ランスオブカオス、渾身の末脚で初の重賞制覇!波乱のチャーチルダウンズCを制す

2025年4月5日(土)、阪神競馬場で行われた伝統の重賞、チャーチルダウンズカップ(G3)。激しい先行争いから一転、直線では各馬が壮絶な追い比べを演じる波乱の展開となった。そんな中、鮮やかな末脚を繰り出したのは伏兵ランスオブカオス。鞍上の吉村誠之助騎手の渾身の騎乗に応え、見事初の重賞タイトルを掴み取った。2着には粘りを見せたアルテヴェローチェ、そして3着には8番人気の伏兵ミニトランザットが強烈な追い込みで食い込んだ。3連単は8,180円の波乱決着となったこのレースを、詳細なレース展開と騎手の好騎乗を振り返る。

3連単/8,180円的中!!

3着◎ミニトランザット(8番人気)

チャーチルダウンズC

2025/4/5(土) 2回阪神3日 11R
チャーチルダウンズC G3
3歳オープン 馬齢 良
芝右1600m (Bコース) 11頭
着順
1着◯ランスオブカオス
2着▲アルテヴェローチェ
3着◎ミニトランザット
4着△スリールミニョン
5着✕モンテシート
2025年4月5日
阪神11R チャーチルダウンズカップ(G3)
* 単勝: 7番 300円
* 複勝:
* 7番 120円
* 6番 120円
* 5番 360円
* 枠連: 6-6 430円
* 馬連: 6-7 410円
* 馬単: 7-6 900円
* ワイド:
* 6-7 200円
* 5-7 950円
* 5-6 1,000円
* 3連複: 5-6-7 2,390円
* 3連単: 7-6-5 8,180円

レース回顧

渾身の末脚炸裂!ランスオブカオス、初の重賞タイトルを掴む!

スタート直後、外のツーエムクロノスと内のフォルテムが激しい先行争いを繰り広げ、レースのペースを一気に引き上げる。3~4コーナーの中間地点では、モンテシートも加わり、先頭集団は三つ巴の様相を呈した。
迎えた直線、残り200mの標識を過ぎたあたりで、モンテシートとツーエムクロノスの狭いスペースを、ランスオブカオス鞍上の吉村誠之助騎手が強引にこじ開ける。渾身の気合を込めた追い込みに、観衆の視線は一点に集中した。
外からはアルテヴェローチェがじわじわと差を詰めてくるものの、その勢いは届かない。後方からは、伏兵ミニトランザットが驚異的な末脚を発揮し、猛追を見せる。
しかし、先に抜け出したランスオブカオスの勢いは止まらない。吉村騎手の鬼気迫る騎乗に応え、見事先頭でゴール板を駆け抜けた。初の重賞制覇の瞬間、吉村騎手が小さく左の拳を握り締めた姿は、喜びと安堵に満ち溢れ、清々しい感動を呼んだ。
2着には最後まで粘りを見せたアルテヴェローチェ、3着にはアタマ差で◎ミニトランザットが続いた。
外枠から積極的に先行争いに加わったモンテシートは、厳しい流れの中で粘りを見せるも5着に終わったが、その果敢なレース運びは高く評価できるだろう。
このレースは、ランスオブカオスの吉村誠之助騎手による、大胆かつ繊細な騎乗が光った一戦と言える。初の重賞タイトル獲得は、今後の更なる飛躍を予感させるものであり、記憶に残るレースとなった。
レースラップ
34,4-23,6-34,2=1,32,2
3歳以上重賞
35,5-23,6-34,3=1,33,4

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