【阪神牝馬S】ドゥアイズ、満を持しての覚醒!春のマイル女王へ、渾身の◎本命打!
阪神牝馬ステークスは、波乱含みのレースとなる可能性が高い。そこで、穴馬として面白い存在がドゥアイズだ。これまでの戦績から、阪神マイルの適性は高く、展開次第では一発大駆けも十分に考えられる。高配当を狙うなら、この馬から目が離せない。

◎ドゥアイズ
阪神コース適性、G1レースでの実績、高速馬場への適性、牡馬混合戦での経験、前走からの巻き返し
阪神コースは、2歳時の阪神JFで後の名牝リバティアイランドから0.4秒差の3着、桜花賞でも0.6秒差の5着と、世代トップクラスの実力を持つ牝馬です。
古馬になってからも、リゲルS2着、昨年の阪神牝馬S5着、ヴィクトリアマイル4着と、牡馬混合の重賞やG1レースでも安定した走りを見せています。
ヴィクトリアマイルでは、直線で不利がありながらも、1分32秒1という好タイムで4着に入線しており、高速馬場への適性も証明済みです。
前走の京都金杯では大敗を喫しましたが、これは馬場適性の差が出たものと思われます。荒れた馬場状態を嫌った可能性が高く、良馬場に戻れば巻き返しは必至です。
◯スウィープフィート
【阪神牝馬S】スウィープフィート、豪快な末脚で女王の座を狙う!
スウィープフィートは、阪神コースでチューリップ賞を制覇しており、コース適性の高さは証明済みです。
さらに、桜花賞では勝ち馬ステレンボッシュから僅か0.2秒差の4着と、G1でも上位争いを演じる実力を持っています。特に、大外から豪快に追い込む脚質は、見る者を魅了する迫力があります。
前走の愛知杯は、オークス以来10ヶ月半ぶりのレースであり、馬体重が24kgも増加していた影響か、道中の反応が鈍く、0.6秒差の6着と本来の力を発揮できませんでした。しかし、叩き2戦目となる今回は、ヴィクトリアマイルに向けて万全の状態で出走してくるでしょう。
ただし、今回の出走メンバーには、スウィープフィートと同じく追い込みを得意とする馬が多数います。そのため、展開によっては、持ち味である末脚を活かせない可能性も考慮しておく必要があります。
▲ボンドガール
【阪神牝馬S】ボンドガール、惜敗続きに終止符を打つか
ボンドガールは、その名の通り、美しくも力強い走りを見せる牝馬です。これまでに重賞レースに7回出走し、NHKマイルでの大敗を除けば、常に上位争いを繰り広げています。しかし、その実力とは裏腹に、未だに1勝馬という事実は、陣営にとっても、ファンにとっても、もどかしいものでしょう。
今回の阪神コースはボンドガールにとって初挑戦となります。また、過去の持ちタイムを見ると、今回のレースで求められるであろう高速決着に対応できるのか、という懸念も残ります。先週の大阪杯では、ベラジオオペラがレコードタイムを叩き出し、阪神競馬場の馬場状態の良さを証明しました。内回りと外回りのコースの違いはあれど、高速馬場であることに変わりはなく、今回のレースも時計勝負になる可能性が高いでしょう。
ボンドガールが、その秘めたる能力を解放し、待望の2勝目を挙げることができるのか。それとも、高速馬場と阪神コースへの適性が問われるレースとなるのか。注目のレースとなりそうです。
阪神牝馬S芝1600mG2【予想】
◎ドゥアイズ
◯スウィープフィート
▲ボンドガール
△ビヨンドザヴァレー
✕ウンブライル