【波乱のNHKマイルC】1番人気アドマイヤズームまさかの失速…高速馬場が誤算? 伏兵パンジャタワーが制し、3連単150万超えの大波乱!

春のマイル王決定戦、2025年NHKは、多くの競馬ファンの予想を大きく覆す結果となりました。本命視された昨年の朝日杯覇者アドマイヤズームは、得意とする荒れた馬場とは異なる超高速馬場に苦しんだか、まさかの失速。その隙を突くように、9番人気の伏兵パンジャタワーが鮮やかな差し切り勝ちを収めました。2着には3番人気のマジックサンズ、3着には12番人気のチェルビアットが入り、3連単は150万円を超える特大配当に。人気馬の敗退という波乱要因も含め、衝撃のレース展開を詳報します。

NHKマイルカップ結果

NHKマイルC

2025/5/11(日) 2回東京6日 11R
NHKマイルカップ G1
3歳オープン (国際)牡・牝(指) 馬 良
2025年NHKマイルCの5着までの着順
1着: パンジャタワー(9人気)
2着: マジックサンズ(3人気)
3着: チェルビアット(12人気)
4着: モンドデラモーレ(6人気)
5着: ランスオブカオス(4人気)
2025年NHKマイルCの払戻金は以下の通りです。
* 単勝 11 2,610円
* 複勝 11 850円, 10 390円, 3 1,560円
* 枠連 5-6 2,920円
* 馬連 10-11 20,740円
* ワイド 10-11 4,690円, 3-11 23,910円, 3-10 8,070円
* 馬単 11-10 39,730円
* 3連複 3-10-11 275,990円
* 3連単 11-10-3 1,505,950円

ご注意:この結果と払戻金は速報に基づいています。必ずJRA(日本中央競馬会)の公式発表をご確認ください。

レース回顧

波乱決着!伏兵パンジャタワーが制す!~2025年NHKマイルカップ回顧~

2025年のNHKマイルカップは、記憶に深く刻まれるであろう衝撃的な結末を迎えた。
勝ちタイム1分31秒7(上がり34秒2)は、過去10年を振り返っても2021年のシュネルマイスターが叩き出した1分31秒6(上がり34秒0)に肉薄するハイレベルな決着。その時の1着2着の差は僅かにハナだったが、今回もまたアタマ差という僅差の決着。しかし、その裏で生まれた配当金は、まさに天と地ほどの差となった。

9番人気の伏兵パンジャタワーが勝利し、3番人気のマジックサンズが2着、そして12番人気のチェルビアットが3着に飛び込むという波乱。1番人気に支持されたアドマイヤズーム、そして2番人気のイミグラントソングが揃って掲示板外に沈んだことで、3連単はなんと150万を超える大波乱決着となったのだ。

レースの序章は、大外枠に入ったコートアリシアンが大きく出遅れた瞬間から、既に波乱の予兆を漂わせていたのかもしれない。レースが始まると、ヴーレヴーとトータルクラリティが内外からハナを奪い合う展開。その後ろには、人気を集めたアドマイヤズームが続き、ランスオブカオス、イミグラントソングと有力馬たちが上位を形成する。

一方、中団では、穴人気となっていたモンドデラモーレ、評価を落としていたアルテヴェローチェ、そして大穴を開けることになったチェルビアット、勝者となるパンジャタワーが虎視眈々とレースの行方を見守っていた。後方では、ヤンキーバローズ、ミニトランザット、2着に粘り込んだマジックサンズ、そして大きく遅れたコートアリシアンらが、じっと脚を溜める展開となった。

1000m通過は56秒4。淀みのないペースでレースは進み、残り600mを過ぎ、3コーナーから4コーナーにかけて、縦長だった馬群が一気に凝縮していく。しかし、ここで早くも苦しくなったのが、かつての朝日杯の覇者アドマイヤズームだった。懸命に前を追うも、その脚は既に限界を迎え、息遣いも荒い。

逃げるヴーレヴーを目標に、後続馬たちが内外から進路を探り、追い込みを開始する。

しかし、かつて栄光を掴んだアドマイヤズームやイミグラントソングの目は、生気を失い、まるで燃え尽きた炎のようだった。
 かつての輝きは見る影もなく、ただ群れの中で、懸命にもがきながら、栄光の記憶を抱え後退していく姿に残酷なまでの現実が、その背に重くのしかかる。
残り200m。
逃げ粘るランスオブカオスの脚色が鈍るところへ、内ラチ沿いから武豊騎手騎乗のマジックサンズが、渾身の力を振り絞って追い上げる。外からは、伏兵チェルビアットとモンドデラモーレが猛然と差を詰め、さらに大外からは、松山弘平騎手とパンジャタワーが、力強いストライドで着実に前との距離を縮めていく。

残り50m、
ついに各馬が横一線に並んだ。
 鞍上の激しいアクションに応え、馬と騎手の一体となった魂のぶつかり合い。
観衆のボルテージは最高潮に達し、悲鳴にも似た歓声が東京競馬場を包み込む。
ゴール板寸前、パンジャタワーが、本当に僅かに、しかし確かに前に出た。

マジックサンズも最後まで食い下がるが、その差はアタマ。ハナ差の3着には、大穴のチェルビアットが飛び込んだ。

歴史に残る波乱決着となった2025年NHKマイルカップ。そして来週には、G1史上最高払戻金2070万超えという衝撃的な記録を持つヴィクトリアマイルが控えている。果たして、どのような結末が待ち受けているのか。競馬ファンの興奮は、早くも最高潮に達している。

馬券考察

巧妙な罠に翻弄され…超高速馬場が狂わせた本命選定【NHKマイルカップ馬券考察】

このレースは、まるで巧妙に仕掛けられた罠のようでした。パンジャタワー、マジックサンズ、モンドデラモーレ、ランスオブカオス、アルテヴェローチェ、アドマイヤズーム、ミニトランザット、ヤンキーバローズ、マピュース……伏兵たちの影が幾重にも重なり、どこに光があるのかさえ見失ってしまうほどでした。
何とかして活路を見出そうと、ありったけの知恵を絞り出してみるものの、思考は絡まり合い、次第に自分が一体何をしているのかさえ分からなくなっていくのです。「今…何をしているのか?」その問いが頭の中で何度もこだまし、不安はまるで底なし沼のように私を引きずり込もうとします。
右往左往し、彷徨い歩くうちに、気が付けば出発点に戻ってしまっている。まるで迷宮の中で途方に暮れる旅人のように、出口の見えない焦りと、このまま抜け出せないのではないかという深い恐怖に心が締め付けられるのです。
やっとのおもいで本命◎にしたアドマイヤズームは。昨年の朝日杯で荒れた馬場状態ならと選んだんです。だが、舞台は幾度となくレコードを出している府中の超高速馬場
「脈打ち、蠢く魔性の心臓。府中の超高速馬場は、騎手たちの知略を嘲笑うかのように、予測不能なレコードの鼓動を刻む」
しばらく的中から見放され、心がすっかり萎縮してしまいました。以前は確信を持って印を打てた馬も、今ではまるで霧の中にいるようにぼやけて見えます。自分の判断基準が揺らぎ、何が正解なのか、もはや分からなくなってしまったのです。
まぁ、そんな感じです
BOXにする為に、無理にでも絞り込む…
この様な伏兵の多いレースではBOXには不向き、至難の技ではないかと思いました

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