わずかクビ差の2着に涙をのみました。
しかし、その実力は誰もが認めるところ。重賞では札幌2歳ステークス2着、阪神ジュベナイルフィリーズ1着と、いまだ連対を外していません。世代トップクラスの能力を遺憾なく発揮し、前走の悔しさを晴らす準備は万端。次こそは、その輝きを存分に見せつけてくれるでしょう。

サヴォンリンナ

狂気の穴馬サヴォンリンナ!

隠された持続力が大波乱を呼ぶ!

穴馬サヴォンリンナ、秘める持続力

サヴォンリンナは、前走の忘れな草賞を制し、4戦2勝と着実に力をつけてきました。
キャリアを振り返ると、東京での新馬戦こそ7着に敗れましたが、その後は未勝利戦2着、京都での未勝利戦を勝利。そして前走の忘れな草賞では、かつて敗れたサンデーサンライズへのリベンジを果たす見事な勝利でした。彼女の最大の持ち味は、先行抜け出しからの長く良い脚、すなわち持続力です。
これはまさに、現在の主流となっているスピードとスタミナを兼ね備えたタイプと言えるでしょう。半兄にはJBC2歳優駿2着、ホープフルステークス3着と2歳から活躍したサンライズジパングがいます。兄が4歳で本格化したように、サヴォンリンナもまだ成長途上の可能性を秘めています。しかし、スピードの持続力という点においては、すでに世代トップクラスの実力を有しているのではないでしょうか。大舞台での一発に期待がかかります。

オークス東京芝2400G1

エンブロイダリー

アルマヴェローチェ

サヴォンリンナ

△タガノアビー

✕パラディレーヌ、リンクスティック、ビップデイジー、レーゼドラマ、エリカエクスプレス

参考:買い目

馬連
  • ◎-◯▲△✕ 計8点
ワイド
  • ◎-◯▲△ 
  • ◯-▲△
3連複
  • ◎-◯▲△-◯▲△✕(×5)
  • 計18点
3連単
  • ◎◯→◎◯▲△→◎◯▲△✕(×5)
  • 計42点

【必ずお読みください】この予想記事は、過去のデータや馬の現在の状態、血統、関係者コメントなど、様々な情報を基に作成されていますが、競馬には不確定要素が多く存在します。記載されている見解や推奨馬は、あくまで筆者の私見であり、的中を保証するものではありません。馬券の購入は、お客様ご自身の判断と責任において行ってください。また、馬券は少額から楽しむことをお勧めします。

関連記事

Follow me!