桜花賞波乱の使者現る!エルフィンS圧勝「ヴーレヴー」雨中の阪神で鬼脚炸裂か

今週、3歳牝馬クラシック第一冠・桜花賞が阪神競馬場で開催されます。仁川の桜が舞い散る中、3歳牝馬の頂点に立つのはどの馬でしょうか?2歳女王アルマヴェローチェか、それとも無敗の新星エリカエクスプレスか?それとも、鬼脚を武器に持つヴーレヴーか、名牝の血を引くエンブロイダリーか?それとも、他の馬が波乱を起こすのか?

阪神JFを制した絶対女王アルマヴェローチェ、無傷の連勝で桜花賞に挑むエリカエクスプレス、不良馬場で見せた鬼脚が魅力のヴーレヴー、そして、名牝ビワハイジの血を引くエンブロイダリー。

それぞれの馬が持つ強みと、レース展開の鍵を握るポイントを徹底的に分析。

ヴーレヴー

雨中の阪神で鬼脚炸裂か?エルフィンS圧勝劇が示す、桜花賞のダークホース

日曜の阪神競馬場は、あいにくの雨模様。しかし、この悪天候こそが、ヴーレヴーの秘めたる力を解き放つ鍵となるかもしれません。
前走のエルフィンSでは、3ヶ月半の休養明けにもかかわらず、18キロの馬体増という成長した姿を披露。レースでは、デビュー戦で圧巻の大差勝ちを収めたグローリーリンクとの激しい叩き合いを制し、3/4馬身差をつけて完勝。3着以下には3馬身半もの差をつける、圧倒的なパフォーマンスを見せつけました。
この勝利は、ヴーレヴーの潜在能力の高さを改めて証明するものでしょう。特に注目すべきは、ファンタジーSでの走りです。不良馬場の中、直線で目の覚めるような鬼脚を繰り出し、勝ち馬ダンツエランに猛追。結果は僅かに届かず4着でしたが、位置取りの差がなければ、勝利を手にしていた可能性も十分に考えられます。
阪神コースは、ヴーレヴーにとって初の坂のあるコースとなりますが、不安よりも期待の方が遥かに大きいと言えます。エルフィンSでの力強い走り、そしてファンタジーSで見せた鬼脚。これらの要素は、阪神の馬場と坂を克服し、桜花賞でサプライズを起こす可能性を十分に秘めています。
雨中の阪神で、ヴーレヴーがどのような走りを見せるのか。そのパフォーマンスに、注目が集まります。

アルマヴェローチェ

阪神JF女王が挑む、桜花賞の歴史。成長の先に新たな伝説か?

阪神JFの勝ち馬、アルマヴェローチェ。その実力は既に証明済みですが、桜花賞における阪神JF勝ち馬の活躍は、過去の名牝たちの実績が示す通り、決して侮れません。
アスコリピチェーノ、リバティアイランド、ソダシといった名牝たちは、阪神JFでの実績を背景に、桜花賞でも輝かしい成績を残しています。特にリバティアイランドとソダシは桜花賞を制し、阪神JFの勝ち馬が桜花賞でも活躍する可能性を強く示しています。
今回、アルマヴェローチェは阪神JF以来のレースとなります。調教後の馬体重は500キロと、前走から16キロ増。この馬体増が、単なる成長によるものならば、さらなる能力開花を遂げている可能性も十分に考えられます。
確かに、父ハービンジャー産駒と桜花賞の相性の悪さは、懸念材料の一つです。しかし、アルマヴェローチェ自身が持つポテンシャルは、そのジンクスを打ち破る可能性を秘めています。
阪神JF女王として、桜花賞の歴史に新たな名を刻むことができるのか。アルマヴェローチェの成長と挑戦に、競馬ファンの期待が高まります。

エンブロイダリー

桜花賞戦線を熱くする、名牝の血を引く新星

前走のクイーンカップで、2着馬に0.4秒差をつける圧巻の勝利を飾ったエンブロイダリー。そのパフォーマンスは、デビュー以来5戦3勝という安定した成績に裏打ちされた、確かな実力の証明と言えるでしょう。
特筆すべきは、その血統背景です。3代母に名牝ビワハイジを持つ、日本競馬を代表する名牝系譜の出身。この血統が示す潜在能力の高さは、今後のレースにおいて大きなアドバンテージとなるはずです。
デビュー戦となった新潟の新馬戦では、2着に7馬身差をつける衝撃的なレコード勝ちを収めました。このパフォーマンスからも、エンブロイダリーが秘める圧倒的なスピードと能力の高さが窺えます。
距離適性については、桜花賞よりもオークス向きという見方もあります。その理由は、母系の血統からくる豊富なスタミナと、ゆったりとしたペースでこそ力を発揮するであろう、その落ち着いたレース運びにあると考えられます。
いずれにせよ、エンブロイダリーが桜花賞戦線を熱くする存在であることは間違いありません。名牝の血を引く新星が、どのような走りを見せてくれるのか。その活躍に期待が高まります。

桜花賞芝1600G1【予想】

ヴーレヴー

アルマヴェローチェ

エンブロイダリー

マピュース

リンクスティップ

参考:買い目

◎◯▲△✕
BOX
  • 単勝―◎
  • BOX―馬連、ワイド
  • 3連複、3連単

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