2025年4月12日、阪神競馬場で行われた阪神牝馬ステークス(G2)は、9番人気のサフィラが逃げ切り勝ちを収め、波乱の結果となりました。高速馬場とスローペースが重なり、先行有利の展開となったこのレースを詳しく振り返ります。
阪神牝馬
レース結果
2025/4/12(土) 2回阪神5日 11R
サンスポ杯阪神牝馬S G2
4歳上オープン 牝馬 別定
芝右1600m (Bコース) 14頭 良
2025年阪神牝馬ステークスの着順は以下の通りです。
1着: サフィラ(9)
2着: アルジーヌ(3)
3着: ラヴァンダ(8)
4着:△ビヨンドザヴァレー(6)
5着:▲ボンドガール(1)
2025年阪神牝馬ステークスの払戻金は以下の通りです。
* 単勝:11番 2,970円
* 複勝:11番 770円、1番 270円、9番 560円
* 枠連:1-7 7,850円
* 馬連:1-11 8,640円
* ワイド:1-11 2,370円、9-11 6,670円、1-9 1,580円
* 馬単:11-1 23,880円
* 3連複:1-9-11 39,970円
* 3連単:11-1-9 362,400円
レースラップ
35,5-23,9-33,4=1,32,8
3歳以上重賞
35,5-23,6-34,3=1,33,4
レース回顧
高速馬場とスローペースが演出した前残り決着
スタート直後、タガノエルピーダが先頭に立つも、すぐに控える展開。代わって、外からイフェイオン、サフィラが抜け出し、レースを牽引。人気を集めたアルジーヌ、伏兵ビヨンドザヴァレーも先行集団に加わり、レースは幕を開けた。
一方、本命ドゥアイズ、対抗ボンドガールは中団から後方にかけて位置取り、大穴スウィープフィートは最後方からの追走となった。
勝負所の4コーナーでは、スウィープフィートが大外から捲り上げ、先行勢に並びかける。直線に入ると、先行していたサフィラとビヨンドザヴァレーが早めに抜け出しを図る。後方からは、ボンドガール、ラヴァンダが猛追するも、1000m通過59秒4というスローペースが災いし、先行勢が粘り込む展開に。
結局、サフィラが上がり33秒3の末脚を繰り出し、1分32秒8のタイムで逃げ切り勝ち。2着には先行したアルジーヌ、3着には上がり32秒7の豪脚で追い込んだラヴァンダ、4着には同じく先行したビヨンドザヴァレーが入線。1番人気に支持されたボンドガールは、上がり32秒9の末脚を見せるも、届かず5着に敗れた。
このレースは、高速馬場とスローペースが重なり、先行有利の展開となった。後方待機勢には厳しい結果となり、展開と馬場状態が大きく影響したレースと言えるだろう。